電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2006年2月15日(水) 月の谷と予定変更

2011年02月15日 | '06南米旅行記
ボリビア・ラパス
6:30AM頃 外の車の音がうるさくて 一端 目が覚めるが、二度寝。
7:30AM頃起床。ドミトリーが真っ暗な中、気を使いながらパッキング。

ボリビア・ラパス
8:00AM、チェックアウトして、バックパックを預けて宿を出る。

ボリビア・ラパス

ボリビア・ラパス
広場の路上で売っていた揚げ餃子のようなものを購入(1.5Bs)。中から肉汁が出てきて、美味い。

ボリビア・ラパス
食べ終わり、歩いているとまたスポンジパンのようなものが売っていて購入(0.5Bs)。ラパスは露店がたくさんあって、ついつい買ってしまう。
歩いて学生広場というところまで行き、そこで「月の谷」行きの「11番」の黄色いバスを拾うつもりだったが。いくら待っても来ない。またガイドブックにだまされたかと思っていたら、近くにちょうどツーリストインフォメーションがあったので入って尋ねると、そことは全然違う、宿に近い場所から「253番」のバスが出ているからそこまで行きなさい、とのこと。

ボリビア・ラパス
もと来た道を、辺りを走るバスの番号を注意しながら歩いていると、11番の番号を掲げたバスが通ったので、瞬時に乗り込む。ちゃんと月の谷に行くか確認(多分1.8Bs)、OKのようだ。

ボリビア・ラパス月の谷
40分後の10:30AM、月の谷に到着。
入場料が15Bsなのだが20Bs札を払ったはずだが15Bs返ってきた、儲け。

ボリビア・ラパス月の谷

ボリビア・ラパス月の谷
なぜか一端、地下道をくぐり月の谷へ。ここは矢のようにとがった奇岩が広範囲に広がっているところ。奇岩好きにはたまりません。観光客はペルー人らしきカップルが二組いるだけ。人気が無いのか・・・?

ボリビア・ラパス月の谷

ボリビア・ラパス月の谷
同じような写真を撮りまくって満喫しながら歩く。真ん中にアイコンのように一本たっているのがトルコのカッパドキアっぽい。

ちょうど一時間楽しんで、11:30AM、外にでる。待っていてやってきた黄色い11番をつけたバスに乗ると、ここへくるときに乗ったバスと同じ運転手だった。
再び40分くらい乗って学生広場で下りる。

ボリビア・ラパス
下りて少し歩いたところの店で昼食としてハンバーガー(7.5Bs)。

ボリビア・ラパス

ボリビア・ラパス
まだ歩いてないルリリ広場のあたりに向かっているとおもちゃ屋が。中はドラゴンボールや るろうに剣心などのフィギュアなどがあった。

ボリビア・ラパス

ボリビア・ラパス

ボリビア・ラパス

ボリビア・ラパス

ボリビア・ラパス
広場北西の○○通り(名前忘れた)の雰囲気のいい通りなどを散策し、メルカドネグロなどにも顔を出したりした。

宿に帰り、荷物を回収し、宿を出ようとしたところ、入口の旅行会社の女性が「これからどこにいくんだ?」と聞くので「ウユニ」と答えると「今日はバスはそのストップだ、だから荷物をここへ預けて、バスターミナルへ行ってお金を返してもらってきなさい」という。なにか事故か土砂崩れらしい。だめもとで荷物を持ったまま歩いてバスターミナルへ。窓口に聞くとやはり今日はダメとのこと。

昨日チケット買うときに会ったヨーロピアンの兄ちゃんもちょうど一緒になった、彼はそれを聞くとすぐさま帰っていった、あっさりしてるなぁ。自分はいつもぎりぎりにならないといろいろ決めれないタイプの人間だし、よくバスなどにもぎりぎり滑り込むことが多かった。リマとナスカでは余裕にバスターミナルに行くと出発一時間遅れ。アレキパではタクシーで送ってもらったバスターミナルが別のところで慌てる。クスコからアグアスに向かう列車は当日買いに行って思っていたチケットが買えず、プーノ行きの列車も当日の朝で横はいりさせてもらって購入。プーノでは、宿代のお金がなくATMい行ったりしていたらなんとかギリギリ乗れたなど。
だが今回は前日にチケットを買いに行き、今日の午前は観光を満喫、余裕でバスターミナルに行けたらと思ったら、バスが中止・・・。南米はうまくいかない。まぁ今までは自分が悪いのだが。ここで一日延びるならプーノでもう一日パレードを見ておけばよかったな。

チケットを明日の分のものに変更。想定外でラパスに延泊することになってしまったのでターミナルの端にある両替所で20ドルを160Bsに変換。再び歩いて宿に向かう。

今度はサンタクルスに泊まろうかと思い、行ってみるがまた満室。リビングで情報ノートを読む。ノートを読み終え出ようとしたところ、あるヨーロピアンが入ってきた。見るとオリャイタンタンボなどで会ったフランス人の男だ。これで何回目の再会だ?
オリャイタンタンボ行きのバスで会い、当然次のアグアスカリエンテスで会い、コパカバーナの国境でも出会い、そして今日。ギターを持った粋な男だ。
ここがフルなので一緒にエルソラリオに向かう。ここで初めて名前を聞く。レミと聞こえた。彼はここは予算に合わないと言って他に行った。またどこかで会うかな。

再度ドミトリーにチェックイン。本当はシングルなどに泊まってゆっくりしたかったが無いらしい。ラパスを満喫するつもりで今日歩きまくったのでもう街散策などする気力も無く、ベッドでしばらくボーとする。
このままでは悔しいので、いままで移動や雨続きで洗えなかった長袖やタオルなどを一挙に洗う。屋上でオケを借りて3階の洗面所でひたすら手洗い。このホテルで洗濯を頼むと1kgあたり6Bsもする。

干した後、外へ夕食に出かけようとすると階段を上がってくる男が。クスコの八幡で会った名古屋人ニムラ君だ。レセプションの前のソファでいろいろお話。そうしていると今度ドレッドヘアの日本人が上がってきて、僕たちを見るなり「今 タクシー詐欺に会ったよぉ」とのこと。

聞くとコパカバーナからここラパスに着き、バスターミナルにいた客引きのタクシーに乗ったら、他に客が乗ってきて少し走ったらポリスと称する男に止められ、お金を見せるなど要求、同乗のの男たちがそれにしたがい(実はグル)、ドレッドヘアの日本人はクレジットカードを取られてしまったらしい。暗証番号も無理やり聞きだそうとしたが適当な番号を答えたとのこと。

ついちょっと前にサンタクルスの情報ノートで見た手口そのままだった(情報ノートではオルーロのバス停でのこと)。彼がクスコで会った日本人も首絞め強盗にあったらしく、サンタクルスの情報ノートでここのラパスで唾賭け強盗などいろいろ被害を受けた人の情報などいろいろ書いてあって、ガイドブックが必要以上に被害を書き立てていて「本の中の話」かと思っていたのだが。
街中で昨日おばちゃんが「あんたカメラをしっかりしまいなさい(スペイン語で多分そう言っている)」などと言われたりしていた。自分はでかいカメラを街中で平気で出していたり危ないといわれているバスターミナルでも荷物を背負ってよろよろ出かけたし・・・。ドレッドヘアの男は結構ガタイがいいが、自分など背が小さく狙われやすいはずなのだがいままで旅で大して被害にあっていない。あるとすればネパール国境からインドバラナシに向かうバスでお金をおどしとられたくらいか・・・。運が良かった・・・か、それとも自分でも気がつかないが他人からは警戒しているように見えるのだろうか。まあ、これから気をつけよう。

ニムラ君と二人で夕食を食べに行く。「地球の歩き方」に載っていた○○というレストランへ行く。自分は鳥のから揚げ(20Bs)、ニムラ君は牛タンの煮込み(30Bs)。料理が出てきたらものすごいボリューム。カメラを持ってこなかったのが悔やまれる。でっかいから揚げが4つ。ごはんはなぜかピラフ、そしてお決まりのポテト。味はうまかったけどあまりに多い、結局残した。

宿に帰り、ノートパソコンで日記を書きたかったので一階のテレビのある部屋で日記を書く。数行書いたところで、日本人の女性(30歳くらい)が近くに来たので「こんにちは」と挨拶したら、話が止まらない・・・。妹と旅行しているらしく話が延々つづく・・・。話そのものはそれなりにおもしろかったのだが、結局まともに日記がかけなかった・・・。

なんか今日は色々ついてないな。




※1Bs=15円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。

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