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仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その4)

2013年12月26日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その3)】のつづき
プラ製容器が運び込まれた資源化施設では、作業員の手作業でビニール袋が破かれ、住民が間違って分別したごみを選別し直すという作業が行われている。
この作業には年度当初4人の人員配置が計画されていたのであるが、プラ製容器の分別が徹底されていない状況が続いていたことから、年度途中に"容器等圧縮梱包機"が導入されるまでの期間(2013年4月~9月)として2人を増員し、6人の体制でこの作業を行うことと変更されていた。
ところが、あまりに分別が徹底されていない状況が続いている状況下においては、その期間を過ぎても元の人員に戻すことができないのだった。
また、当初作業員1人の予定であった"容器等圧縮梱包機"の梱包作業も、試運転の結果、2人が必要ということになり、現在は計8人の作業員でプラ製容器に関する作業を行っている(当初計画は5人)。
このことによって(平成25年度の)予算は346万円の増額を余儀なくされているのだから、皆しっかりごみの分別をしなければ、住民の負担が増える一方になるということなのである。
つづく

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その3)

2013年12月26日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その2)】のつづき
小平町にある"有害鳥獣処理施設"等を視察後、留萌市にある"資源化施設"に向かった。
ここは"平成25年第5回議員協議会(2013年5月13日)"の際に一度視察しているのだが、その後に"プラスチック製容器圧縮梱包機"が導入されたことから、再度の視察となった。
画像は、毎週1回収集される"プラ製容器"。
ごみ収集車でこの施設に運ばれた"プラ製容器"は、計量後、ベルトコンベアで施設内を移動する。
つづく

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その2)

2013年12月26日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その1)】のつづき
"有害鳥獣処理施設"の焼却炉表面は少し鈍い光沢がある金属製だったが、手で触ってみるとぺこぺこと音がした。
扉の内側はレンガ張り。
この焼却炉は1時間当たり150kgの焼却能力があるとのことである。
"生ごみ処理施設迂回路拡幅工事"(工期:2013年11月13日~12月12日)は、工事費173万2,500円。
この日はすでに一部圧雪状態だったので直接路面を確認できない部分もあったのだが、厳冬期の除排雪によって路面の土砂がえぐり取られてしまうのではないかと心配している議員もいたようだった。
つづく

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その1)

2013年12月26日 | 社会・政治・経済
2013年12月16日(月)午後1時より"留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会"が開催されたことから、これに出席した。
この回の協議事項は、
(1)有害鳥獣処理施設等及び資源化施設の視察について
(2)一般廃棄物最終処分場建設工事進捗状況について
(3)プラ製容器、紙製容器分別調査結果について
(4)平成25年度留萌南部衛生組合補正予算案(第2号)について
(5)その他
といった内容。
定刻より若干遅れて開会した後、組合議員、構成市町職員、組合職員が留萌市役所前からマイクロバスで目的地に向かった。
最初の視察は、小平町のごみ処理場ストックヤード内に建設された"有害鳥獣処理施設"と、"生ごみ処理施設迂回路拡幅工事"が行われた現場だったが、"有害鳥獣処理施設"は駆除された有害鳥獣(エゾシカ、ヒグマ、キツネ、アライグマ)の死骸を焼却する施設。
ストックヤードの改修工事(工期:2013年8月14日~9月30日)に182万700円、焼却炉設置工事(工期:2013年10月10日~11月15日)に2,829万7,500円の費用がかかった。
画像は焼却炉。
つづく

平成25年度留萌管内町村議会議員研修会

2013年09月11日 | 社会・政治・経済
2013年9月4日(水)に小平町文化交流センターを会場として【平成25年度留萌管内町村議会議員研修会】が開催されたことから、これに参加した。
午後1時30分から、札幌市立大学デザイン学部・大学院デザイン研究科の斉藤雅也准教授の『健康や家族の状況で変わる高齢者の住まい』と題した講演。
「国内の月別死亡数」(厚生労働省人口動態統計資料)を見ると、"心疾患・脳血管疾患"を原因とする死亡より"溺死・溺水"を原因とする死亡のほうが冬期間の発生率上昇が顕著とのことで、「入浴事故の実態(死亡数)」、「室温低下に対する血圧上昇発生率」といった資料も示しながら、"室温が低下するほどリスクが高くなるが、温熱環境が人体へ与える影響に対する認識が弱い"との話や、"札幌市円山動物園・類人猿館"を改修した際の改修デザイン等を例に、"限られた空間の環境を構成する光や熱をコントロールすることの重要性"についての話があった。
暑い夏は室内に入り込む陽射しを遮へいして"冷房"すること、寒い冬は室内への陽射しをより取得して"温房"すること、空気温度と表面(壁面)温度を意識すること、そのようなことを踏まえて"地域に愛される公共施設をどう作るか"との講演であった。
そして、講演終了後の午後4時からは小ホールから多目的ホールに会場を移動して"懇談会"が行われ、美味しい料理や"おびら太鼓麓龍"ジュニアメンバーの皆さんによるステージ、抽選会、ビンゴ大会等で随分と楽しませていただいた。
仁左衛門は昨年度(天塩町開催)、ぎっくり腰を原因として不参加だったことから同研修会への参加は2年ぶりだったが、移動時間も短くて助かったし、なかなか良い研修会だった。
(^_^)

増毛町議会 農業基盤整備事業行政視察(その5) 2013年

2013年07月09日 | 社会・政治・経済
増毛町議会 農業基盤整備事業行政視察(その4)】のつづき
この日(2013年6月28日)の行政視察2箇所目は「農業基盤整備事業施工状況」ということで、美唄市峰岩地区の施工現場にお邪魔した。
ここは、1980(昭和55)年度に一部農地整備済みの地域を含んでいるらしかったが、施設の老朽化による通水阻害もあり、2008(平成20)年度から"農業競争力強化基盤整備事業"に着手している地域で、2015(平成27)年度に工事完了を予定しているとのことであった。
現地は若干風があったことから頂戴した資料が若干見づらくはあったものの、予定の時間を超過しているにもかかわらず、工事請負業者の皆さん等が2区画にわたって丁寧に説明して下さったのには恐縮した。
さて、この度の2箇所の視察で共通していたのは、地域の土壌が"泥炭"であることと、整備事業の取り組みを数十年前から行っていること等。
空知というと"北海道の米どころ"というイメージが単純に思い浮かぶのであるが、決して立地に恵まれていたわけではなく、土地改良事業や独自の栽培体系を工夫する等、連綿とした経営努力が積み重ねられているのだということを知らされた。
我が増毛町ではようやく2014(平成26)年度から"農地整備事業"(経営体育成事業)が始まる予定であるのだが、整備事業が完了し、営農経費節減の効果や作物の生産高が上昇し、経営者の皆さんの所得に反映されるようになるまでにはまだ長い歳月が必要なのかもしれないと思った。

増毛町議会 農業基盤整備事業行政視察(その3) 2013年

2013年07月09日 | 社会・政治・経済
増毛町議会 農業基盤整備事業行政視察(その2)】のつづき
現地での説明後は会館に移動し、空知総合振興局職員の皆さんに同局作成によるビデオ映像を見せてもいただいた。
(旧北村)豊里北地区での土地改良への取り組みは48年にもなるのだそうで、圧倒的な事業規模の違いを感じたのだった。
画像は"集中管理孔"。
桝の内部には流れ込んだ枯れ草等を取り除くためのメッシュスクリーンが取り付けられているとのこと。
取水ゲートは赤いレバーを使って開閉する。

つづく

増毛町議会 農業基盤整備事業行政視察(その1) 2013年

2013年07月09日 | 社会・政治・経済
増毛町議会は2013(平成25)年6月28日に【農業基盤整備事業行政視察】を実施し、10人の議員がこれに参加した。
前日は午後1時からの【平成25年度北海道町村議会議員研修会】に参加後、午後6時から札幌市内で増毛町議会議員会の主催による懇親会を開催し、同市内のホテルに宿泊。
当日は午前9時に出発し、約1時間後に月形町役場駐車場において今回の行政視察をお引き受け下さった皆さんや佐○局長と合流して視察先へと向かった。
今回の行政視察の内容は、「農業基盤整備事業完了地区」と「農業基盤整備事業施工状況」2箇所の視察で、最初の「農業基盤整備事業完了地区」は、2004(平成16)年度に着手し2009(平成21)年度に事業が完了した岩見沢市(旧北村)豊里北地区。
豊里北地区期成会会長新○國夫氏の"(有)新田農場"さんにお邪魔し、実際に"水路"や"集中管理孔"を見せていただきながら、"地下かんがい"の仕組みや"省力・低コスト技術"、"労働軽減技術"等のお話をしていただいたのだった。

つづく

平成25年度北海道町村議会議員研修会

2013年07月03日 | 社会・政治・経済
2013年6月27日(木)午後1時から、札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)を会場として【平成25年度北海道町村議会議員研修会】が開催され、増毛町議会からは議員11人と事務局員2人が参加した。
今年度の研修(講演)内容は、慶應義塾大学法学部教授片山善博氏の『議会改革に期待する』と、政治アナリスト伊藤惇夫氏の『今後の政局・政治展望』の2題。
片山氏は、東京大学法学部卒業→自治省→鳥取県知事→慶應義塾大学教授→総務大臣(2010年9月~2011年9月)→現職といった経歴をお持ちのようで、『市民社会と地方自治』(慶応大学出版)ほか多数の著書があるとのこと。
今回の講演も自著の『日本を診る』(岩波書店)等を基に「地方分権改革と議会の役割」、「散見される議会の機能不全」、「チェックする議会」、「現場や当事者を重視する議会」、「臨機応変の議会」、「住民に開かれた議会」、「議会事務局の役割」といった項目を示して話をされていた。
自身の基本にあるのは「変だなということを変えていこう」という思いだそうで、これは仁左衛門を含め、本研修会に参加した多くの町村議会議員が共感できたことではなかったかと思う。
講演2人目の伊藤氏のことはマッタク存じ上げなかったのだが、テレビ番組によく出演されているらしく、学習院大学法学部卒業→自民党本部勤務→新進党事務局勤務→太陽党事務局長→民政党事務局長→民主党事務局長(2001年退職)→政治アナリストという経歴をお持ちのようで、やはり『政党崩壊』(新潮新書)ほか多くの著書を出されているとのことだった。
1970年代前半の田中角栄氏が総理大臣だった頃から政治の中枢付近にいたとあって、随分と中央政治や政治家個人の人柄等に詳しいようで、様々な事柄に触れては興味深い話をされていた。
さて、各氏の持ち時間はそれぞれ90分間で、これは大学の一般的な講義と同じ長さであると思うのだが、受講する側にとってはこれを長く感じる人達も少なからずおられたようで、途中から一時席を離れてしまう議員が多く、仁左衛門の席の前が通路だったものだから、最後のほうではまるで雑踏の中に身を置いているかのような不思議な感覚にすらなったほどだった。
真面目ぶるつもりはないのだが、この研修会の時間配分について、主催者の北海道町村議会議長会は再考する余地があるのではないかと、余計な事ながらそのようにも感じてしまったのだった。
今回は質疑応答の時間は設定されていなかったようで、同研修会は午後4時30分頃に終了した。

採石場の安全祈願祭

2013年06月20日 | 社会・政治・経済
昨日(2013年6月19日)午後3時から、増毛町営黒岩砕石場において、今年度の原石採取・プラント生産業務等の無事故無災害を祈念する"安全祈願祭"が執り行われ、増毛町議会議員5人と町民2人の計7人で構成されている"増毛町公営企業運営委員会"には、委員長の仁左衛門と飛○副委員長の2人に案内をいただいたので、共に出席してきたのだった。
(アメダスデータによると)午後3時現在の気温は17.0℃とのことだったが、採石場は増毛山地の山裾に位置することもあり、もう少し気温が低かったのではないかと思う。
山はクールビズというよりウォームビズにしてもらいたいほどに涼し過ぎた。
砕石場には雲が低く垂れ込めていたのだった。

平成25年第6回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その2)

2013年05月21日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第6回議員協議会(その1)】のつづき
(3)の"補正予算について"(資料3-1・3-2)は、ごみ処理場建設費、ごみ処理場管理費を追加したことによる1億2,686万0,000円の追加補正で、これは建設中の一般廃棄物最終処分場の被覆施設崩壊事故と資源化施設維持管理運営業務の契約先変更に起因するもの。
組合事務局によるどうにも頼りない説明を聞くに及び、"475万7,550円の生ごみ中間処理場投入口の改修工事"や"指定ゴミ袋の誤納入の件"等これまでの"防げただろうミス"と思える事柄の発生もあったことから、この際思い切って苦言を呈させていただいた。
事故に起因することは別であるし、当然、担当者個人の責任等と言う気は無い。
ただ、組織内で決済を受けながら仕事を進めているのだから、一人のミスを見逃さないために他の目がチェックできる行程が作られているはずで、そういう機能を充分に働かせてほしいと思ったからだ。
行政のプロの方々に対して甚だ生意気な物言いだったかもしれないが、この時は憤懣やる方ない気持ちで一杯だった。
(4)"その他"(追加資料)は、一般廃棄物最終処分場被覆施設倒壊原因調査委員会の調査状況についてで、同委員会による事故報告書は6月中に提出される様子であるほか、再設計について確認・解析中であるとのことだった。
ちなみに、「再設計に関しては逐次調査委員会にも確認」というような言葉が、"平成25年第5回留萌南部衛生組合議会 議員協議会(2013年5月13日)"と"増毛町議会 総務文教・産業厚生 合同常任委員会(2013年5月15日)"における"大〇・堀〇・北〇特定建設工事共同企業体(JV)"側の説明の際に数回出てきたので、"増毛町議会 総務文教・産業厚生 合同常任委員会(2013年5月15日)"の時に「再設計に関して原因調査委員会の先生方のお墨付きをいただいたということなのか?」と質問し、それに対し「そうである」との回答があった。
また、"その他"の別の案件として、4月1日から使用している"可燃系埋立ごみ"と"不燃系埋立ごみ"の袋については、発注仕様書の通りに作成しなかった受注者側の負担において処理にあたるとの報告であった。
納入された27万3,000枚の約70%にあたる19万枚ほどは既に住民に販売されているので、組合在庫分の約8万3,000枚程度を発注仕様書の規格に沿った製品と交換していただくとのことである。
この日の"留萌南部衛生組合議会 平成25年第6回議員協議会"の協議事項となった案件は、いずれ開催されるであろう組合議会の議案として上程されるはずである。

平成25年第6回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その1)

2013年05月20日 | 社会・政治・経済
2013(平成25)年5月16日(金)午後2時から【留萌南部衛生組合議会 平成25年第6回議員協議会】が開催されたので出席した。
家を出るのが遅くなってしまって、留萌市役所に向かう途中は少し焦っていたのだが、何とか間に合った。
冬期間は駐車場の除雪の様子を想像して、「クルマを止める場所が無かったら困るなぁ・・・」と、少し早めに出掛けるように気をつけていたのだが、現在はすっかり雪が解けて駐車場の心配も無くなったことから、今回は少しばかり余裕を持ち過ぎた。
次回は気をつけよう。
(^_^;)
さて、今回の議員協議会の協議事項は、
(1)繰越明許及び事故繰越について
(2)一般廃棄物最終処分場被覆施設倒壊に係わる損害賠償協議過程について
(3)補正予算について
(4)その他
の計4件。
それぞれ事前配布されていた資料に基づく説明が行われた後に、組合議員と組合事務局との間での質疑応答等が行われた。
(1)の"繰越明許及び事故繰越について"(資料1-1・1-2)は、平成24年度歳入歳出予算において事業の執行を翌年度に繰り越したことに対する報告で、し尿処理場費267万3,930円、一般廃棄物最終処分場建設事業11億4,896万1,000円、一般廃棄物処理施設案内標識設置事業211万1,000円、生ごみ中間処理施設建設事業475万7,550円が繰越計算書で示された。
(2)の"一般廃棄物最終処分場被覆施設倒壊に係わる損害賠償協議過程について"(資料2)は、弁護士に相談した上で受注者と協議を続けているとのことであり、現在も損害額については確定していない様子であった。

つづく

増毛町議会 総務文教・産業厚生 合同常任委員会(その6)

2013年05月19日 | 社会・政治・経済
増毛町議会 総務文教・産業厚生 合同常任委員会(その5)】のつづき
増毛小学校の廊下には、4年前と同様に当日の給食メニューのサンプルが置いてあった。
これは本当に素晴らしいアイディアだ。
(^_^)
さて、今回の総務文教・産業厚生常任委員会の町内視察は、この後、あっぷる保育所→昼食→屋内グラウンド→一般廃棄物最終処分場(建設中)→明和園→下水道処理場→消防本部と続き、(確か)午後4時20分頃に終了した。
各視察先では様々な質疑応答が行われ、そこそこ充実した内容ではなかったかと思う。