継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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家族の歴史 オッサン公認会計士の介護ITCJ【54】

2024-04-24 15:52:18 | 介護



 母が帰天した後、法要等が落ち着いてから、家の片付けを始めました。
 今の家は、私が小学校のとき、約52年前に、住むようになりました。
 この家に引っ越してから、片付けをしていなかったのか、かなり昔のもの、私が、子供の頃のものも出てきました。
 
 

 ご飯を炊く鎌とふたです。
 今では、電気炊飯器ですが、昔は、ガスで炊いていたような気がします。

 (私、最近、炊飯土釜で、ときどき、ご飯を炊いています。)



 ざるそばの器とラーメンの器です。
 子供の頃、母がつくってくれて、父、母、私の3人で食べていたような気がします。
 いつの頃からか、カップ麺やコンビニで買うことが多くなり、家では、つくらなくなったような気がします。
 国に歴史があるように、家族にも歴史があります。

 短い歴史ですが、昭和、平成、令和と、それなりに、生活が大きく変わったと思います。
 いろいろと経験させてもらいました。
 片づけたモノは、「ありがとう」という思いを込めて、ゴミとして処分します。
 「ありがとう。」

 父と母に対しても、
 「ありがとうございました。」
です。





 散歩の途中の川で、見つけました。
 鴨でしょうか。
 他の鳥は、カメラを向けると飛んで逃げますが、鴨は、歩いたり、泳いだりして逃げますが、飛んで逃げることはありません。
 なんか、ホンワカします。
 こちらにも、「ありがとうね。」です。


 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
  このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


家族の意義 オッサン公認会計士の介護ITCJ 【53】 

2024-04-16 20:42:24 | 介護



 情報誌だったと思いますが、少子化に関する記事で、現在の日本の少子化の原因の一つとして、家族の意義が失われていることを上げていました。
 親の介護をしない、子を育てない、等。
 家族がいるときは、家族の意義なんて考えたこともなかった私です。

 とにかく、母親の介護をすること、なんとか、自宅で、家族のそばで、一生を終わらせてあげたい、という思いでやっていました。
 母の介護が終わり、その情報誌を読んで、「あ~、そうなんだ。日本では、家族の意義が失われていっているんだ。」と思ったくらいです。
 でも、もし、私が、母の介護をすることで、家族の意義という面で、他の人に、少しでも、良い影響を与えることができたとしたなら、うれしいと思います。
 正直、そう思います。




 我が家の南天です。
 我が家の南天は、とても、元気です。
 ありがとうね。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


ホットモット オッサン公認会計士の介護ITCJ 【52】

2024-04-02 16:52:39 | 介護



 先日、身体がきつかったので、夕食のおかずをホットモットで買うことにしました。
 ご飯は、炊く準備をしていたので、おかずのみの購入です。
 生前、母が、ときどき、「今日は、身体が、きついので、ちょっと、ホットモットで、夕飯を買ってきてくれんかなぁ」と、言っていたのを思い出しました。
 ホットモットは、我が家から歩いて1~2分のところにあります。
 気軽に、簡単に、利用できます。
 便利です。
 母の介護を始めて、途中からは、私が調理するようにしました。
 お米やおかずを柔らかくして、食べやすくするためです。
 スーパーで、おかずを買ったときも、蒸す等して、柔らかくして、食べさせていました。
 自分で料理をしてみて、家族の料理を作ることのたいへんさが、よく分かりました。
 母が料理を作るのは、当然のことのように考えてきましたが、それは、間違いであったと思います。
 母は、地方公務員であったので、仕事が終わって、食事を作ってくれていたのです。
 仕事で疲れていたときもあったと思いますが、よく頑張って作ってくれたと思います。
 もう少し早く、家族の料理を作ってくれる方の立場に立って考えることをすれば良かったと後悔しています。
 「ホットモット」で、料理を作るたいへんさ、当然なことではないこと、相手の立場に立って考えてみることの重要さ、等々を、今さらながら、考えてしまいました。
 介護をするのは、人生勉強の一面があると思います。




 写真の真ん中の葉っぱの上に、白い蝶々がとまっています。
 飛び立つ瞬間を撮ろうと思いましたが、失敗しました。
 難しいです。
 でも、再チャレンジします。
 花だけでなく、蝶々や虫等も、春の訪れを教えてくれているようです。
 ありがたいことです。


 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


尊厳 オッサン公認会計士の介護ITCJ 【51】

2024-03-24 20:51:24 | 介護




 最近、ある雑誌で、「一般に、欧米では、終末期で食べる力のない高齢者に、食事を食べさせることは、失礼だと考えるという言葉に出会いました。
 胃ろう、経鼻栄養、静脈注射などで、カロリーを与えて生かすのも同様だということです。
 これらは、人間の「尊厳」を傷つける「虐待」だと考えられているからだそうです。
 この部分を読んで、母の介護のことを思い出しました。
 胃ろうは、しませんでしたが、流動食等を無理に食べさせようとしたことがあります。
 下痢をしてしまい、それで、ハッと気づきました。
 無理に、食事を食べさせようとしては、いけない。
 無理に、栄養を食べさせようとしてはいけない。
 「なんとか少しでも長く生きてもらいたい。」 「できれば、復活してもらいたい。」等と愚かなことを考えていました。
 「人間は、いつかは必ず死がやってくる。」
 「人間の本質は、魂であり、死は、肉体から魂が抜けだし、あの世に帰っていくことである。」
 このようなことを学んでいたのに・・・。
 反省をすることは、たくさんあります。

 介護をするにあたって、前述した雑誌の言葉のような考え方を知っておくことは、重要なことではないかと思うのです。




 散歩の途中で、ツバメを見つけました。
 ツバメが見られるようになると、春が来ているということだということです。
 ありがとうね。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


母の介護をしてあげた? 母の介護をさせてもらった! オッサン公認会計士の介護ITCJ【50】

2024-03-17 08:34:30 | 介護



 私が、自宅で、母の介護をした理由、自宅で、母を看取ろうとした理由について、ときどき考えてみることがあります。
 多分、理由は、一つではないような気がします。

 最近、自分の人生における「経験」というのを、考えることがありました。
 私は、卒業後、地方銀行に勤務しました。

 私の同期入社の方や先輩、後輩の多くの方、主に男性ですが、定年退職まで、職場に勤務し、定年後は、銀行の紹介等で、どこかの企業に出向し、年金がもらえる年齢になれば、年金生活を送るという人生を歩みます。
 私は、そういう人生は、送っていません。

 44歳で、職場を退職し、公認会計士になり、個人事業主となりました。
 同じ職場の方々とは、少し違った人生を選びました。
 母の介護も、そうなのかな、と思うことがあります。
 両親を施設に預けて、自ら介護をしないという方も多いように思います。
 そういった点からも、私は、人とは、少し違った人生を歩んでいることになります。
 自宅で介護をする方、施設に預ける方のどちらが多いかは分かりません。
 しかし、特に、男性の場合は、施設に預ける方が多いような気がします。
 父の介護も母と二人で行い、(ほとんど、母がしましたが)、父も自宅で看取ることができました。
 今、思えば、貴重な経験でした。
 自分の思い、考え方、心が、変わったということが、一番の経験だったのではないかと思うのです。
 精神的にも、肉体的にも、辛いことはありましたが、貴重な経験をした、させていただいたと、今は、考えることができます。
 「母の介護をしてあげた」ではなく、「母の介護をさせてもらった」ということだと思うのです。
 うまく行かずに、イライラし、それを父、母にぶつけたこともありました。でも、優しく、接したこともあったと思うのです。
 そして、自分の心を少し変えることができました。
 魂として、少しだけ、成長できたかもしれません。
 「ありがとうございました」です。




 散歩の途中に、「チュンチュン」と鳴く声を、よく聞くようになりました。
 スズメです。
 屋根の上から、チョコンと顔を出して、こちらを見ているようです。
 春が、もうそこまで来ているという知らせの一つかな、と思います。
 少し、気持ちがホンワカします。
 ありがとうね。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 介護の種類、度合い等は様々で、一概には言えませんが、介護をするのは大変です。
 ケアマネージャーさん等に尋ねたり、自分で情報を探してみたりして、検討してみるのも良いかもしれません。
 反省も大切にしてください。
 このブログを読んでくださった皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 62歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。