昨日、いつものように学校に行くために電車に座って乗っていたところ、私が右ひじを置いていた窓枠の上を2cmくらいの大きさの虫(カミキリムシ?)がヨロヨロと這って私の方に向かって来ました。その姿は本当に弱っている感じで、後ろ足2本を引きずって進んでいる姿は本当に哀れなモノでした。
先月、カミキリムシに思いっきり首筋を噛まれて皮が剥けた経験をしたばかりだったので、この目の前の弱々しいカミキリムシを掌で叩き潰す選択肢もあったのですが、なぜか私は、
「猛暑でお前さんも熱中症にやられたんだろう。これが末期の水だよ。」
と心の中でカミキリムシに話しかけながら、這っているカミキリムシの上に持っていたペットボトルの緑茶を数滴垂らしました。自分でも何故だか判らない行動です。
その緑茶の水滴を頭からかけられて数秒間動きが止まったカミキリムシですが、いきなり狂ったように緑茶に頭をうずめ、まるで大きな音が聞こえてくるかのように「ゴキュ、ゴキュ。」と緑茶を飲み始めました。その姿は先程までの弱った姿が嘘のような生命力を感じさせる動きです。その予想外の展開に私は興味津々でカミキリムシを見つめ続けました。
その後、数分かけてカミキリムシは私が垂らした緑茶の水滴の半分以上を飲み干しました。久しぶりの水分補給かなにか判りませんが、飲み終えたその姿は「もうこれ以上飲めましぇ~ん。」と言った感じで満足そうでした。お腹も若干膨れている感じです。
そして驚いた事に、そのカミキリムシは元気よく飛び立ち、一度私の右胸にとまった後に、高く飛んで私の視界から消えていきました。緑茶を飲んで瀕死の状態から回復したようですね。
どうやら私がカミキリムシに対して行なった行動は人間の熱中症対策と同じで、身体を冷やして水分補給を充分に行なった事で熱中症の症状が緩和できたようです(そもそも虫が熱中症にかかるのかどうか疑問ですが・・・)。私は人助けならぬ虫助けをしたようですね。
以上が、昨日の朝の通学途中でおきた些細な出来事です。
昔話や童話の展開だと、しばらくしたら私の家に見知らぬ誰かが訪ねてくるはずです。
その人の顔がカミキリムシにどことなく似ていたら、何か恩返しをしに私に会いに来たことは間違いないと思います。
何をしてくれるのか今から楽しみです。
先月、カミキリムシに思いっきり首筋を噛まれて皮が剥けた経験をしたばかりだったので、この目の前の弱々しいカミキリムシを掌で叩き潰す選択肢もあったのですが、なぜか私は、
「猛暑でお前さんも熱中症にやられたんだろう。これが末期の水だよ。」
と心の中でカミキリムシに話しかけながら、這っているカミキリムシの上に持っていたペットボトルの緑茶を数滴垂らしました。自分でも何故だか判らない行動です。
その緑茶の水滴を頭からかけられて数秒間動きが止まったカミキリムシですが、いきなり狂ったように緑茶に頭をうずめ、まるで大きな音が聞こえてくるかのように「ゴキュ、ゴキュ。」と緑茶を飲み始めました。その姿は先程までの弱った姿が嘘のような生命力を感じさせる動きです。その予想外の展開に私は興味津々でカミキリムシを見つめ続けました。
その後、数分かけてカミキリムシは私が垂らした緑茶の水滴の半分以上を飲み干しました。久しぶりの水分補給かなにか判りませんが、飲み終えたその姿は「もうこれ以上飲めましぇ~ん。」と言った感じで満足そうでした。お腹も若干膨れている感じです。
そして驚いた事に、そのカミキリムシは元気よく飛び立ち、一度私の右胸にとまった後に、高く飛んで私の視界から消えていきました。緑茶を飲んで瀕死の状態から回復したようですね。
どうやら私がカミキリムシに対して行なった行動は人間の熱中症対策と同じで、身体を冷やして水分補給を充分に行なった事で熱中症の症状が緩和できたようです(そもそも虫が熱中症にかかるのかどうか疑問ですが・・・)。私は人助けならぬ虫助けをしたようですね。
以上が、昨日の朝の通学途中でおきた些細な出来事です。
昔話や童話の展開だと、しばらくしたら私の家に見知らぬ誰かが訪ねてくるはずです。
その人の顔がカミキリムシにどことなく似ていたら、何か恩返しをしに私に会いに来たことは間違いないと思います。
何をしてくれるのか今から楽しみです。
(T_O)さんのご意見の「私がカミキリムシに転生して誰かに緑茶を頭からかけられる」のは想像すると悲しいですね。できれば別の生き物に転生したいです(できれば亀)。