継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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新型コロナウィルスで考えたこと【68】-「専門家の言うことを聴け!」-

2021-07-25 21:28:01 | 新型コロナウィルス

「専門家の言うことを聴け!」
 直近で、この言葉を聞いたのは、新型コロナウィルスの感染者が増加していたときに、「緊急事態宣言を出すべきだ」だったか、「東京オリンピックは中止すべきだ」だったかの議論の中で、だったと思います。
感染症の専門家の方だったでしょうか。
日本政府、つまり、日本の政治のリーダーに向けての言葉だったようです。
少し前だと、ある若い環境活動家が先進国の政治のリーダーに向けて言ったように記憶しています。
「専門家の言うことを聴け!」
私は専門家の端くれとして、この言葉に対して次のような印象を持っています。
まずは、専門家って、誰のことでしょうか。
専門家の意見が分かれている場合は、どの専門家の言うことを聴けばいいのでしょうか。
新型コロナウィルスに関しては、「人との接触の機会を社会全体として減らすべきだ」という専門家もいれば、「インフルエンザと同等、あるいは、ちょっと厳しめの対応で大丈夫だ」という専門家もいます。
また、ワクチン接種に関して注意喚起する専門家もいるようです。
「結局、ある特定の専門家の意見、実は自分の意見を取り入れて行動せよ」といっていることではないのでしょうか。
次に、専門家というのは、一般的には、ある特定の分野に従事している人をいうと考えます。
私の印象では、専門家の多くは、その特定の分野に強くても、その他の分野には弱いという方が多いように思います。
新型コロナウィルスに関していえば、「感染症対策には強くても、経済には弱い」といった感じです。
また、専門家の陥りやすい点として、自分が長年やってきたことが正しいと考えがちです。
言い方を変えると柔軟な対応ができにくい傾向があるように思います。
「緊急事態宣言と解除を繰り返すしか方法はない」「医療崩壊をさせないことを第一義と考えるべきだ」「ワクチン接種を進めれば、新型コロナウィルス感染症を撲滅できる」などの考えを貫き続けているように思えます。
このような考え方で、現在のように世界的にも国内においても人や物が頻繁に動く時代において、今までに人類が経験したことがない事象に対して対応できるのでしょうか。
さらに言わせてもらえば、政府の政治のリーダーの方々も専門家です。
国を正しく運営する専門家です。
新型コロナウィルスに関して、専門家を名乗るなら、感染症対策においても、経済対策においても、実効性のある対策を示してもらいたいものです。
そして、「専門家の言うことを聴け!」ではなく、専門家以外の方が納得できるような説明をしていただきたいと考えます。
私も専門家の端くれです。
気を付けよぉーと。

自らの目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
未来はあなた方の手の中にあります。
厳しい時代は続きますが、必ず光明は見えてきます。
諦めないでください。
頑張れ。
60歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。


新型コロナウィルスで考えたこと【67】-政府与党とのコロナ対策の違いを明確にする-

2021-07-17 06:29:19 | 新型コロナウィルス

 「政府与党とのコロナ対策の違いを明確にする」
 ある野党がこんなことをいってコロナ対策を打ち出しました。
 感染をなくすために検査を拡充すること、生活者を支援するため給付を拡充すること等を行い、まず、感染を抑止してから経済再生を目指すといったものだったようです。
 政府与党の感染防止対策と経済再生の両方を目指す対策との違いを明確にするというものだったと思います。
 野党ですから実施されませんでした。
 実施しても感染は抑止できなかったと思います。
 抑止しても、変異株の出現等により、再び感染が起こってしまい、対策は失敗したのではないかと考えます。
 似たような対策をとった外国を見ても感染の収束は難しいというのが分かると思います。
 政府与党と野党の政策は似ています。
 程度の違いはあれ、社会主義的、ある意味、全体主義的な対策です。
 感染防止対策として外出自粛、飲食店等への休業や時短営業の要請、緊急事態宣言等の発出、生活者・事業者等への給付等です。
 国民に選択肢・自由を与えず、制約を課す対策です。
 では、「政府与党とのコロナ対策の違いを明確にする」には、どうしたらいいのでしょうか。
 それは、自由主義的な発想による対策です。
 政府は、推奨する感染防止・重症化防止対策をできる限り多く公表し、基本的に、経済活動、コロナ対策は、国民の選択に任せます。
 そして、感染者数の減少から重症者数の減少に目標をシフトします。
 重症化防止策としては、イベルメクチン等の薬を活用します。
 インド等では、重症化防止の効果があったようです。
 (予防効果もあるという情報もあります。)
 ワクチンよりも副作用等がはっきりしており、簡単に服用できる点がメリットです。
 ワクチンを接種したい方はワクチンを接種してもいいと思います。
 ただ、まだ、中長期的なリスクは不明ですし、ワクチン接種後の死亡者数も確実に増えています。
 また、ワクチンの効果が半年から1年と言われていますし、変異株も出現していますので、ワクチンを打ち続ける必要があるかもしれません。
 ワクチンを接種するには、たいへんな手間がかかります。
 それでも、国民に選択肢を与えるという意味では希望者には接種できる体制があっていいと思うのです。
 推奨する感染防止・重症化防止対策は完全な科学的実証がなくても、効果があるという専門家もいるというものを含めて公表すべきです。
 例えば、うがい・鼻うがい・舌みがき等です。
 うがい等の効果は、よく分かっていないようです。
 それでも、推奨すべきです。
 また、次亜塩素酸水です。
 厚生労働省は、相当程度の濃度がないとウィルスを死滅する効果はないというようなことを公表したと記憶しています。
 しかし、完全に死滅させる必要はないと思います。
 希薄化、弱体化させることができれば、後は、人間の免疫力等で対抗は可能です。
 「合わせ技」で対抗するという手段です。
 行き過ぎた消毒は返って悪い結果を招くような気がします。
 この「合わせ技」という発想は、薬にもいえることです。
 前出のイベルメクチンは、ある種のビタミン剤を合わせて使うと良いという情報もあるようです。
 さらに、緑茶・紅茶等です。
 ある大学が研究結果を公表したと記憶しています。
 その他にも、専門家が、酪酸菌、免疫力を高める抗酸化作用のあるサプリメント等が効果的といっている情報があります。
 まだ、あるはずです。
 これらを公表して、政府が無理であれば、民間が公表して、国民に選択肢を与えます。
 そして、「できる限り自由な経済活動をしていいよ」とするのです。
 同時に、コロナ感染者の扱いを、インフルエンザようにすることも必要です。
 これくらいのコロナ対策を打ち出してから、「政府与党とのコロナ対策の違いを明確にする」と言ってもらいたいものです。
 しかし、残念ながら、現在の政府与党も野党も、この自由主義的発想のコロナ対策は実施できません。
 なぜなら発想が、目指す体制が、現在の政府与党も野党も、社会主義体制、全体主義体制だからです。
 少なくとも打ち出す政策からは、そのようにしか見えません。
 期待するのは、自由主義的な対策を是とする与党の方と一部の野党、そして、いまだに国会議員を出せない政党です。
 駄目だ。こりゃ。

 目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 今日を諦めないで、今日できることを少しでも実行してください。
 それを継続していってください。
 今目指しているものの扉が閉じたとしても、新しい扉が開くはずです。
 努力を決して無駄になりません。
 人生には、数多くの道が用意されています。
 頑張れ。
 絶対に諦めるな。
 60歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。

 


新型コロナウィルスで考えたこと【66】-元から絶たなきゃ駄目-

2021-07-11 17:54:37 | 新型コロナウィルス

 新型コロナウィルスのインド株(デルタ株)が日本でも流行し始めているようです。
 感染力が強いのが特徴とのことです。
 そのような中、ワクチンを活用した対応として、デルタ株に対するワクチン開発を始めるとか、ワクチンの3回目の接種をするとかが、ニュースとしてテレビで放送されていました。
 また、デルタ株から更に変異をしたデルタプラスという新しいヤツが発見されたというニュースも放送されていました。
 対抗手段は、ワクチンで大丈夫なのでしょうか?
 「ワクチンを開発するのに半年から1年、それから実際に使用するまでに1か月もあれば可能です」のような専門家の言葉をインターネット上で見つけました。
 えっ。それまでの間は、また、家に閉じ籠もるってことですか?
 特定の業種は、自由な営業ができないということでしょうか?
 3回目の接種、あるいは、それ以上の複数回の接種での負担やリスクを負わなきゃいけないってことですよね?
 対抗手段は、ワクチンで大丈夫なのでしょうか?
 「新型コロナウィルスの変異のスピードが速すぎる。まるで、人工的に変異が行われているようだ」という専門家もいるようです。
 日本の報道では、ほとんど注目もされていないようですが。
 でも、もし、その指摘が正しいのならば、ワクチン開発で対抗しても感染終息の出口は見えません。
 現在のワクチンの接種率が上がったとしても、です。
 変異の発生源から発生を絶たないと駄目です。
 変異の発生源って、どこでしょうか?

 現在の日本のリーダー、政治家(政府も与党も野党も)は、向かうべき方向が見えなくなっているように思えます。
 国民が正しい認識力を持って、声を上げるしか方法はないような気がします。
 「新型コロナウィルスへの対抗手段は、いくつも用意して国民に提示してください。」
 「その上で、できる限り国民が自由に活動できるようにしてください。」
 こんな声をあげないと駄目なのかなぁ。

 自分の目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 今日できる努力を少しずつでも継続していってください。
 頑張れ。
 絶対に諦めるな。
 60歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


新型コロナウィルスで考えたこと【65】-イベルメクチンを使わない理由-

2021-07-07 09:25:36 | 新型コロナウィルス

 日本の国内でも国外からも、新型コロナウィルスの治療薬、予防薬として、イベルメクチンという薬の使用を求める声があがっているようです。
 イベルメクチン使用の成果が上がっている国もあるようですが、なぜか日本では使用したというニュースを見ることはありません。
 なぜでしょうか。
 イベルメクチンは新型コロナウィルスの治療薬として開発された薬ではありません。
 日本では既に承認済みで、保険適用で医師が使用することはでき、医師の判断で、新型コロナウィルスの治療薬・予防薬として使用することも可能なようです。
 でも、新型コロナウィルスの治療薬・予防薬としてのイベルメクチンの使用が大きなニュースとはなりません。
 日本政府も推奨しているようには見えません。
 なぜでしょうか。
 製薬会社にとっては、うまみのない薬なのかもしれません。
 既に保険適用の薬ですので、薬価が決まっているため、新しく開発されたワクチンや薬に比べると儲けが少ないのかもしれません。
 これは、製薬会社にとっての損得の問題です。
 損得を行動の判断基準とするのは悪いことではありません。
 企業は利益を出さなければ生きていけないからです。
 もし世の中に必要な企業であれば、利益を出し続けることが必要です。
 この場合の企業の損得は、善悪と一致します。
 イベルメクチンを使用する国民の側から見ればどうでしょうか。
 既存の薬ですから、副作用、用法・用量等は分かっているはずです。
 また、医者から処方され、薬局で受取り、自分で服用することが可能、つまり、簡単です。
 ということは、コストもかからないということです。
 国民の側の損得からすれば、利益は大きいといえるのではないでしょうか。
 さて、製薬会社側と使用者側の損得が一致しない場合、どうしましょうか。
 そこで、企業家精神を発揮して、製薬会社側にも利益がでるようにすること必要なのだと思います。
 この企業家精神を発揮するのは、製薬会社側だけではありません。政治家、医療関係者、メディア、一般企業家の方々等それぞれの立場で、または、協力して実行することは可能です。
 短期的な損得を捨てて、中長期的な損得を取るような、企業の損得が、善悪につながるような考え、行いの方向に一歩を踏み出してほしいと思います。
 では、日本政府はなぜ推奨しないのでしょうか。
 面子でしょうか。
 私には、国民の選択肢を無くしているようにしか見えません。
 それは、自由主義ではなく、社会主義を目指しているように見えます。
 また、WHOはなぜ推奨しないのでしょうか。
 自分たちの存在意義を見せるためでしょうか。
 格差是正を実現するためでしょうか。
 社会主義国からの影響でしょうか。
 うーん?

 自分の目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 今日できる努力を着実に実行し、少しでも前進することにトライしてみてください。
 今日できたら、それを継続してください。
 今日できなくても、明日、明日できなければ明後日、断続的でもいいから、努力を継続することを意識してください。
 人間の成長には終わりはありません。
 そのことを信じて、頑張れ。
 絶対に諦めるな。
 60歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


新型コロナウィルスで考えたこと【64】-リスク金融商品を売る金融営業マン-

2021-07-04 14:47:03 | 新型コロナウィルス

 新型コロナウィルスのワクチン接種を進める大臣を見ていると、リスク金融商品を販売する銀行等の金融機関の営業マンの姿と重なってしまいました。
 中長期的なリスクの説明はせずに、短期的なリスクと現在のパフォーマンスが良いことを説明して、金融の知識が少ないけれど、営業マンや会社を信用してくれているお客様に対して、リスク金融商品を勧誘していく銀行等の金融機関の営業マンの姿です。
 営業マンの頭の中にあるのは、そのリスク金融商品が、将来、お客様に損失を与える可能性よりも、自分が所属する会社での成績を上げ、自分の地位を確立することです。
 本当に、この商品を、このお客様に買っていただくことが、良いのか、正しいのか、将来的にも迷惑をおかけすることがないか等は頭にありません。
 お客様に、リスク金融商品だけでなく、その他の選択肢もあることを提示して、それぞれのメリットとデメリットを説明した上で、お客様に、選択していただくというようなことはしません。
 そんなことをしていたら、目標達成できません。
 何とかして、自分の目標数値を達成するためには、会社が推すリスク金融商品を買っていただくように誘導することをやらなきゃダメなんです。
 新型コロナウィルスのワクチンを〇月までに、できる限り多くの国民に接種させる。
 これが、内閣政府会社における私に課せられた目標です。
 目標はこれだけです。
 ワクチンの中長期的なリスクなんて説明していたら、皆が接種してくれません。
 他に選択肢があっても、そんな説明をしていたら、ワクチンを接種してくれません。
 私には会社の中で、一所懸命に頑張る普通の人のように思えます。
 日本を引っ張る立場にいるのであれば、ワクチン接種が唯一の手段なのか、国民に選択してもらうようない他の選択肢はないのか、ワクチンの中長期的なリスクを呼び掛けれる専門家はいないのか、そのような情報がないのか等は、ご自分で勉強して、一定レベルの認識力を持った上で言動・行動を起こしてもらいたいものです。
 まるで、政府内閣会社の中で、社長から課せられた目標を一所懸命やって、自分の成績を上げようとしているただの人のように見えてしまいます。
 でも、この大臣だけではありません。
 二酸化炭素排出規制を推進している大臣、デジタル化を推進している大臣も同じです。
 この方向で本当に正しいのか、リスクはないのか、絶対に間違いないのか等、よく勉強してもらいたいものです。
 かつて、地方銀行で目標に追われ、本当に良かったのかという思いがある自分だからこその内容です。

 自分の目標に向かって、コツコツと努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 日本にも正しい認識力を持った政治家はいます。
 今は少数かもしれませんが、必ず、彼ら、彼女らは、やってくれると信じています。
 がんばれ。
 絶対に諦めるな。
 60歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。