電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2006年2月24日(金) ビーニャデルマルの日本人宿

2011年02月24日 | '06南米旅行記
南米チリ・ビーニャデルマル
ゆっくり起床。シャワーを浴びる。
今日サンチアゴ観光にするか、ビーニャデルマルに行くか悩むが、サンチアゴはイースター島から帰ってきてからも観光できるし、いったん海鮮の町ビーニャに行くことに。

チェックアウトタイム11:30AM間際の11:15AMに宿を出る。
LosHeroes駅の地下鉄からバス停のあるUniversiad de Santiago駅に行き、ビーニャ行きのバスチケットを購入。
ターミナルの売店でエンパナーダを買い食べ、10分ほど待つバスが来た。なんというかチリは時間にしっかりしているし安心だ。
11:55AMバスに乗り、すぐ寝る。

1:40PM頃、ビーニャデルマルのターミナルに到着。
外へ出て歩く。町散策をしたいのは山々だが、今日は宿として汐見荘に宿泊する。そこは町から3kmほど離れている。「地球の歩き方」にAlvares通りから86、88番のコレクティーボに乗ると書いてあり、さっそくその道に行くが・・・そこは一方通行の道で汐見荘へ向かう方向とは反対方向。いいかげんな情報書きやがって。
反対側の大きな道に行き、86、88番のコレクティーボが通らないかしばらく待つが来ない。バスに適当に乗っても3kmほどの距離だと憶測で乗るわけにも行かない。

インフォメーションが近くにあるのでそこで聞いてみようということで歩き出す(今思えば宿に電話すれば良かったのだが)。
するとタクシー乗り場があり運転手が声をかけてきた。
宿の住所を見せると、すぐに分かった顔。いくらか聞くと何か数字をスペイン語で言っている。聞き取った数字が350だったのでそれを紙に書いて見せると「Si(イエス)」とうなずく。なにか怪しいのでバックパックをトランクには入れさせず、助手席に置く。車に乗ってサイド紙を見せて確認。彼はうなずく。

安心して乗り、7分くらいで到着。
到着して小銭でちゃらちゃら350ペソを渡そうとすると、彼のポケットから1000札を出し、違う違う3000ペソだという。あぁまたか・・・。さっき自分が書いた350を見せる。
するとペンを取り上げその下に3000を書く。さらにレシート(機械で出てくる紙)を見せてくる。強い口調(日本語と英語)で抗議で応戦。
荷物を強引に降ろす。すると運転手は逃げるように汐見荘の玄関に行きチャイムを鳴らす。
この宿は看板などをだしておらず外観は普通の家のよう。だが彼がここが宿だと知っているかのようだ、何回も来たことあるのか、それともただガイドブックを見せてつれてきているので宿だと判断したのか分からないが。
チャイムで少し運転手は中の人間と話、ひとり優しげな日本人の年配の方(宿のオーナー山岸さん)が出てきた。
運転手が彼に何か言っている。山岸さんに状況を聞かれ答える。彼はスペイン語で僕にもともと正規の値段を言ったんだ、と主張。
だいたい最初の接触からこちらがスペイン語わからないことは運転手は分かっているし、その確認で乗る前に紙に書いて確認したんだ。
自分は運転手に350の数字を見せしばらく抗議。
しかし、運転手は山岸さんにしか話そうとしない(スペイン語で話すので当たり前といえばそうだが)。
これから泊まろうとする宿のオーナーに迷惑がかかるのも嫌なので結局払った。運転手の態度からはじめからしらばくれるつもりだったのは間違いない。
しかし、悔しいなぁ。たかが日本円に直すと600円くらいなものなのだが、根負け。

南米チリ・ビーニャデルマル汐見荘

南米チリ・ビーニャデルマル汐見荘

南米チリ・ビーニャデルマル汐見荘
宿の建物は手前は普通の家のよう。奥が客室の建物で中庭があってマッタリ出来そう。共有スペースには日本の本がたくさんキッチンは狭いが必要なものはそろっている。
一通り壁に貼られている地図を見ながら、この周辺の説明を親切にしてもらう。

南米チリ・ビーニャデルマル

南米チリ・ビーニャデルマル
一息ついてから、町を散策。
さすが金持ちの避暑地。別荘らしきリッチな建物が立ち並ぶ。小さい八百屋とかパン屋とかもあっていい感じの町だ。
日本語が使えるというインターネットを宿でメモしておいたのでそこで二時間もネット。今まで読むだけはしてきたが久々の日本語で書き込むことが出来るのでブログの返事書きやmixiの日記更新、メールの返事書きなど。
パン屋でパンを購入。

南米チリ・ビーニャデルマル

南米チリ・ビーニャデルマル
一端宿に戻る。宿にいる日本人で明日の朝 市場に買い物に行く約束をする。ちょうど自分も翌朝行きたかっただけに楽しみだ。
しばらく宿で過ごし、夕焼け空になったので再び外へでて、今度は海沿いを歩く。

宿に戻ると8:50PMだった。日が長いので、まだ7時くらいの間隔だった。
僕を待っていたかのようで、すぐにリビングで翌朝の市場に行く予定を話し合いをした。
自分は夕食。サンチアゴで買っておいたたまねぎと宿にフリーでおいてあったコーンスープの元でスープスパ。

南米チリ・ビーニャデルマル
今日はここビーニャで大々的な音楽祭が行われている。それをサンチアゴで聞いていたが音楽祭という名前からなにかオーケストラなどのコンサートかと思ったら、世界中の多くの有名アーティストがスタジアムでコンサート。A-HAのTake on meなど 知った曲も。
しばらく宿の皆で観てから部屋へ。

部屋で同室の男性と宗教や神の話やら色々と熱く語り合い、結局寝たのは3:00AMくらいか・・・。



※1チリペソ=0.2円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。