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継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【17】-症状が出たら治療します=予防策なし-

2020-05-06 12:13:34 | 新型コロナウィルス

新型コロナウィルスの軽症者で自宅または宿泊施設で療養をされる方へセルフチェックの健康観察表が令和2年4月27日付で公表されました。
この健康観察表に記載されている症状(緊急性の高い症状)が出たときには対応しますというものです。
軽症者等の状態が急変する可能性があるということで、このような状況に対応するものでと考えます。
これによって、少し不安が解消されると思います。
でも、これは、「軽症者等の状態が急変(重症化)すると予測される症状が出たら対応します。重症化の予防策はありません。」ということだと思うのです。
これでは、やはり不安が残ってしまうのではないかと思います。
実は、私もドクターから同じようなことを言われました。
「あなたの病気は、予防法がありません。死ぬまで、その症状を繰り返します。症状が出たら治療はします。」
私の病気は大腸憩室出血症というものです。
大腸に
憩室という窪みのようなものができて、突然、そこから出血するというのです。
何度もトイレに行き、その度に便器が赤ワインを流したようになります。
最後に症状が出たのは、2018年の12月です。
それが3回目でした。1回目から14か月周期で出血を繰り返していたのです。
このような医学が発達した時代においても、まだまだ分からないことが多いということを身を持って知らされました。
大腸憩室を一つ一つ治していくという手術法もあるようですが、私の場合、大腸憩室が多く、現実的ではないということでした。
そこで、私は、自分なりの方法で予防することにしました。
自らの生活を振り返り、情報を集め、仮説を立てました。
これが原因ではないかという仮説とこうすれば腸の基礎力を上げることができ出血を防ぐことができるのではないかという仮説です。
その仮説を実行して、検証しています。
仮説の実行には、私の思いと行いを変える必要がありましたが、私も必死でした。
その後、出血はなく、現在、17か月経過しています。
新型コロナウィルスの軽症者等の方に、何等かの予防法が施されているかは分かりませんが、是非、やってみるべきだと考えます。
一つは、対症療法です。重症化の原因となるような要因を防ぐという方法です。
もう一つは、病気にならないような基礎力を上げるという方法です。
一つ目の方法は、症状が出ていないので難しいかもしれません。
二つ目の方法は、是非、実行してもらいたいと思います。
病気に対抗する基礎力を上げるための方法はいろいろあると思います。
栄養、休養、身体を温める、適度な運動、ストレスを貯めない等です。
現在の日本では、元気が出るための薬、サプリメント、食品、ドリンク等が多く市販されています。これらを試してみてはどうかと考えます。
また、呼吸法、うがい・鼻うがい等もあります。
さらに、心の問題です。
不安や恐怖といったものが免疫力を低下させるという情報を見たことがあります。
直観的にはそうだろうと思います。
強い心を持たせる、強い思いを持たせる、不安を解消させる、恐怖を除く等を施していただきたいと思います。
これらの病気に対抗する基礎力を上げる施策をいろいろと試行してはどうかと思うのです。
目的は2つです。
一つは、軽症者の方の不安を解消し、重症化を防ぎ、療養の期間の短縮化が図れないかということです。
もう一つは、感染していない方への応用です。
とにかく、できることはやってみるべきです。
長い戦いとなることが予想されるのですから。

余談ですが、私が、ドクターから私の病気について説明を受けたときには、とても落ち込みました。
でも、二人の方の言葉で、元気、やる気がでました。
ひとつは、治療してくれたドクターの言葉で、「あなたは、まだ、良い方ですよ。14か月周期の出血なんですから。」というものです。
私を元気付けようとした言葉ではないように思いますが、なぜか「私より、まだ、たいへんな人がいるんだ。私がここでへこんでしまってどうするんだ。やってやるぜ。」と思ってしまったのです。
もうひとつは、私が読んでいる月刊誌の巻頭に掲載されているある方の言葉でした。テーマは「力を振り絞る」というものだったと思います。
私には、「力を振り絞れ。」という励ましの言葉のようでした。
「まだまだやれる。今までの知識と経験を総動員して乗り切れ。」
そのように考えたのです。
おかげで、早期に病気への対応に着手することができました。
言葉は力になります。
現在、新型コロナウィルスの治療をされている方にも、反応のある・なしに関わらず、励ましの言葉を掛け続けていただきたいと思います。

目標に向かって、コツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん、未来はあなたがたの手の中にあります。
この苦境は必ず終わります。
長い戦いになりそうですが、希望を失わずに頑張ってください。
皆さん方に、神さま、仏さまのご加護がありますように、祈ります。
58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。