継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

じゃあどれくらいの数字をあげればいいだよ。

2014-04-28 07:16:01 | うんちく・小ネタ

 じゃあどれくらいの数字をあげれば、銀行は、経営者保証を見直してくれるのか。
 これは難しい問題です。なぜなら、業績や資産内容といった数字は銀行が中小企業を評価する主要なものではありますが、それだけで中小企業を評価している訳ではないからです。
 そんな回答では役に立たないでしょうから、一応、簡単な基準となる数値を示しましょう。
 まずは、業績、つまり、経営成績です。
 「儲かってますか?」ってことです。
 当期純利益に減価償却費を加えた償却前利益を使います。
 銀行からの借入金を償却前利益で除した数値で判断します。
 これは、中小企業が借入金を利益で返済するのに何年が必要かを計算するものです。簡単ですが、よく使います。
 この数値が、5以内なら超優良、10以内なら優良、20以内ならまずまず、30以内ならう~ん、30を超えれば早急に対策が必要、といった感じです。
 次に、資産内容、つまり、債務超過でないかということです。
 「財産ありますか?」ってことです。
 これは現在の貸借対照表を、回収見込みのない資産を控除したり、将来発生の可能性の高い負債を計上したりして、修正して債務超過でないかを確かめます。
 表面上の貸借対照表でなく、実質的な貸借対照表で判断します。
 債務超過(資産<負債)であれば悪い、債務超過でなければ良いと判断します。
 しかし、ぎりぎりのラインよりも、純資産が多い方が優良と判断されますので、注意してください。
 税金を支払っても内部留保を積み重ねる企業を優良と判断するのです。
 以上のようなことを参考にして、現在の自社の状況を分析してみてください。
 52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


隣りのおばさん、いや、お姉さんから自家製のパンをいただきました。

2014-04-26 09:30:42 | うんちく・小ネタ

 隣りのおばさん、いや、お姉さんから自家製のパンをいただきました。これが美味しくて、ついつい夜中なんかに起きて、つまみ食いしてしまいます。そのせいで、今朝の体重は、67.4kgと増加していました。
 今年の目標、63㎏未満までは、遠い道のりですが、気候もよくなってきましたので、そろそろ運動でいい汗をかいて、目標達成を目指したいと思います。
 コツコツ継続するためのツール「365日継続記録表」の5月分です。ダウンロードしてご自由にお使いください。
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 「Keizoku201405.xlsx」をダウンロード

 このブログを読んでくれた方が、コツコツと努力を継続し、となりのお姉さんがくれた美味しい自家製パンの誘惑にも負けずに、理想、目標、夢等を達成できることを願います。
 52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


理想の自分に、すぐに、なりたいという願望

2014-04-25 06:55:35 | うんちく・小ネタ

 ちょっと努力をしただけで、理想の自分になったかのように思ってしまう癖が私にはありました。多分、今でもあると思います。
 学生時代、ほんの少し勉強しただけで、すべてが分かったかのような気分になってしまい、その後、努力をしなくなるのです。
 このような思いや行いの根底には、理想の自分に、すぐになりたいという願望があるのではないでしょうか。
 でも、理想の自分になるっていうのは、すぐにはできませんよね。
 ぐっと耐えて、努力を継続し続けないと駄目なんです。
 まずは、そのことに気が付く必要があるのですが、気が付かない人もいます。気が付いても、その時点で、「もう努力なんていいいや。」と諦めてしまう人もいます。さらに、努力を始めても途中で止めてしまう人もいます。
 こう考えてみると、理想の自分になれる人っていうのは、かなりの狭き門といえそうです。
 しかし、別の見方もできます。理想を分割するのです。知識もあって、見た目もよくて、お金もあって、時間も自由に使えて、社会的な地位もあって、多くの人から信頼されて、その他・・・と理想があまりにも多岐にわたっていると、かなり狭き門となります。
 理想を分割、絞込みを行ってみた場合はどうでしょうか。
 例えば、知識については、ある特定の分野の知識について身に付けたい、見た目については、肌をいつまでも若く保ちたいといった具合です。
 これなら門の狭さが、少し広がるかもしれません。
 努力を継続することは、時には、つらいことですが、何か成果が表れた時には、何ともいえない喜びを伴うものです。
 私は、こんなことを考えながら、日々コツコツと努力を継続しています。
 私の4月第3四半月の365日継続記録表、365日勝敗表です。
 H260424
 20140424  
 
 白星が続いています。(何とか)
 このブログを見てくれた方が、50歳過ぎたオッサンが頑張ってんだから、俺も私も何か努力を継続してみようと思っていただければ幸いです。
 52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


すぐに後退りする傾向

2014-04-22 08:47:11 | うんちく・小ネタ

 何か難しいことがあると、すぐにあきらめる癖が、私にはあります。
 資格試験の勉強をしていて、試験当日までには習得できないような難しい項目が出てくると、「あっ、もうダメ。こりゃ、できないわ。」等と考えて、後退りしてしまいます。ここで、諦めて、勉強を止めたり、試験を放棄したり、過去、このようなことを繰り返してきました。
 このように、ちょっと難しいことがあると、後退りして、諦めてしまうような傾向を、ザリガニ型の人生観というそうです。ザリガニは前に何か動くものがあると、後ろの下がってしまう習性があるので、そう言うのだそうです。このザリガニの修正を利用して、ザリガニを捕まえるということです。
 私は、すぐに後退りする癖を何とか直したいと考えてきました。しかし、後退りは治りません。そこで、後退りしても、すぐに前へ進みだそうと考え、そのように実践することにしています。
 後退りしたと自分で感じたときは、少し間を置いて、反省をします。そして、また、少しずつ前へ進み始めるのです。
 昨日、情報処理技術者の試験を受験してきました。準備不足でしたので、受験しようか迷ったこともありましたが、上記のとおり、後退りはしないという思いで、受験してきました。
 結果は分りませんが、4年前に受験したときよりは満足する回答ができたと感じています。気持ちはスッキリしています。(当日は、雨に打たれて会場に行ったため、身体のほうは風邪気味です。)
 これから、国家試験等の資格試験が実施される時期になります。挑戦される方は、頑張ってください。
 後退りせず、努力を継続し、受験すれば、必ず得られるものはあります。その得られるものを見失わないようにしてください。
 公認会計士を目指して勉強していると私に連絡をくれた方、社会保険労務士を目指して勉強していると私に連絡をくれた方、その他、国家試験をパスして国家資格をとろうとしている方々が、大きな成果を得られんことを願います。
 まだまだ、いろいろチャレンジ中の52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。
 


当たり前ですが、財務数値の良い企業になることが必要です。

2014-04-17 22:52:37 | うんちく・小ネタ

 引き続き経営者保証に関するガイドラインの解説です。今回は、主たる債務者及び保証人における対応の2番目、財務基盤の強化についてです。
 ガイドラインには、「主たる債務者は、財務状況及び経営成績の改善を通じた返済能力の向上等により信用力を強化する。」としています。
 要は、財務数値の良い企業になってくださいってことです。当たり前のことです。
 経営者の保証がなくても返済の心配がないと金融機関に思わせる程度の経営成績(利益計上、赤字体質でないこと)と財務状況(資産・負債の状況、実質債務超過でないこと)が必要ということです。
 
 ここで、「うちは無理。」と思われる社長さんが多いかもしれません。ここは少し検討の余地があります。
 経営者保証が融資額の100%か、0%かの話なら、株式上場企業のような超優良企業にしか無理な話しれません。
 でも、「0%は無理でも、80%、60%、40%でもいいや」と考えてみては、どうでしょうか。
 さらに、1年目は無理でも、2年目、3年目と業績をあげて、資産状況をよくしていき、経営者保証の割合を減らしていくと考えてみては、どうでしょうか。
 少し気が楽になりませんか。
 駄目で元々です。
 それに、経営者保証が変わらなくても、業績向上や経営改善が進むことは企業にとって悪いことではありません。
 やってみる価値はあるのではないでしょうか。

 元地方銀行マンの52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。