ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

またまたはじめての体験 ~ 植木を切る ~

2011年10月20日 | 日々の出来事

 約20年間働いていたコンピューター業界(IT業界)から、1年の浪人生活(失業時代)を経て、全くの異業種であるエネルギー関連の会社(ガス会社)に転職してから1年が経過しました。

 今までは企業相手の仕事だったのですが、地域密着型のガス会社に勤務する事で、一般家庭への訪問、集金、工事、等の今までに経験した事のない仕事を、社会人になりたての20代前半の頃のようなフレッシュな気持ちで毎日こなしています。

 そんなはじめてづくしの体験の中に、新たな仕事が加わりました。それは『植木を切る仕事』です。

 私の勤める会社には、本社とは離れた場所(田舎)に、空になったガスボンベにガスを再充填する『充填所』と言う作業場があります。
 今年の夏から空いた時間はその充填所に手伝いに行っているのですが、先日、そこの所長に、

 「植木切っといてぇ~。丸くなってればいいから。丸くねっ!!。」

と言われて、いきなり大きな植木バサミを渡されました。私は福岡の実家を除けば、庭のあるような家に住んだ事はないので、植木を切った経験なんてありません。植木バサミを持つこと自体がはじめてです。私は突然の業務命令に呆気にとられてしまいました。

 そんな状態の私を置いて所長は別の場所に行ってしまったので、何の知識もなく、何の応援もなく、私は充填所の広い敷地内にある数本の植木の伸びた葉や枝を悩みながらチョキチョキと切り始めました(話は全く関係ありませんが、植木バサミと言えば、学生時代に観た恐怖映画の『バーニング』を思い出します。植木バサミで人を襲う異常者が主人公の話だったと記憶しています)。

 そんな何の知識も応援もなく切った植木の様子が表題の写真です。とりあえず遠目から見ると『丸く』なっています。我ながら「はじめてにしては良くできたのでは・・・。」と自画自賛しました(写真が遠距離撮影なのは近距離だと細かい粗が目立つからです)。

 その後、所長からは、「おお、丸いね。丸い。また伸びたらよろしくっ!!。」と言われたので、この充填所の伸びた植木を切る仕事は私の仕事(ジョブ)になってしまいました。こんな仕事はコンピューター業界にいたら舞い込んで来る事はなかったので、「転職すると面白い事が起きるなぁ。」と自分の境遇の変化を少し笑ってしまいました。人間って何歳になっても、はじめて体験できる事って無数にあるものなんですね。

 その日の夜、家に帰ってネットで『植木の切り方』を調べてみると、今回の私の植木の切り方は間違いだらけだった事が判りました。伸びた枝や葉は今後の木の成長や美観を考えて切るべき場所がちゃんとあるんですね。知りませんでした。次回はちゃんと勉強して再チャレンジする事を心に決めて就寝しました。

 以上、はじめて植木を切った話でした。
 充填所では他にも面白い事があったので、それはまた別の記事として書きます。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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祝一周年 ((T_O))
2011-10-20 22:49:26
1周年おめでとうございます。

早いものですね。
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(T_O)さんへ (ノリの東京の友人)
2011-10-21 06:42:53
 コメントありがとうございます。本当にあっと言う間の1年でした。
 45歳の初心者の私でも会社では若手の部類に入るので、先輩方に暖かく指導して頂きながら働いています。
 ただし、一部の大手企業を除くプロパンガス業界が斜陽産業なのは間違いないので、将来への不安を抱えながら働いているのも事実です。私は何周年まで働けますかね?。
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