こんにちは
教頭の田中恵理子です。
当園では様々な食育プログラムを行っていますが、その中の一つに園庭横にあるKIDS FARM(自然農園)で園児が年間を通して野菜の栽培をしていて、自分たちで苗植え~収穫までの直接体験を通して、食に関心を持ったり、自然の不思議さを感じたり感謝の心が育つことを目的としています。
収穫した野菜は園の給食の材料にしてもらって、園児みんなが食べる機会を持ったり、家庭でも子ども達が作った野菜を食べていただけるように、不定期でみんなで作った野菜屋さん「neya marche」(ネヤマルシェ)で販売もしています。
そして、5月に植えた夏野菜は子ども達の日々の水やりや雑草抜きで栽培活動のおかげで、立派に育っています!(夏野菜植えの様子がこちら)
たくさん収穫できたので、「neya marche」(ネヤマルシェ)をオープンしました
収穫はぞう組(4・5歳児)の5歳児のお当番の子ども達がして、お店の準備を手伝ってくれましたよ
この日の収穫はなすび・ピーマン・きゅうりとオクラです
みずみずしくて、つやつやでとてもおいしそうです。
うさぎ組(2歳児)の子ども達が興味しんしんでお店を見学していました
「お兄ちゃん・お姉ちゃんが作った野菜ですよ」と話すと、触ってみたり、名前を言ったりしていて、「おうちの人と一緒に買いにきていいよ」と教えてもらうと、わくわくした様子でした
そして、
オープン初日はたくさんの子ども達が夏野菜とお金を握りしめて、野菜を買いにきてくれました
子ども達が作った野菜をご家庭の食育に役立てていただきたく、野菜代はとてもお安くさせていただいていて、neya marcheの収益は次年度の野菜の苗代に充てています。
母「なすび買うんだったら食べるんだよ」
子ども「うん。カレーに入れてくれたら食べられるから」
母「わかった。なすびはカレー入れようね」
というような親子での楽しい会話が聞こえてきました。
ちょっと苦手だなと思うものでも、自分で選んだ野菜だったら、自分で栽培した野菜だったら子ども達は「食べてみよう」「食べたい」と気持ちがプラスに働いていきます。
乳幼児期の豊かな食の体験で様々な味や食感を知ることが好き嫌いをなくし、なんでもバランスよくおいしく食べられる基盤を作ります。
バランスよく食べることが子ども達の健やかな成長と健康維持にもつながります。
子ども達にはなんでもおいしく食べられて、食事の時間が楽しいと思ってほしいですよね。
今後もどんどん夏野菜は収穫していきますので、子ども達にたくさん夏野菜を食べてもらえるように、給食はもちろん、neya marsheでの販売を楽しみにしていてください
先日行った尿中からナトリウムとカリウムの比率を調べる「スポット尿検査」。摂りすぎると健康に良くないナトリウム(塩)とナトリウムを打ち消すカリウム。私の検査結果は・・・よくなかったんです。
自分では野菜をたくさん食べているので自信があったのですが、塩分量は自分が思っているよりも多く摂取していたことを知ることができたので、気を付けようと思うきっかけになりました。
そして、7月17日(土)に当園の食育推進プロジェクトの顧問をして下さっている武庫川女子大学 国際健康開発研究所の管理栄養士の森真理先生(現 東海大学 健康学部 准教授)にお越しいただき、「オトナの食育講座」を当園の保護者に向けて行います
新型コロナウイルス感染症のこともあり、健康でいることの大切さを感じるこんなときだからこそ、病気にならないための食事についてのお話や、子ども達の食事についてのお悩みについても相談できる講座となっていますので、ご家族の健康維持のための食事について学びたい方や興味のある方はぜひスタッフまでお声かけ下さい。
私も、森先生のお話を聞いて食生活を見直していきたいと思います。
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