電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2006年2月16日(木) ラパスもったいない一日

2011年02月16日 | '06南米旅行記
ペルー・ボリビア・ラパス ハンバーガー
朝 起きてみると隣のベッドに寝ていたのは女性だった。昨日の昼に見たときベッドの周りの荷物の散らかし具合から判断し、てっきり男だと思っていた。まだ寝ているがすごい寝相だ・・・。
パッキングして荷物を預けチェックアウト。

今日ウユニ行きのバスがちゃんと出るかどうかPANASUR(←記憶あいまい)のオフィスに電話をかけようとするが誰もでない。それを見たレセプションの女性が電話してくれた。今日は大丈夫のこと、タダかと思っていたら1Bsちゃっかり徴収。

外に出て広場の横の屋台がならんでいるところに行き、そのメルカドで地元民しかいないような小さな食堂が並んでいるところで、たまねぎと肉を鍋でいためていたのを覗いていたら「入れ入れっ」と誘われハンバーガーを食す。

ペルー・ボリビア・ラパス
そういえば今までボリビアではマクドナルドを見ていないなぁ。露店でハンバーガー(2.5Bs)とか普通に売っているから必要ないけど。

外へ出てサルティーヤ(2Bs)。一口食べ、並んでいるソースやらトマト・玉ねぎのみじん切りなどを乗せながら食べる。食べているとガリッと硬い感触。なにか金属的な硬さ、まったくぅ・・・と思い ポイっとゴミ箱へ捨てる。
次にすぐそばのミックスジュース屋でバナナとパパイヤのブレンド(1.5Bs)。ちゃんと二杯目(半分くらい)もくれる。

一端、宿に戻ろうと歩いていると歯に違和感・・・?宿のバスルームの鏡で見てみると・・・右の下の奥歯の銀の詰め物が取れている・・・。さっきのサルティーヤの「硬いもの」はこれだったんだ・・・。うーん、どうしよ。
ちょうどニムラ君がいたのでそのことを話すと、「ここラパスに日本語が通じる歯医者があるらしいっスよ」とのこと。彼の持っている古い「地球の歩き方」にそれは載っていた。「僕もちょうど歯石を取ってもらおうかなぁって思っていたところなんすよ」と言ってくれたので一緒に行くことに。とりあえず仮詰めだけしてもらって穴を埋めてもらうつもり。

載っている住所をメモし、レセプションの女性が教えてくれたのはルルイ広場(←?)の近くのところ。そこへ行く前に朝のサルティーヤ屋のゴミ箱を銀の詰め物が無いか あさってみる。ジェスチャーでおばさんも状況が分かってくれたが人気店なのでかなり頻繁にゴミ箱のごみ袋は交換しているらしい。

二人で地図にのっている場所近くに行ってみて探すがみあたらない。
薬屋のおばさんに聞いてみると、どうやら同じ道の名前でもAv(アベニュー)とカリ(?)という違いがあるらしい。ニムラ君が「島旅行者」というところに日本語が出来るおばさんがいるので一応そこで具体的な場所をたずねてみようということになり伺う。いい感じのマダムなおばさんがいた。親切にいろいろ答えてくれた。
しかし、ラパスの歯医者というのは、大きな総合病院で午前中働き、夕方の4時くらいから自分の診療所をオープンさせるというシステムらしい。それだと今日のバスには間に合わない。
治療をとるかバスをとるか。ただでさえ昨日のラパス-オルーロ間の通行止めで一日無駄に延びたし、午後の診療も結構不確実・・・ということで治療は諦め。万が一のことを考え「仮詰め」のスペイン語だけ教えてもらっておいた。旅が終わるまでの一ヶ月、大丈夫だろうか。

ペルー・ボリビア・ラパス
宿に帰る途中、ポテトをすりつぶし揚げたような(見た目はたこ焼きのおおきなヤツ)ものを売っているおばさんの店がすごく繁盛していたので食す(1.5Bs)。美味いなぁ。

ペルー・ボリビア・ラパス ミックスジュース屋

ペルー・ボリビア・ラパス ミックスジュース屋
もう一度朝のミックスジュース屋でジュース。

宿に帰ったのは1:00PM。
リビングでまったり時間を過ごし、バスターミナルへ向かう。

昨日さんざんひったくりやらの話をきいたので、広場のそばまで行きTERMINALの表示があるコレクティーボに乗りバスターミナルへ(1Bs)。
すぐさまPANASURの窓口へ。今日はちゃんと出発する、と安心したのもつかの間、出発は3:30PMではなく今日は5:30PM発でオルーロでの乗り換えなしで直通でいくらしい。というか昨日チケットの変更の時にそれを言え。
朝チェックアウト時にホテルの女の子が電話してくれた時にチケットの時間の所を指差し何か言っていたのでもしかしたらそのときに言っていたかもしれないが後の祭り。何人かのヨーロピアンも窓口に顔を出している。被害者は自分だけじゃないようだ。
今は2:45PM頃、あと2時間半もあるが宿に帰ったりするのもメンドクサイ。ガイドブックや小説を読んだりして、ひたすらターミナルで待つ。

出発の5:30PMにあわせ、外の露店でサルティーヤ(?)(1Bs)を食べ、トイレにも行き準備万端。
しかしなかなかバスが出発する様子が無い。窓口に行くともう少しという。

結局バスの乗車したのは6:00PM。ここのバスターミナルにウユニ行きとだしている会社は3社あったと思うが、他の窓口にいたヨーロピアンも結局は同じバスになった。窓側だと指定した席に男が座っている。彼のチケットを見ると自分と同じ番号。ちょうどPANASURUの窓口の男がいたのでチケットを見せながら抗議すると、席の番号をニヤニヤしながら通路側に変えやがった!まったくぅ・・・。

このラパス→ウユニのバス路線は盗難が多発している。ノートパソコンも入れたサブバックは前の席の足掛けにチェーンでくくりつける。カメラが入っているミニかばんはジーパンとカラビナで連結。両方ともチャックに鍵もかけた。抜かりはない。
しかし想像していたよりもバスは綺麗だし、乗客も8割くらいツーリストだ。それほど心配することも無いかも。バスは走り出したらまったく停まらない。一端オルーロらしきターミナルに停まったのでバスを降り、トイレを探すが閉まっている・・・。我慢するしかない・・・。
オルーロ-ウユニ間は道が悪く酔う人が続出という情報を得ていたのでナスカのセスナ対策としてもってきていた乗り物酔いの薬を服用。しかしすぐに寝てしまったので効果があったかどうか。
席はかなりの角度リクライニングできぐっすり眠れた。



※1Bs=15円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。