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人は一人きりで 始める旅がある
人は一人きりで 見つめる夢がある
だから淋しくなる だから逢いたくなる
とても愛しくなる とても大事になる
『ONE/遊佐未森』より
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僕は、一人旅が好きだ。
基本的に あれこれ他人に自分の行動を制限されるのが好きではないし、人に合わせるのが苦手だから・・・というのが理由のひとつ。
何処へ行くのか、何に乗るのか、何を食べるのか、誰と話すのか、何時起きるのか・・・
一人だと、なんでも自分で決められる。
なんでも自分で決めてきた。
そのことは、自分自身で旅を作っていく、思い出を作っていくという充実感を僕に与えてくれる。
だけど、寂しくなる時もある。
素晴らしい景色をみたり、美味しいものを食べたり、面白い出来事やトラブルに遭遇したり・・・
誰とも思い出を共有できない。
時々「一人」が「独り」に感じることがある。
西チベットでは、仲間と一緒にランクルをチャーターして13日間の旅をした。
今まで旅をしてきた中で、これだけ長い間、誰かと行動を共にしたのは他にない。
メンツも良かった。
リーダー的存在で頼りになるサンポさん。
いつも先のことを考え情報収集を欠かさないサダ氏。
宿でスカウトしてメンバーとなったムードメーカーなタクマ君。
ちょっぴり不安なことは4分の1に分け合って、楽しい思い出は4倍に。
仲間との旅もいいもんだ。
それに・・・
こんなことも出来るしっ!
写真1・3・4枚目[2005年 チベット・ある砂丘]
写真2枚目[2005年 中国・敦煌]