仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

禁断の惑星

2004年09月16日 | ムービー
『禁断の惑星(原題Forbidden Planet)』(1956年/フレッド・M・ウィルコックス監督/アメリカ)を見た。
古い映画なのであまり期待してなかったのだが、充分面白かった。
それにしても、「地球から遠く離れた惑星で発見した高度な文明人の遺跡」「その文明人の身体は大きかった」「肉体のない文明」「エネルギーを運ぶ回路がないのにエンジンや計器が動いている」「無限エネルギー」「意思の力」「イドの怪物」など、覚えがある設定や似た言葉がたくさん出てきたのには、正直驚いた。
というのは、『THE IDEON 接触篇 A CONTACT』(1982年/富野喜幸総監督・滝沢敏文監督)と、『THE IDEON 発動篇 Be INVOKED』(1982年/富野喜幸総監督・滝沢敏文監督)の設定と酷似していたからである。
さすがに宇宙船の形や、特徴的な丸い大きなゲージなど、メカニックの類いはまったく違うデザインだったが、物語の基本となる異星人の設定はほとんど一緒。
映画作品だけでなく、テレビアニメの『伝説巨神イデオン』(1980~1981年)もリアルタイムで見ていたし、好きな物語だっただけに、あのアイディアが独創的なものではなく、このアメリカ映画からすっかり持ってきたものだったと知って、とてもガッカリしたのだった・・・。


2 コメント

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Unknown (ono)
2006-11-12 23:10:20
パッケージの写真は...
ロボット「ロビー」ですね。
ロボットといえばこの形が基本というくらい有名なキャラクターですよね。
亜流を探せばきりがないという。
映画自体はまだ見たことがないのですが...
以前おもちゃをテーマにした特別展をやったときに
古いロビーのおもちゃを某冨野さんから借りました。
後で調べたらかなりのプレミアものだったようです(笑)

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Unknown (仁左衛門)
2006-11-12 23:18:01
仁左衛門もこんなロボットの玩具を持っていました。
今はもうありませんが、あの重さや質感は今でも頭に浮かびますよ。
懐かしいってそういうことですよね。
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