日本近代建築を巡る

こんにちは。

園長の田中啓昭です。

先日、ひょんなことから、妻の実家がある京都で有名な建築スポットに、義兄の案内で行ってきました

義兄は建築士なんですが、彼は本当に仕事が好きで、

どこに行ってもすぐにところ構わず、壁などを「コンコン」と叩いてはその材質やら造りやらを確かめたりします。

この日も妻と義姉が買い物をしている間の待ち時間が暇だったので、

どうやって時間を潰そうか、と話しているうちに、



義兄：「啓昭くん。行きたいところあるんやけど、ええかな？」

私：「ええで、ほんでどこ？」

義兄：「新しいビルが四条の○○○にできてん。それ見に行きたいねん。」

私：「・・・」

私：「・・・え、ええで。ほな行こか。ちょうどトイレ行きたかったし・・・」

そんな感じで、そのビルに行って、まず「コンコン。コンコン。」

あらゆるところをノックしはりました。

そして、満足しはりましたその後に

義兄と私：「どうする？・・・」

私：「じゃあ、久しぶりに新風館（京都のファッションビル）に行ってもええか。

俺、ビームスでちょっと見たいもんあるし。」

ってな感じで四条河原町から烏丸三条にある新風館までボチボチと歩いていきました。

その道中、御幸町通や三条通などを歩いてはお気に入りの建物が見つかれば、

その壁を「コンコン」そして写真をパシャ！


「あっ、このデザイン京都らしいね」　コンコン　　　パシャ！　

「これおもしろい作りしてるわ」　コンコン　　　パシャ！
　
「あっ、この発想おもしろいわ」　コンコン　　　パシャ！

パシャ！　　　パシャ！　　　パシャ！


「あっ、携帯のメモリー容量なくなってもうたわ・・・」



「・・・」


そんな、建築マニアの義兄が「ここは建築関係の人で知らん人がおらんぐらい有名な場所やで」と言っていたのが、

新風館までの道中にあった下の写真の場所です。




行ってみると、本当に有名な場所のようで、義兄のような建築マニアの方があちこちで

パシャ！　　パシャ！　　　パシャ！　と写真を撮っています！



しかも下の写真のように案内掲示板まであるではないですか！




私：「うわ～、案内板まであるでぇ～。ホンマに有名なんや！」

その案内板を読んでみると「フムフム、なるほど」

そしておまけに横で副音声のごとく義兄のガイドが付き。

まるでサラウンド状態（笑）のごとく、一気に理解できました



案内板には
「三条通には、江戸時代には東海道の西の起点として賑わい、

近代になると集書院、郵便局、商店、銀行、保険会社などが次々に建てられ、

京都のメインストリートになった。

明治45年（1912）に四条通、烏丸通が拡幅されると、その賑わいは次第に移っていったが、

それがかえって歴史的建造物を残すことになった。

平成8年に三条通の新町通から寺町通までの一帯は

京都市の「三条通界わい景観整備地区」に指定されている」

と記されていました。


そんなレトロな建築物に興味のある方は是非どうぞ。

そしてレトロな建築物をバックに「パシャ！」

記念撮影いかがでしょうか？