ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

その言葉、言ってみたい。 ~ 53歳のハローワーク(その2) ~

2019年06月16日 | 就職活動関連

 現在『絶賛求職活動中!!』の私ですが、私の会社は繁忙期が終わった途端に数名の退職者が出たので、『絶賛求人募集中!!』の窓口も私はやっています(会社でたった1人の事務員なので仕方なく・・・)。
 求職活動と求人活動を同時にこなさないといけないなんて、変な状況に身を置いている私は何なんですかね。貴重な経験と言えなくもないので面白がって真面目に対応しています。

 会社の求人に関しては、応募が全くありません。知人からの紹介も『0』です。

 ハローワークに求人票を出しているのですが、ハローワーク経由で採用した人間が1年も経たないで数名退職しているので、ハローワークの人も積極的に私の会社を薦めるのは難しいかもしれませんね。今は完全週休2日制が当たり前になっているので、休みが不定期な私の会社は敬遠されるかもしれませんね。
 ちなみに、去年入社した私達が騙された『完全週休2日制、土日祝日休み』と言う嘘は今回の求人ではついていないようです(去年は会社の実情を知らない親会社の人間が求人担当でした)。

 そんな悲しい会社の求人状況でしたが、先日、ハローワーク経由で1人応募がありました。すぐに面接を行なう上司達のスケジュール調整を行ない、応募者に電話を入れて面接の日時を決めました。早く人が入ってくれないと私も辞められないので私も一生懸命です。まぁ、私の一生懸命さの真の理由を知る同僚はいませんけどね。

 そして、面接の前日の夕方。

 会社の電話のナンバーディスプレイに表示された知らない電話番号の相手は明日面接に来る予定の人でした。
 「明日の面接の確認かなぁ。」と思って話を聞いていたら、「他の会社で採用が決まったので明日の面接は辞退します。」と言う意外な言葉でした。その言葉を聞いて思わず私の口から発せられた言葉は、

 「おめでとうございます。よかったですね。」

でした。何の迷いもなくその言葉が出てしまいました。

 電話を切ってから気が付いたのですが、「おめでとう。」は求人サイドの人間が言う言葉ではないですね。「残念です。」とか「面接だけでも受けてから入社する会社を選んでもらえないですかね。」と言うべきでした。求人窓口失格ですね。

 さて、「おめでとう。」の言葉が自然に出た理由ですが、それは私が求職活動中だったからだと思います。約9年前の失業時代の時もそうでしたが、求職活動をしている人は仲間だと思えてしまうので、その苦労が判っているだけに、仕事が決まった人には、「おめでとう。」と言ってしまいます。これは仕方がないですね。本当に求職活動は大変ですからね。これは求職活動で苦労した人にしか判らないと思います。

 あとは、電話で言われた、「他の会社で採用が決まったので明日の面接は辞退します。」と言う言葉を、「俺も言ってみたいなぁ。」と本当に思いました。複数の会社からラブコールを送られるなんて、バブル絶頂期だった大学生の頃の就活時代しかないですからね。そんな嬉しい選択をしてみたいです。


 以上、思わず口から出た『おめでとう』と羨ましかった『辞退します』の話でした。

 肝心の私の転職活動は相変わらず書類選考で落ちまくりです。
 「面接に来ませんか。」と言うオファーが何件か来ているのですが、「俺の職歴のどこを見てオファーをくれたのだろう。」と頭を悩ます案件が何件か続いているので、「私は営業一筋30年ですよ。こんな私でも構わないのですか。もう一度検討してから連絡下さい。」と返事を何通か書きました。面接に行ってから、「違うじゃん。」と溜息をつかれるのは嫌ですからね。

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