ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

「みる」ことによる改善(1)

2006-06-25 | ボトムアップ・マネジメント
長い間、品質管理をしてきて、もの見方が少しは成長しているのだろうか。
確かに多くの人が気付かないことに気付くことがある。

たとえば、バラツキを発見したとき。
しめた、何か改善のヒントが得られる、とおもう。
ところが、多くの人は、こんな筈はない、たまたま起きた事だと思いたがる。
「もう一度測定し、何もなかったら、さっきのは間違いと判断しよう」という具合である。
こちらが改善のヒントと考えていたことが、いつの間にか消えてしまう。
こんな、やりとりが長く続く、品質管理は忍耐力と我慢比べである。

先日、あったことである。
同じ作業をしているのに、生産性が3倍以上違う。
作業の段取り、作業手順が明らかに違うのだが、一方はベテラン、もう一方は新米で片付けてしまう。事実を見ようとしないのである。

さて、必要最小限の考え方を駆使してこの問題を解決してみたい。
できるだけ自分の考えを押し付けず、生産性1/3の作業者にどのように気付いてもらうか考えたい。
経過は、ライブで報告するので、時々チェックしていただきたい。

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