先日、わが購読紙に『SF作家 眉村卓さんをしのぶ』というコラムが掲載された。眉村さんの作品は読んだことはないが、2002年に闘病中だった妻の悦子さんを励ますため、毎日一話ずつ書き続けた作品が話題になり、映画にもなったという話は知っている。
コラム文中に、眉村さんは1957年から1年ほど、備前市の耐火煉瓦日生工場に勤務したことがあり、「日生は、大阪以外で暮らした唯一の町だった」と懐かしそうに語っていた、とあった。
SF作家として活躍するようになってからも日生町との縁は続き、執筆の合間にふらりと訪れ、馴染みの旅館に泊まって町や海沿いを歩く。それが何よりのリフレッシュだったとも…。また「僕の作品で時々登場する“H町”は全部日生。僕の心の古里みたいな場所です」と語っていたという。
今から60年以上も前のことである。が、眉村さんが毎日、独身寮から工場へ通った海沿いの道こそ、私が今、毎朝歩いているウオーキングコースなのである。もし今、眉村さんがご存命だったら、これらの風景写真を見て古き良き時代を懐かしんでいただけたのではないか、ふとそんなことを考えた。
11月の朝景である。
日の出の瞬間はいつ見てもいいですね。
今日一日頑張るぞ!!。夢と希望が湧いてきます。
そして・・・。
今日もむなしく何事もなく過ぎていきます。
毎朝、こんな風景を見ながらウオーキングできるのは本当に幸せなことです。
日の出も夏とは違って陽の光が穏やかで、身体も心もほんわか暖かになってきます。これからもっと寒くなるウオーキングも大儀になりますが、一日の始まりは美しいものを眺めて清々しい気持ちで…、そう思っています。
風邪を引かれないように、お元気でいてくださいね。
眉村卓さんが60年前、通われた道こそ、オールドレデイさんの散歩道。
見晴るかす山も海も季節の変化を伝えて
朝焼けもきっと夕焼けも変わらず美しい姿をみせてくれているのでしょうね。
大阪では絶対味わえない神々しいまでに澄んだ風景に、何時も励まされているのは
故眉村氏だけでは有りませんよ。
オールドレデイさんのファン全員が
👍イイね
眉村さんの作品は存じ上げないけど、60年前の思い出深い片田舎の道を、今私がたどっている。そう思うと何とも不思議な気分になりますね。
自然の風景は昔も今も変わっていないはずです。眉村さんにもう一度お見せしたかったなあ。