台風11号の雨風も凄かったけど、25日の台風15号はもっと強烈だった。午前10時過ぎ、すぐ前の海上に小豆島航路のフェリーが停泊。錨を下ろしているから流されはしないが、強風と大波に翻弄され、くるくると廻っている。998トンのフェリーも、乗客や車を乗せていないと軽いからか、まるで木の葉のように揺さぶられていた。
東の風が真正面に吹き付けるのでベランダの戸が開かない。サルスベリの鉢はどこへ避難させてもひっくり返ってしまう。その度にベランダに出て起こしてやるが、ガラス戸を開けるだけでも大変、カーテンが強風に煽られてめくれ上がる。早く閉めなくては雨も入ってくる。でも、ガラス戸はビクともしない。体中の力を込めて押してようやく閉め、やれやれと思ったら、また鉢がひっくり返っている。もう放っておくしかない。今が盛りなのに花は散ってしまい無残な姿になった。花がらは風に飛ばされ、鉢からこぼれ落ちた土は雨でへばり付き、ベランダはあられもない状態になっていた。
当地へ引っ越してきて5年と3ヶ月、これまで年に2、3回は台風を経験したが、15号はこれまでで一番強烈だった。高潮のピークだという午後3時ごろには、波が防波堤にぶつかり白い波しぶきをあげている。風がピューピューとうなり声をあげ、横殴りの雨が白い煙のように流れてゆく。今まで台風が怖いと思ったことはないが、今度ばかりは不気味で恐かった。
昨日は以前から赤穂の友人とランチの約束をしていた。台風が心配だったが、朝からいいお天気だったので出かけた。日向は暑いが木陰は涼しくていい気持ち。最近は観光協会の貸し自転車(午前9時~5時まで200円)を利用しているが、これが楽チン。もっと早く気づけばよかった。
実は、これまで通っていたスイミングスクールが、市の財政困難を理由に補助金が打ち切られ、9月末で閉鎖されることになった。そこで10月から、赤穂市民総合体育館内にあるスイミングスクールに通うことにして、申込書をもらいに行ったのである。フリーで年会費12000円は安い。週に1回程度通うことにした。
家から駅まで徒歩で約30分、電車で14分、駅から自転車で約15分。ちょっと大変だが、1時間ほど泳いだり歩いたりして遊んで、帰りにはいつものカフェでコーヒーゼリーを食べておしゃべりして…、これが定番になりそうだ。
昨日はとても雰囲気のいい新しい和食の店を開拓。昼定食の種類が豊富で価格も手頃、次からの月に1度の食事会はここに決まり。
それにしても、手間暇おしまず、時間をかけての「すいえい」に。感服!
後の自分へのご褒美が楽しみですね。
小豆島と日生諸島に囲まれた入り江は、台風がきても海が大荒れするなんてほとんどありません。が、防波堤にぶつかった波が高い波しぶきをあげて越える様は、小さな津波そのものですね。台風の被害が少ないからと侮ってはいけないと思いました。
往復2時間、真冬になっても続けられるか自信がありません。友人と一緒ということで頑張れるかも…。でも、年寄りの冷や水にならないようにならないようにしなくちゃあ。
今年は大きな台風を2つ経験しました。
わが家は鉄筋だから飛ばされる心配はありませんが、風のうなり声を聞くだけで恐いです。被害のないのは有難いですね。