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深刻化する野生動物の被害対策について考えるシンポジウムが19日、滋賀県東近江市山上町の永源寺地域産業振興会館で開かれた。獣害の現状やその原因について、各分野から報告された。
東近江市や猟友会でつくる東近江市野生動物保護管理対策協議会などが開いた。
協議会の委託を受けて調査した野生動物保護管理事務所(東京都)は、シカに発信器をつけた追跡調査と、シカの食害を説明。シカが増え、市内全域でシカが好む状態の植物が減り、畑などに出没している状況を示した。その上で、出没する時間帯が午後10時から翌日の明け方であることや、集落までのルートが決まっていることなどを示し、出現場所を特定したサクの設置などの必要性を指摘した。
植生と野生動物のかかわりを研究する、野間直彦県立大講師は、集落と山の間の雑木林を伐採し、緩衝帯を設けたことで、野生獣の行動域が変化した事例を挙げ「人が里山とかかわることが大切だ」と話した。
京都新聞
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