電気羊に旅を

「東南アジア一人旅32日」からブログタイトルを変更。東南アジア・中国・ネパール・インドの旅日記あり。南米ネタを公開中

2006年2月6日(月) 初めての乗馬 ~サクサイワマン乗馬ツアー~

2011年02月06日 | '06南米旅行記
ペルー・クスコ 猫
8:00AM頃 起床。庭にいたネコの写真を撮っていたり、うだうだしていたら9:30AMになっていた。

宿を出て情報ノートに書かれていたツアーオフィスへ。
今日は、サクサイワマンに行くつもり、評判の乗馬ツアーに参加することにした。
近郊の遺跡を馬に乗って巡るツアーで25sol。9時からのツアーがあったが時すでに遅し、遅起きを後悔。1PMからのツアーを申し込む。
レシートに名前などを記入していたときにそういえば値切ってないやと思いダメもとで「23sol(805円)?」と言うとあっさりOK。もっと下がったかな。

ペルー・クスコ パン屋
アルマス広場から南西にある市場へ。
入り口でパンを売るおばさんが声をかけてきた。聞くとたったの0.20sol(7円)だったので購入。ペルーのパンは甘くておいしい。

ペルー・クスコ 市場

ペルー・クスコ 市場

ペルー・クスコ 市場
パンをかじりながら市場の中へ。
ここは面白い、いろいろなものが売られている。雑然としているようだが、業種(?)別にしっかりと区画されている。ジュース屋・花屋・チーズ屋・チョコレート屋・肉屋・魚屋・パン屋・雑貨などなど、奥には食堂が並ぶ。
観光客のいない中を一人、大きなカメラを構えてパシャパシャと撮りまくる。
パン屋でマフィンのようなものを買い、ミックスジュース屋へ。

ペルー・クスコ 市場
観光客っぽい自分を見ると、店のおねーちゃんやらおばちゃんやらがいっせいに手招き。ジュース屋だけで4列くらい並んでいる。どこも値段は一緒。その中で愛嬌のいいおねーちゃんの店に決定。ミックスジュース1.5sol(52円)。

ペルー・クスコ 市場

ペルー・クスコ 市場
一杯飲んでからのコップを置くと、ミキサーに余った残りの分も入れてくれた、というか丸々2杯分。ねーちゃんは英語が少しできていろいろ会話できて楽しかった。
リマとかナスカで「名前は?」と聞かれ「フジモリ」と答えると結構受けたのだが、このねーちゃんは全く反応なし、フジモリ前大統領を知らないのだろうか。

ペルー・クスコ 水掛祭り
外に出ると子供が寄ってきたので撮影。すると遠くから別の子が水鉄砲でその子達に水をかけてきて、少しかかった。
今は水掛祭りの期間、町中で水を掛け合っている子供たちがいる。向こうは楽しそうなのだが、デジカメを抱えているこっちはビクビクものだ。

ペルー・クスコ コリカンチャ博物館 頭部が長い頭蓋骨
コリカンチャ博物館に行く。
ここは周遊券が使える。外科手術後(?)の頭蓋骨に穴が開いているもの以外はたいしたものはない。

アルマス広場北のサンブラス教会の近くのLaBodegolレストランというところのランチが5solでおいしいと八幡の情報ノートに書いてあったので向かうがなかなか見つからず、到着したときには12:10。
店は小さいがおしゃれな感じ。メニューを見せてもらうが5solのランチらしきものがない。6solのそれっぽいセットを注文。
僕より前に店にいたヨーロッパ人の老人達4人がいたのだが、なんだかずいぶん待たされている雰囲気。コックのおっちゃんが外に出て行ったり、このままでツアーに間に合わないので、注文を断り、ツアーオフィスに向かう。

途中の雰囲気のいいパン屋でピザ風のパン(1sol)を購入。食べ歩きながらオフィスへ。

12:40PM、時間には間に合ったが、ツアーの迎えが来ないらしい。その間に宿に忘れたメモリーカードを取りに行き戻るが、まだこない。

結局1:10PM、ツアーの男が来て、少し歩いて車に乗り込む。すでに一人体の大きいデンマーク人がいた。少し走りイギリス人の男をピックアップ。二人とも人がよさそうで安心した。

ペルー・クスコ近郊 乗馬
車を10分ほど走らせたところで降りる。ガイド・・・というか馬引き用の男を紹介した後、ピックアップの車は帰っていった。
自分は馬に乗るなんて初めて、むちゃくちゃどきどきしたが、案外すんなり乗れた。馬もおとなしいし、ちゃんと言うことを聞いてくれる。乗り心地も悪くない。
最初撮るつもりはなかったが、意外に安定しているので馬の上から何回も写真を撮った。

ペルー・クスコ近郊 乗馬

ペルー・クスコ近郊 乗馬ツアー
最初に降りたのはよくわからん遺跡?みたいなところ。

一端小さな村で休憩した後、プカ・プカラ。
そこにいた売り子からデンマーク人がオカリナを買っていた。いくらか聞くと一個1sol(35円)。安い。調子に乗って自分もひとつ購入。
デンマーク人はチケットを持っていないので遠くのオフィスに買いに行っていたりして時間がかかった。というか チケットチェックなんてしてないのだが・・・。
このデンマーク人はフィリップ。クスコに家族がいて、これからクスコで1ヶ月過ごすのだそうだ。乗馬や遺跡を登ったりするたびに「Good エクササイズ」を何度も言っていた。
イギリス人はニック。かなりたくさんのところを旅している。しかもペルー・アルゼンチン・ヨーロッパなど4回もひったくりにあったという被害常習者。なかなかいい男。

再び馬に乗り、別のツアーの二人とも一緒になる。平原のようなところを歩いたり、小川を越えたり、時々追い越し追い越されレースのような状態になったり、楽しかった。

ペルー・クスコ
月の神殿と呼ばれるところを回ったところですでに5時。ケンコー遺跡の近くで乗馬は終了。
フィリップが高山病のためか頭痛でつらそうな顔。
もう少し寒いし暗くなってきて、天気も悪いので三人とも今回のメイン・サクサイワマンはまた別の機会に個人で来るということに。イギリス人のニックは歩いてクスコに帰るといい、自分とフィリップは、タクシーでアルマス広場へ(8sol、自分は3sol払った)。

ペルー・クスコ RocotoRellenoロコトレジェーノ
一端宿に戻ろうかと思い宿までの道Procuradoresを歩いていると、次々に夕食の勧誘。
そういえば今日まともなもの食べてないので、しっかりと食べるか、と思い客引き二件目のレストランへ。
なんだかわからないがセットメニュー10sol(350円)のうたい文句に惹かれた。メニューがわからないのでメインのRocotoRellenoとミックスジュースだけ決めた後はお勧めで決めてもらった。

最初のナチョスについていた緑のやつが美味かった。次はスープに入った麺。次にワイン・ミックスジュース・RocotoRellenoと出てきた。というかメイン以外は汁物じゃないか・・・。それにワインは高山病で昨日体調崩したばかりなのでアルコールは良くない、二口だけ飲んだ。RocotoRellenoはアレキパで食べたものとは見た目が違う。ここは少し辛かった。アレキパの方が数段美味かった。
舌をひりひりさせ、ほろ酔いながら会計。店のねえちゃんがなにかスペイン語で言っている。わからない反応をすると紙にまで書いた。指差し会話帳で調べると「また明日来てね」とのこと。

ペルー・クスコの夜景ライトアップ

ペルー・クスコの夜景ライトアップ
宿に帰り、三脚をとり、念のためパスポートを宿に置き、ライトアップが美しいアルマス広場へ。
「地球の歩き方」に散々 夜は歩くなとか書いてあるが、アルマス広場や石垣の道などは人がたくさんいるし、何人かPOLICEが巡回しているし、全く不安はない。
堂々と三脚で夜景を撮影。なかなか三脚撮影は目立つようで通る人にじろじろ見られる。
三脚で撮影するのは今回が始めて、なかなかメンドクサイ。何枚か撮った後は結局ISO感度を上げて手持ちで撮影。

ちょうどメモリーカードが一杯になったので帰る。今日だけで300枚くらい撮っている。パソコンにすぐ落とせると思っているせいか撮りすぎだ。
宿に戻りパソコンにデータを落としていたら、シャワーが制限時間の9:00PMを過ぎてしまった。

日記を書いていると、雨が降ってきた。11:30PM頃就寝。



※1sol=35円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。


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