一端6:30AM目覚ましで起床。しかし二度寝をしてしまい、7:25AM頃起床。
慌ててパッキング。財布の中にチリペソが無かったが宿泊代の支払いはUSD払いでいけると思っていたのでレセプションでチェックアウト時に払おうとすると、断られる。両替屋で変えて来てとのこと。
慌てて町に出るがこの時間どこも閉まっている。広場近くにATMがあったことは把握していたので引き出しを試みるがやはりカードを受け付けない・・・。宿に戻りお金がゲットできない旨を伝えUSDで少し多めに支払おうとするが断固ダメ。バスオフィスなら出来るとのことなので走って行き、20USDを5100ペソに交換。レートが悪いがしかたない。
宿代を払い、バス停へ。
指定の番号の席に向かうとおっさんが座っていた。チケットを買うときに窓側で買ったし、ちゃんと表示も窓側だ。おっさんにあんた通路側だぞとジェスチャーで伝えても「ここ(通路側)座ればいいじゃん」と受け付けない。まあ、たった二時間程度の移動なのであきらめて通路側に座ると、今度は女性が私はここだとチケットを見せる。なぜかおっちゃんと同じ番号が被っている。女性が自分に抗議しかけたのでおっさんに強く言って窓側にやっと移ることが出来た。おっさんは頑として動かず、女性が立った状態でバスが出発。別の席の男が女性に席を譲っていた。
窓側ゲットは良かったが、眠いし、景色も荒涼とした退屈な景色が続くだけなので結局眠りこけ、気づいたら9:25AM、カラマの町にあっというまに到着した。
バスを降りる。
今日サンチアゴに行くバスに乗りたいがとにかくお金がないのでATMに。しかし、やはりカードが受け付けない。銀行のおっさんに操作を尋ねるが問題はないようだ。ちゃんと「PLUS」のステッカーが付いているのに・・・。おっさんがすぐそばCITIBANKにオフィスがあるからそこへ行けとのこと。歩いてすぐのところにそれがあり、ちゃんと英語の話せる女性が一人だけいた。非常に親切でいろいろ電話をかけてくれたりしたが、解決せず。モール・カラマと呼ばれるショッピングセンターがここから歩いて15分のところにありCITIBANKの本部?があるので、そこにいってみたらとのこと。
重たいバックパックを背負い、しだいに暑くなるなか歩いた。USDのT/Cが150ドルありそれを換金すれば今日はなんとかなるのだが、意地になっていた。
その前に、予約だけでもと駅そばのTurBusというバスオフィスに行きサンチアゴ行きを尋ねると「No(ノ!)」とあっけない返事。「マニャーナ(明日は?)」と言っても「No(ノ!)」・・・。このおばさんの後ろにちゃんとサンチアゴの名前と料金が書いてあるのに何でだよ!隣のPullman-Busに行くように指差す。行ってみて聞き対応したおばさんはすごく親切な印象だったが今日の分は無いとのこと・・・。
とりあえずお金だ と思い、ショッピングセンターへ。店とかがあるエリアから少し離れたところにそれがあった。すごく近代的で綺麗。たくさんの店が入っていて興味があったがさすがにバックパック背負ったまま入っていくわけにもいかない。一通り歩くがCITIBANKは見つからない。インフォメーションで聞き指差すほうに行くが見つからない、あきらめ切れず一応外に出てみると、それがあった。入って英語が話せる人を聞くと、一人女性が「pencil」「desk」「window」とか知っている単語を言って陽気に答える程度。
しばらくソファで待っていると、眼鏡をかけたいかにも上司っぽい男性が来て、一応それなりの英語で相談を聞いてくれた。ちょっとここのATMで実際に試して見なさいと言われ指示通りの項目を押しながら進むと・・・現金(100000ペソ)ゲット!何で?小さい事務所で周りの女性職員なども自分の状況が分かっていたようで、この光景を見て笑っていた。
ここはたまたま「English」と答える項目があったので分かりやすかったが今までのところはそれがなくスペイン語。適当に押していたからいけなかっただけなのか・・・?うーん。
外へ出た時は11:50AM。何やってんだか。
しかし一つ問題が解決したので町に向かう足取りも軽い。
この町には用が無いのでなんとしても今日行きたいので、「地球の歩き方」に載っていたFlotaBarriosやFronteraなどに歩いて行くが、サンチアゴ行きバス自体ないよう・・・。再びPullman-Busに行くと行列、並んでいる最中「サンチアゴ」の単語が客から聞こえ不安がよぎる。ひたすら待って明日の分を尋ねるとパソコンのモニタを見せてもらい「0(セロ)」「0(セロ)」「0(セロ)」・・・といわれる・・・。うーん。
だめもとでさっき対応悪かったので行くのは嫌だがTurBusへ。
ここでも行列。二つの窓口があり今度は別のお姉さんの方へ。そしたら明日の6:30PMのバスの席が取れた。でもバスの出発がここの前ではなく少し離れたところ。筆記体で住所を書いてくれたが読みづらい・・・。一文字づつ確認したかったが後ろに後ろの並んでいる客がせかすので聞けなかった。
出発まで時間があるのでなんとかなるかな。結局この町に宿泊するしかなくなったので宿へ。
メインストリートRamirez沿いにある「Hostal Splendid」へ。古いが清潔感はあるかな。おばちゃんもいい感じだが、キッチンが使えない(あるが従業員用のよう)。せっかく時間があるのにもったいないな。
町中を散策するがあまり面白い町じゃないなぁ。ピーチネクターの1.5リットルのジュース(840ペソ)と肉屋で肉詰めパンとチーズ入りパン(750ペソ)を買い宿で食べる。
DVD義経を見ていたら寝てしまった。
起きたら6:30PM。まだ外は明るいので少し散策して見つけたパン屋でピザとクリーム入りパン(450ペソ)を買う。なんか今日は無駄な一日を過ごしてしまったので(?)ビールでも飲むことに。お酒が売っている店がなかなか見つからなかったがミニスーパーのようなところで250ccのビンビールを購入(350ペソ)。
宿に帰って食べる。ビールは1リットルが700ペソくらい(←うろ覚え)で買えて割安で迷って小さいのにしたが後悔、ビールはすぐ飲み干してしまった。外国は特に大きなものほど割安になるので一人旅は損だ。DVDを観まくる。
※1チリペソ=0.2円として計算
※注)2011年にブログを更新してますが、コレは2006年の南米旅行記です。