昨日は大寒、寒いはずだ。駐車場の車の窓には霜でなく氷がびっしり!
ウオーキングの折り返し地点の朝景、今朝は快晴なのに雪花が舞っていたわ。
先日、おじさん図鑑の記事「よそ行きの消滅」を拝読、遠い昔のお正月を懐かしみ、しばし思いを馳せた。
ほんの少し前まで、お正月には「晴れ着」を身につけるのが日本人の習わしだった。お金持ちだけでなく、貧しくともそれなりの晴れ着(下着も含め)を着て新しい年をことほいだ。今はお正月でも普段着のままというのがほとんどで、お正月自体が昔のような輝かしい喜び事ではなくなってしまったらしい。
経済的豊かさが社会を覆うと、つましい暮らしの中にあった年中行事の胸弾む喜びが希薄になってしまうのか。同時に折り目も失われる。「晴れ着」も「よそ行き」も装う機会がなくなり、冠婚葬祭や特別なイベント以外には用いられなくなった。―中略― お正月は単なる祝日休みと化し、威儀を正した服装で迎えるものではなくなってしまった。
そういえば昔は若い女性は振袖姿で初詣に、子どもは着物を着せてもらい羽根つきをして遊んだり、何となく街中が晴れやかでお正月らしい雰囲気になってものである。
大晦日の美容院は若い娘さん達で一晩中にぎわった。ヘアーセット、振袖の着付けにと、美容師は一晩中てんてこ舞い、めったにない稼ぎ時だったろう。昨今は女性が振袖を着るのは成人式か友人の結婚式くらいで、もうお正月が特別な日ではなくなったということだろう。
私が幼少のころは、どこの家でも玄関先に「しめ飾り」を、車や自転車などにも飾っていた。また会社や商店の前には立派な門松が飾られ、日の丸の国旗が風にはためく、それがお正月の風景だった。が、最近ではしめ飾りも飾らない家が増えている。ましてや門松や国旗なんて見かけなくても不思議ではない。
昔はおせち料理はすべて主婦の手作りだったが、最近は「通販でお取り寄せ」、大手通販サイトは大盛況だとか。またお年玉も「キャッシュレス化」、コロナ禍で会えないということもあるが、何とも味気ないことになったものだ。
正月三が日はどこも休みで、営業しているのは映画館くらいだった。おまけに大手映画会社所属の「人気俳優の舞台挨拶つき」は恒例となっていたので、映画館周辺だけは大勢の人でごった返していた。誰だったか名前は忘れたが、私も叔母に連れられてお気に入りの俳優みたさに行列に並んだことを今でも覚えている。
年々、正月らしさが消えてゆくようで寂しい。が、そう思うのは年を取った証拠だろう。私もすでに81歳、当時の祖父母の年齢をとっくに超えた。それなのに今思い出しても懐かしくて胸が熱くなる。こういう思い出に浸れることも幸せ、感謝、感謝!
いますから、正月休みが実感ないですね。
でも、昔は正月三ヶ日はお店はお休みでしたからね。
今は働き方改革で、正月は休もうという風潮がありますね。
人が遊んでいる時は仕事、でもGWやお正月の雑踏はイヤだから羨ましいとは思いませんでしたね。
でもお正月くらいは家でゆっくりしたいでしょう。
働き方はコロナ禍ですっかり変わりました。リモートで仕事ができて、会議もできる。もう会社はなくてもいいみたいですね。
今年も仕事に執筆に頑張ってくださいね。コロナと風邪には要注意ですよ。
孫など「お年玉」を要求するけど中身を見て”ポイ”と
袋だけほおってある。なんでもネット購入。
と言う我々もお節も注文して大晦日ものんびり。今年は助かりましたが・・。
こんな話が通じる人がいるのもあと少し、10年も違えばもう話があわないことが多いです。
今の若い人にこういう思い出ができるでしょうか? そう思うと、たくさんの思い出があることが何だか得したような気分です。
お節はおいしかったですか? 運悪く見本とは大違いのお節だったというトラブルも少なくないようですが…。もうすぐ節分、春も間近ですね。お元気で!