こんにちは園長の田中惠美です。
さて、先日日本保育協会主催の上甲晃先生による「志をもって生きる」を主題テーマとした研修会に参加してまいりました。
上甲晃先生は、松下政経塾の元塾頭そして志ネットワーク 青年塾の設立者です。
実は私は上甲晃先生の毎朝7時に届く(志の言葉)のメールマガジンの愛読者であります。
このメールは上甲先生が20年間1日も休まずに作成されたものから抜粋されているようで、その内容はどれも心が洗われるものばかりで、日々勉強させていただいております。
そんな上甲晃先生のお話を研修として、受講させていただき一語一句大切に心に刻み込みました。
その中でも私が特に心に残った事を以下にご紹介させていただきます。
1. 教育は未来への希望であるということ
*人を信じ、育て続けること
*子ども達にも未来のためにも何事も目標を持って継続すること
*子どもをしっかり教育し未来へつなげること
2. 教育において大切な3つ
*不便
*不自由
*不親切
不便、不自由、不親切を経験し自らが主人公意識を持つことで、自立心が芽生える。
子ども達に何から何まで与えないことにより、自らが苦労して主体性を産むことにつながる。
3. 人生にできないことは何もない。
*何事も実行することが大切である。
*実際に失敗してもやってみる。
そして最後にある言葉を紹介していただきました。
その言葉は 「難有」 です。
*生きていることにおいて「難有」
*またできないからこそ「難有」
*知らないからこそ「難有」
でもそれは見方を変えれば知らないからこそ、知る事が出来たりすることに繋がり「有り難い」事となると熱く語られておりました。
字を入れ替えるだけで、言葉は大きく「難有」から「有り難い」に変わりますね。
どのような時でも心のもち方、志のもち方によりとらえ方は大きく変わります。
だからこそ困難にぶつかった時、マイナスに物事を考えず、今何ができるのかしっかり考案し、プラス志向で考えていきたいものです。
このような考えは子育てにおいても共通する考え方であるといえますね。
日々様々なトラブルにぶつかる時がありますが、困難な事を「難有」とせずに自分自身の志をしっかりもち、前向きに考えられるようにしていきたいものです。
私は今回の研修で、「常に謙虚な気持ちを忘れず一人の人として志をしっかりもちたい」と、そしてこの事を忘れず日々精進してまいりたいと心に誓いました。
また明日のディリーメッセージが楽しみになってきました。
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