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【101031】「シシ垣」保存へサミット

2010年11月08日 | 獣害-研修・シンポ他
シシ垣の全国サミット開催の記事。

早いですねぇ、もう3回目!!
まだまだ埋もれているシシ垣が全国にはあるのでしょうねぇ。

かくいう私が関わっている集落でも、シシ垣の残骸が山中にあります。
これに手をつけていきたいと想いつつ、まだ実現に至っていません。

全国サミットの刺激を頂きつつ、この集落でも来年にはスポットを当ててみたいなぁ。

~ 転載 ~

 中国地方最大級のシシ垣の遺構がある呉市安浦町で11月27、28の両日、「シシ垣サミット」が開かれる。全国の研究者たちでつくるシシ垣ネットワーク(代表・高橋春成奈良大教授)などの主催で3回目。中国地方では初となる。講演や研究発表、見学会があり貴重な文化遺産をアピールする。

 シシ垣は、イノシシやシカなどの害獣が田畑に侵入するのを防ぐ構造物。野呂山の南東のふもとにある安浦町内平地区には、集落を囲むように、裏山の約4キロにわたって江戸時代築造の石垣の遺構が残っている。

 サミットは初日の27日、午後1時から安浦公民館で、代表の高橋教授や矢ケ崎孝雄金沢大名誉教授がシシ垣保存の意義などを講演。佐竹昭広島大大学院教授や安浦町内の研究家福本俊彦さん(73)たちが、安浦のシシ垣の歴史や現状などを報告する。広島大大学院生や福井県の研究者たちの研究発表もあり、無料で一般参加できる。28日は、ネットワークのメンバー限定で遺構を見学する。

 ネットワークは全国のシシ垣を文化的景観として守る目的などで設立。2008年に滋賀県で初サミットを開き、昨年は香川県小豆島で2回目を開いた。今回は、福本さんたち地元有志が実行委を設立し、主催に加わる。福本さんは「貴重な文化遺産だが地元でも知られていない。広くPRし保存につなげたい」と話している。

中国新聞


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