「ノナの家」nonahouseは かつこ内親王、かつこ内親王2の続きのブログです。

神様達の名前は、沢山出てきますが、宗教とは全く関係ありません。
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奈良の旅 その2

2021-02-18 07:30:00 | 日記
奈良県御所(ごせ)市の須賀神社からは、実は近かった天安川(あめのやすかわ)神社に行くことになりました。

思えば、ある日のみゆきちゃんの📩から始まった話だったのですが、ずっと続きの話になっています。

この神社には、ヲシテの神という神様がいて、身動きが取れないので助けて欲しいと言ってきたので、一昨年の6月にIさんが言われたトマトと剣菱のお酒を持って行ったのですね。

いろいろ調べてみると、ヲシテの神はアマメノオハバリの神なのではないかと思ったのです。

2019,7,12の記事を抜粋します。


イザナギが所有する神剣(十束剣)で、妻イザナミが黄泉へ行く原因となったカグツチを斬り殺す時に用いられた。
『古事記』における神名は、天之尾羽張神(あめのおはばりのかみ)という。
別名 伊都之尾羽張(いつのおはばり)。


故(かれ)、斬りたまひし刀(たち)の名は、天之尾羽張(あめのおはばり)と謂ひ、亦の名は伊都之尾羽張(いつのおはばり)と謂ふ


祭神は、三つの神社の共通で、市杵島姫命(いちきしまひめ)なのですが、どうももっと古い話では刀(たち)の神の天之尾羽張神(あめのおはばりのかみ)だったように感じました。
刀(たち)の神様のようで、いつものスミで消された神様なのだと思えました。


🐶 天安川(あめのやすかわ)神社


私は、奈良に行く直前に両国の刀剣博物館に行ったのは、意味があったのだと思いました。



それは、この神様の名前が書いてある展示を見つけたからです。

説明文には、藤原清人(ふじわらきよんど)という刀職人さんが、師匠が親友のために作ろうとしていたのに、死んでしまったので、代わりに神剣を作った話が書いてありました。

この刀の名前が、天之尾羽張(あめのおはばり)またの名は伊都之尾羽張(いつのおはばり)だということだったのです。

藤原清人さんは、江戸時代に生まれ、明治時代まで生きていたようですが、弟子達は逃げてしまった中、師匠の借金も返し、注文を受けていた仕事も全部こなしたそうで、人間性を感じる方だと思いました。


さて、私達三人(Iさん、Sさん、私)は、須賀神社から15分くらいの天安川神社に着きました。





Iさんが以前に行った時に、写真で見た見覚えのある場所に来たのだと思いました。

右側に、権現堂(ごんげんどう)古墳と説明文の立看板がありました。




私は、Iさんにトマトを持って来てと言われていたので、トマトとヲシテの神に言われたリンゴを持って行きました。

Iさんは、12月は毎年忙しく、なかなかスケジュールを調整するのが難しく、京都の仕事と絡めていたのもあったので、この日も朝イチで向かっていたのですが、前日の夜は遅くまで、この神社に来るために家でおにぎりを握っていたそうです。

以前に来た時に、踏んではいけない石を踏んでしまって左足が腫れ上がって、病院に行って診てもらっても原因不明と言われ、九州にいらっしゃる神職のMさんに相談すると、ここの神様の眷属さん達に謝った方がいいと言われて儀式のようにしたことがあったのですが、眷属さん達はその儀式をしたことで許してくれたばかりか、昨年7月に私達が行った四国の旅の時に、影でずいぶん助けてくれたので、今回はその時のお礼をするためでもあったのです。

Iさんは、タッパーにぎっしり詰まった俵形に握ったおにぎりを私達に見せながら、


昨日、コニャ(奥さん)と一緒に握ったんだよ。
上手く握れてるのが、俺のだよ。
コニャは、ちょっと下手なヤツ。


コニャさんは、よく一緒にやってくれたね。


作っているうちにだんだん上手く出来たよ。


なんか、にぎり寿司みたいだね。


あとさ、海苔の佃煮も持って来たんだよ。
きっと、美味しいよ。


本当に、彼の一生懸命さには、感心しますね。
かなり、緊張しながら来たみたいですが、四国の時のお礼をきちんとしたかったということが伝わってきました。
ということで、その物々を社の前に並べました。
ヲシテの神のために、白いハチマキもありますね。
トマトとリンゴとイチゴの赤とおにぎりの白な感じです。





三人で並んで、Iさんが祝詞を挙げて、しっかりお礼を伝えました。

空は清々しかったです。



社の左側と、鬼瓦。




私は、眷属代表のツチヤさんと話しました。


ツチヤです。
ありがとうございます。
おにぎりが、一番のご馳走です。
Iさんによろしく伝えてください。


喜んでいただいたようですね。
私達は、トマトとおにぎりの一部は三人で美味しく食べて、リンゴを置いて神社を後にしました。





続きます。

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