継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

あか~ん チン No7表現の型②

2022-08-31 13:29:42 | 会計


 前回、経済主体の決算書類の表現の型として、その経済主体の「一定の期間の活動の成果」と「一定の日(決算の日)における資産・負債・純資産の状況」があるということを述べ、「一定の期間の活動の成果」を表現する型として、「お金」の計算書の説明をしました。
 「活動の成果」として、もうひとつ代表的なものが「利益」です。
「活動」とその成果である「利益」を表現する(計算する)方法として、損益計算書があります。損益計算書は知っている方も多いと思います。
 同じような計算をするのに、「利益」という言葉を使わないものもあります。
 非営利法人等がそうです。
 非営利ですから、「利益」という言葉は馴染まないということであろうと考えます。
 しかし、考え方は同じですので、ここでは、それらも含めて、利益計算書として説明します。
 利益計算書のイメージを図にすると次のようになります。


 利益は、収益から費用を差し引いて計算されます。
 会計を使って表現するときに、収益を右側に、費用を左側に表示します。
 お金計算書と似ています。
 収入が収益に、支出が費用に、お金が利益に変わっただけです。
 収益は利益を増加させる活動で、費用は利益を減少させる活動と考えてください。
 収入と支出との違いは、追々説明していきますが、簡単にいうと次のような感じです。
 収入は、ある事業期間にお金が入った場合に計上されますが、収益は、その事業期間にお金が入っていなくても、その事業期間の利益を増加させるもの等は、その利益を増加させる金額を計上します。逆に、お金が入っていたとしても、その事業期間の利益を増加させないものや翌期以降の利益を増加させるべきもの等は、その事業期間には計上しません。
 支出と費用の関係も同じです。
 収入・支出は、ある特定の期間に、お金が入ったか、お金が出ていったかを重視しますが、収益・費用は、お金の入金・出金ではなく、利益を増加させるかどうかで、または、利益を減少させるかどうかで、ある特定の期間に計上すべきかどうかを判断します。
 少し分かりにくいと思いますが、この違いについては、追々、具体例を示しながら説明するつもりです。
 上図では、収益の方が費用より多いので、利益は左側に表示されています。
 これが、費用の方が大きければ、逆になります。
 金額の記載がある場合は、マイナス表示等で表示します。
 ここで、左側を借方(かりかた)、右側を貸方(かしかた)といいます。
 実際の計算書に近い表現にすると以下のようになります。



 図の上が、左右(借方と貸方を並べるよう)に表示したものです。
 しかし、実際の利益計算書は、図の下のように、上下に並べて表示します。
 「一定の期間」を計算書の上に表示します。
 「いつからいつまでの活動の成果ですよ」ということを分かるようにします。
 収益の活動や費用の活動は、ひとつとは限りません。
 同じような活動をまとめたものが、勘定科目で、この勘定科目ごとに金額を表示するようになっています。
 どのような勘定科目があるか分かっていない方は、実際の計算書をみたりして、追々理解していけばいいと思います。
 この点は、お金計算書で説明したものと同じです。
 ところで、「お金」は、現金・預金として、現物を指し示すことができます。
 「お金」は、「モノ」「請求権」であるからです。
 「お金」は、「モノ」「請求権」であると同時に、「指標」でもあります。
 一方、「利益」というのは、「指標」です。
 「モノ」や「請求権」ではありません。
 だから、「利益」は現物がないので、「利益」を指し示すことはできません。
 「利益」は、会計上、ある特定期間の活動の成果を表現するために作られた指標です。
 利益というと悪いイメージがありますが、これは、誤解だと考えます。
 長くなるので、別な機会に、追々、説明していこうと思います。
 本日は、ここまでです。
(今日は、朝から体調が悪かったので、うまく説明できたか分かりませんが、修正すべき点は追々やっていきます。追々が多いです。ご容赦ください。)

 会計に関連した私の考えについて、書こうと思います。
できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計は分からないけど興味がある方、会計を勉強したいと思っている方、会計に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。

 皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


オッサン公認会計士の介護ITCJ【10】介護をする側の成長、向上

2022-08-29 15:49:29 | 介護

 前々回、「【8】介護を受ける側の自助努力」ということで書きました。
 では、介護をする側はどうなのでしょうか。
 「介護をしてあげている」という考えもあると思いますが、「介護をさせてもらっている」という考え方もあると思います。
 それは、介護を通して、介護をする側の成長、向上につながる部分があると思いからです。
 例えば、介護を通じて、優しくなれる、他を利する、愛を与えるといったことの実践ができるということです。
 また、そのような思い、行いをするようになれるということです。
 もうひとつ、介護をする側の成長、向上として、智慧の獲得ということがあるのではないかと思います。
 この智慧には、大きく2つの意味があります。
 ひとつは、介護や家事をうまくこなすための知恵を得たり、工夫ができるようになったりするという意味です。
 もうひとつは、魂と肉体の両面において介護を受ける側の成長につながるようなことができるようになるという意味です。
 私ができているかどうかは分かりませんが、少なくとも介護や家事の知恵や工夫はいろいろとできているように思います。
 また、自分では、怒らなくなった、つまり、少し優しくなれたような気がします。
 (叱ることは、あります。最近は、優しく叱るようにしているつもりです。)
 このような考えを一応持って介護をしています。
 でも、私はまだいい方だと思います。
 それでも、がっくりきたり、もう嫌だと思ったり、理由もなくやる気がなくなったり、空しくなったりもします。
 私より過酷な環境で介護をされている方は多いと思いますので、上記のようなことを言っても理解されない方も多いかと思います。
 でも、人の思いは、いつも同じではありません。
 もし、少し余裕ができたら、このような考えで介護をしているオッサンがいることを思い出していただければ、と思います。



 我が家の柿の木に柿がなっていました。
 今年は、割とたくさん食べれそうです。
 母は柿が大好物なのですが、昨年は食べ過ぎて下痢をしてしまいました。
 柿は水溶性食物繊維が豊富で、食べ過ぎると下痢をするようです。
 今年は、気を付けようっと・・・。
 たくさん実ってくれて、ありがとう。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 たいへんな時代に、介護をするのも大変です。
 皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


努力の継続は将来への備え。100パーセントでなくてもいいが、ゼロパーセントではいけない。

2022-08-27 22:46:46 | 継続の法則



 地方銀行に勤務していたころは、将来の備えは、主に、知識の修得や経験の積み重ねを考えていました。
 業務の関係です。
 私が勤務していたころと比べて、地方銀行も取り扱う商品・サービスの数が大幅に増えて、商品・サービスの知識だけでなく、金融・経済・世界情勢など多くの知識が必要となるようになったと思います。
 いずれ、このような時代が来るのかなぁと考えていましたが、本当に来ました。

 地方銀行を退職し、もうすぐ年金をもらおうかという年齢になって、将来の備えは、知識だけでなく、生活していくためのお金や健康が重要であると感じるようになりました。
 お金や健康を蓄えるということです。

 この2つに共通して言えるのは、「欲求を抑える」ということです。
 元地方銀行に勤務していたのに、お金を貯めるために投資の話でもしてよ、と思われる方もいると思います。
 
金融の話ではなく、仏教の話に近くなりそうですが、やはり、基本は、「欲求を抑える」ということです。
 私は、欲求を抑えることができませんでしたが、運よく、ものすごい散財をした訳でもなく、ものすごく健康を害した訳でもなく、なんとか普通、一般的にやってこれたと思います。
 (それなりに、無駄なお金を使いましたし、人並みに病気もしましたが・・・)
 私の人生は、まだ、終わっていませんので、これから先に備えて、努力を継続していこうと思います。

 そんなことを考えている私の8月17日から8月24日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。



 暑くて、きつい日が続きますが、なんとか、ルーティーンをこなして、白星を続けられています。





 百日草です。
 今年は、種をまくのが遅く、暑かったので、咲いてくれるかなぁ、と心配していましたが、つぼみができてからは、意外と早く咲いてくれました。
 ありがとね。

 正しい目標に向かって、正しい方向で努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 がんばれ。
 負けるな。
 皆さんに神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


あか~ん チン No7 表現の型①

2022-08-27 13:40:43 | 会計


 第1回目に、「会計とは、対象を、貨幣単位を使って表現する手法です」と説明しました。
 企業等の経済主体を対象として、決算書類として表現する場合には、ひとつの型があります。
 その経済主体の「一定の期間の活動の成果」と「一定の日(決算の日)における資産・負債・純資産の状況」を表現するというものです。
 「活動の成果」というと、まず思い浮かぶのは「お金」でしょうか。
 「活動」とその成果である「お金」を表現する(計算する)方法として、キャッシュ・フロー計算書、資金収支計算書等と言われるものがあります。
 そのイメージを図にすると次のようになります。



 お金は、収入から支出を差し引いて計算されます。

 会計を使って表現するときに、収入を右側に、支出を左側に表示します。
 収入とは、お金が入ってきた活動で、支出とは、お金が出ていった活動と考えてください。
 収入・支出というのは、家計と同じ感覚なので、なんとなく分かると思います。
 上図では、収入が支出より多いので、お金は左側に表示されています。
 これが、支出が大きければ、逆になります。
 金額の記載がある場合は、マイナス表示等で表示します。
 ここで、左側を借方(かりかた)、右側を貸方(かしかた)といいます。
 実際の計算書に近い表現にすると以下のようになります。

 図の上が、左右(借方と貸方を並べるよう)に表示したものです。
 しかし、実際のお金計算書は、図の下のように、上下に並べて表示します。
 「一定の期間」を計算書の上に表示します。
 「いつからいつまでの活動の成果ですよ」ということを分かるようにします。
 収入の活動や支出の活動は、ひとつとは限りません。
 同じような活動をまとめたものが、勘定科目で、この勘定科目ごとに金額を表示するようになっています。
 どのような勘定科目があるか分かっていない方は、実際の計算書をみたりして、追々理解していけばいいと思います。
 次回は、「一定の期間の活動の成果」の成果として、「利益」を表現する(計算する)方法を大まかに説明したいと思います。

 会計に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計は分からないけど興味がある方、会計を勉強したいと思っている方、会計に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。

 皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


オッサン公認会計士の介護ITCJ 【9】ひと踏ん張りしたいとき

2022-08-22 14:59:03 | 介護



 母の介護、家事をやっていて、しなければいけないことがあるのに、身体がきつくて、なかなか取り掛かれないということがあります。
 ひと踏ん張りしたいときです。
 そんなときに、やる気を出して、一歩を踏み出す方法をいくつか持っていた方がいいと思います。
 人それぞれですが、私は下記のようにしています。

1.栄養ドリンク


 私は、中京医薬品(配置薬の会社です)のザイルエースと大龍参を飲んでいます。
 少しずつ飲むようにしています。
 結構、効きます。

2.カントリーマアム チョコまみれ

 疲れたときは甘いものが食べたくなります。
 食べ過ぎないように、1枚食べて動くようにしています。
 これも、結構、効きます。

3.明治 チョコレート効果

 やはり甘いものですが、カカオが多く入っているので、いいかな?と考えています。
 食べ過ぎないように、考えて食べています。

4.ちょっと横になって、大きく息を吸い、目を閉じます。

 すこし休憩する感じです。
 横になれないときは、椅子に座ったりして行います。
 肺が大きく膨らむまで息を大きく吸います。
 自分の周りのエネルギー、気のようなものを吸収するイメージです。
 しばらくすると、少しやる気が出て、きつさがやわらぎ、「さぁ、やろか」という気持ちになります。
 自分なりの「ひと踏ん張りしたいとき」の方法を持っているといいと思います。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。

 たいへんな時代に、介護をするのも大変です。
 皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。