電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2006年2月3日(金) セスナでナスカ

2011年02月03日 | '06南米旅行記
ペルー・ナスカの宿

ペルー・ナスカの宿
7:20AM頃、起床。
ちゃんと予定通り8:00AMにセスナ観光のピックアップがくる。

30秒ほど車を走らせ別の宿の男二人女二人をピックアップ。片方はデンマークのカップル。もう片方はイギリス人。
このピックアップを待っている間、日本で買って用意しておいた酔い止めの薬を服用。南米に来る前にブログ等でナスカの地上絵をセスナで見る際に乗り物酔いをした人が多かった為だ。

ペルー・ナスカ セスナ飛行場
車を走らせ8:40AM頃、飛行場に到着。
昨日の説明だと最初に30分 地上絵の説明をしてから飛行する、ということだったはずだが、到着早々すぐに目の前に止まっているセスナに乗り込むように言われる。
うぅ、酔い止めの薬は乗り物に乗る前30分前と書いてあったが、ちょっと効用が始まる前のような・・・。

ペルー・ナスカ セスナ
6人乗りの小さいセスナ。2人×3の座席、これだとすべての人が左右からちゃんと地上絵が見れる。
運転手とイギリス人の女性の一人は通常の2倍ほどの体重のようだが大丈夫なんだろうか。

ペルー・ナスカ セスナ
セスナを乗るなんて初めてだ。なぜかヘッドフォンをするように言われる、これはよほどうるさいから耳栓の代わりかと思ったら、実際はパイロットから「今 下にサルの絵があるよ」などという指示を聴くためのものだった。

ペルー・ナスカ セスナからの眺め
どの絵も自分が乗っている左側から見えやすいように旋回。
しかしパイロットは左側のときには何も言わず、自分と反対側の右側が見える時ににあそこだと指示をする。でもちゃんと自分で全部みつけられたからいいや。探す面白さも味わえた。

ペルー・ナスカの地上絵 猿サル

ペルー・ナスカの地上絵 コンドル

ペルー・ナスカの地上絵 蜘蛛クモ

ペルー・ナスカの地上絵 ハチドリ
ネットの評判とかだと地上絵の線が薄い(見え辛い)とか小さいとかいうちょっと愚痴っぽくかかれていることとかあったけど、このセスナが結構低く飛んでくれたのだろうか、まったく問題ない。

ペルー・ナスカの地上絵 宇宙人ガチャピン
広角レンズしか持っていない望遠側の足りないレンズなので一応旧コンパクトデジカメで撮影しようとしたがそんな心配もなかった。というかそのコンパクトデジカメで一枚ガチャピン(通常は 宇宙人と呼ばれているもの)を撮ったらなぜか内部データが飛びデータが壊れたなどと警告が出て役に立たなかった。もうこのデジカメもおしまいか・・・?

なにやら変な匂いがすると思ったら僕の隣の女性がゲロ袋に吐いていた。ぐるーっと旋回する時、ふわっと一瞬落ちる時など 気持ち悪くなる要素があったが、自分は楽しみの方が上回っていたようだ。それともなんとか酔い止めの効き目が間に合ったか。
最初に渡された地上絵の地図に載っていない絵もたくさん見ることができた。なかなか良かった。

セスナを降り、小さい建物でナスカに関するビデオを30分くらい見る。
帰りは行きと違いなぜか小さい車が迎えに来る。当然でかいイギリス人ねーちゃんは助手席で残りの4人で後部座席。

宿に帰ったら予定通り10:00AM。次のお墓ツアーが11:00AMから始まるので宿のラウンジでグダァとしていると、ある男が声をかけてくる。日本語で「お墓」と言っている。いや、自分はもうすでにツアー申し込んだから売り込んでも無駄だよと伝える。
チケットを見せろというので、嫌々見せると、車に乗れという。えぇ怪しい。男も数単語だが日本語を発するところから判断すると余計に怪しさ抜群。
全然別の場所に連れて行かれるかついていった後、ツアー代をとられるかどちらかと思った。
頑なに拒むが、宿の主人も一緒になってこれだと言うし、ガイドの免許見せろとジェスチャーで示すと、確かに免許は本物っぽい。乗れといっていた車から老夫婦が出てきた。Cemeteryに行く?と聞くとYESとのこと。なら、大丈夫かな。車に乗り込んだ。
しばらく走ったところでコロンビア人のカップルも乗りお墓へ。

ペルー・ナスカ お墓

ペルー・ナスカ お墓
着いたところは井戸のように石組みし地下空間を作ったところに頭蓋骨やミイラ?が安置してある。一応簡単な屋根がかかっている。
ガイドは4人にスペイン語で説明し、自分には「友達ぃ」といったあと英語で説明。そのお墓が10箇所くらいあっただけ。

ペルー・ナスカ お土産

ペルー・ナスカ お土産

ペルー・ナスカ お土産
帰りは陶器のお店で実演販売。もちろん買わない。うーんこのツアーは微妙だったかな。

ペルー・ナスカ バスターミナル
ホテルに帰り、歩いてオルメーニョの事務所へ。
本当はシバか何とかクルスにしようと思っていたが、結局看板が大きくオフィスが一番きれいだったオルメーニョに行く。値段と時間を確認し数社比較するつもりだったが、カウンターの男の対応が良かったので、つい即購入(15USD+2sol)。

ペルー・ナスカの町

ペルー・ナスカ 南米料理ロモサルダード
昼食は地球の歩き方に紹介されている ?というお店へ。
量が多くて最後は残さず食べるのはつらかったけどうまかった。
ここで日本人が一人いて、僕とほぼ同じ日程で旅するらしい。彼もパタゴニアに行きたいようで、次のアレキパには泊まらずクスコに向かうらしい。自分はアレキパに宿泊する予定だったがなんだか自分の予定の立て方が甘いように思えて、少しあせった。

かなりの時間この店でまったり。アルマス広場のベンチでもまったり。ホテルに帰りラウンジの長椅子でずうずうしく横になり仮眠。奥の中庭でもまったり・・・というか時間余りすぎ。
昨日暗かったので気づかなかったが10solの部屋は結構狭くて雰囲気よくない。シャワーとトイレもちょっと・・・。昨日泊まったバスルーム付の部屋で良かった。
雨の降らないナスカの筈が、パラパラと雨も降った。

8:30pm頃 宿を出てバス停に行く。ターミナルで待つが予定の時間を二時間(だったかな?)も遅れることになる。



※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。


<関連記事>

ナスガママ