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仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

平成26年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その6)

2014年05月20日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成26年第3回議員協議会(その5)】のつづき
カラスを威嚇するため、被覆施設の出入口には虎の置物を設置しているとのことだったが、さほどの効果は無いようだった。
視察中、出入口近辺には15人以上の人間がいたのだが、カラスはまったく自由に出入りしていた。
カラスが施設内に巣を作って子育てを始めてしまい、中に入ろうとした人間が襲われるなどということが起きないように何らかの対策が必要だ。
ここに集まるカラスの駆除については、誰もがその必要性を認めるところだろう。

つづく

平成26年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その5)

2014年05月20日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成26年第3回議員協議会(その4)】のつづき
埋立作業が行われている被覆施設内に入ってみて驚いたのは、沢山の"カラス"についてだった。
高温多湿であり、天敵が現れる心配がないだろう環境を気に入って集まってくるのではないかと推測するのだが、被覆のトラス構造部分に随分多くのカラスが止まっているようで、鳴き声が途切れることなく響き渡っていた。
可燃系埋立ごみを処理している場所のほうに沢山のカラスがいるようだった。
画像の黒いホースは、ガス抜きのためのもの。

つづく

平成26年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その4)

2014年05月20日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成26年第3回議員協議会(その3)】のつづき
この最終処分施設に処理される一般廃棄物は、埋立ごみ(可燃系、不燃系)、生ごみ処理残渣、資源化残渣、破砕残渣といったものだが、可燃系埋立ごみは将来リサイクル等のため掘り起こす可能性があるということで、不燃系埋立ごみ等とは分けて埋められている。
もしそうなれば最終処分施設を長く使用することができ、経費削減につながるというわけである。
画像は、不燃系埋立ごみを処理している被覆施設内の様子。
ここが満杯になる6年後に被覆施設を移動させるとのこと。

つづく

平成26年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その3)

2014年05月20日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成26年第3回議員協議会(その2)】のつづき
視察の様子。
"クールビズ"ということで、皆さんノーネクタイ。
環境省の「平成26年度クールビズについて」によると、クールビズの期間は5月1日から10月31日までなのだそうだが、5月の北海道なんてまだ寒くて朝晩はストーブをつけるくらいに普通にクール。
いっそのこと、"1年中ノーネクタイビズ"でいいんじゃないかと思えてくる。

つづく

平成26年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その2)

2014年05月20日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成26年第3回議員協議会(その1)】のつづき
紆余曲折を経てようやく平成26(2014)年4月1日から供用開始となった留萌南部衛生組合の一般廃棄物最終処分施設は、平成41(2029)年3月までの埋立処分期間が設定されている。
ただ、維持管理運営委託業者への委託期間は1年間となっているようで、都度更新されていくようである。

つづく

平成26年第3回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その1)

2014年05月20日 | 社会・政治・経済
2014年5月15日(木)午後1時より"留萌南部衛生組合議会 平成26年第3回議員協議会"が開催されたことから、これに出席した。
この日の内容は、
(1)最終処分施設の供用開始について
(2)最終処分施設視察
(3)資源化施設灯油漏れの報告について
(4)平成25年度の搬入ごみ量実績について
(5)生ごみ処理の現状について
(6)有害鳥獣焼却施設の供用開始について
(7)ペットボトルの処理の変更について
の7件。
留萌市議会第2委員会室において定刻よりも若干早く開会し、「(1)最終処分施設の供用開始について」は、維持管理運営委託業者、委託金額、委託期間等について報告された。
ここで一時休憩となり、留萌市役所玄関前からバスで現地(増毛町御料)へ移動した。

つづく

平成26年第1回留萌南部衛生組合議会議員協議会

2014年02月13日 | 社会・政治・経済
先日(2014年2月7日)午後1時30分から"留萌南部衛生組合議会 平成26年第1回議員協議会"が開催されたことから、これに出席した。
今回の会議は、(1)最終処分場被覆施設(第1区画)落雪による壁の損傷及び修復について、(2)損害賠償合意書の締結について、(3)資源化施設資源化ごみ残渣及び粗大ごみ破砕物の処理についての報告事項計3件と、(1)最終処分施設の視察、(2)平成25年度補正予算第3号(案)について、(3)平成26年度予算(案)概要について、(4)留萌南部衛生組合一般廃棄物処理基本計画(案)について、(5)有害鳥獣焼却施設の試験について、(6)トド等の海獣の処理について、(7)今後の日程について、(8)その他の協議事項計8件といった内容。
報告事項(1)の最終処分施設被覆施設の落雪による壁損傷については、事前に組合事務局より資料が提供されていたのだが、この日改めて、"大〇・堀〇・北〇JV"作成による資料も提供され、尚且つ(確か)6人の説明員が出席された。
資料を使った説明によると、「被覆施設(第1区画)の屋根東側に出来た雪塊が落下して角波鉄板壁面が損傷しているのを、2014年1月8日午前8時30分頃に発見した。明確ではないものの、7日午後6時から8日午前8時頃にかけての発生だと推測される」とのことだった。
また、「管理道路の除雪を路盤面まで行っていれば落下した雪塊は腰壁部分で止めることが出来たと考えられる」とのことなので、"マメな除雪"が壁損傷再発を防ぐ有効手段ということなのだろう。
ただ、この被覆施設は無落雪を謳ってはいるものの、屋根には雨水用に3%の勾配がつけられていることから、暖気の際には屋根に積もった雪全体が流れ落ちようとするようだ。
対策としては、被覆施設に雪止め用アングル(6箇所)を適切に設置して落雪を防ぐとのことである。
JV側からは以上のような説明があったのだが、この際に問題となったのが、「どうしてもツララができてしまう」ということ。
そのツララの下には"消火栓"も設置されていることから、マメに除雪を行うとなるとそのツララの下で作業をせざるを得ない状況が発生するわけであり、それはどう考えても危険であるのだ。
その後の現地視察でも消火栓の位置や屋根からせり出したままになっている雪塊等を確認しながらいろいろ協議したのだが、"消防法"の詳細等その場で確認できないことも多々あったことから、この時点では組合議員全員が納得できる完璧な解決策を見出すことが出来なかった。
午後1時30分に開会した同議員協議会は(確か)午後5時45分頃までかけ、この日のすべての議題を終了した。
※画像は資料より転載。

平成25年第3回留萌南部衛生組合議会臨時会

2014年02月01日 | 社会・政治・経済
2013年12月24日(火)午後1時30分より"留萌南部衛生組合議会 平成25年第3回臨時会"が開催されたことから、これに出席した。
この臨時会に提出されたのは、「議案第13号 平成25年度留萌南部衛生組合補正予算(第2号)」という案件で、歳入歳出それぞれに1,524万7,000円を追加し予算の総額をそれぞれ8億319万8,000円に増額しようという議案である。
これは、前年度繰越金2,204万1,000円が確定したことにより2,168万8,000円の市町負担金が減額になることと、家庭ごみ処理手数料が多く見込めることになったので1,489万4,000円を増額した歳入の部(補正前の額7億8,795万1,000円+2,204万1,000円-2,168万8,000円+1,489万4,000円=8億319万8,000円)と、議会費35万3,000円、ごみ処理場管理費1,489万4,000円を増額した歳出の部(補正前の額7億8,795万1,000円+35万3,000円+1,489万4,000円=8億319万8,000円)であるのだが、詳細は8日前(12月16日)に開催された"平成25年第11回議員協議会"において説明があった通り、不足するごみ袋の制作費、粗大ごみ処理券の増刷、資源化施設維持管理運営業務(プラ容器選別2人、梱包1人/6ヶ月分)の追加等だったので、ここでの詳細な説明は省略された。
ただ、議員協議会と違い、組合議会には組合長が出席していることから、増え続ける資源化施設維持管理運営業務の費用追加に関連して、○○議員から「この衛生組合は最大限資源化に頑張っていると誇示したいのは分かるが、住民には過度のごみ分別は負担である。増毛も小平もだと思うが、業者さんがごみを持っていかなかった場合、それをどう処理すればよいのか混乱している。どうしてもできないという人もいるかと思う。処理しきれないものが出た場合、行政がやるのか組合としてやるのかマニュアル化の必要があるのでは。各市町の分別精度の温度差が収集業者の係わり方によって未来永劫続くようであれば、公平性を保ちながら分担金として負担しているのが保たれなくなるのではないか」(要約)との質問があり、それに対して組合議長からは「いろいろ議論があれば今後も健闘していかなければならないと思うが、22種類の分別については住民に理解していただけるよう引き続いて説明をしていくのでよろしくお願いしたい」(要約)との答弁があった。
住民負担が大きく、かなり無理があるのではないかと思われる22種類のごみ分別について、今のところ見直す方向にはいかないようである。
この他に1件の質疑応答が行われたが、議案第13号は原案の通り可決され、第3回臨時会は午後1時50分頃に閉会した。

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その11)

2014年01月31日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その10)】のつづき
紙製容器の分別調査(2013年11月6日・12日・13日)の結果については、資料に「紙製容器については、全体で不適正ごみが27.85%、留萌市が30.1%、増毛町が18.7%、小平町が33.0%です」との記載があった。
紙製容器の分別状況はプラ製容器の分別ほど酷くはないらしく、増毛町については、"かなり適正にされている"とのことだった。
これらの調査は今後2~3ヶ月ごとに行いたいという説明であったが、適正な分別の周知については、新聞・ラジオといったマスメディア、留萌南部衛生組合のウェブページを使っての告知を行い、構成市町担当者会議で協議し、広報・町内会回覧等での周知(3市町)、市民見学会での分別状況視察(留萌市)、防災無線による呼びかけ指導(増毛町)、分別お願い事項の各戸配布(小平町)等といった対応をとっているとのことであった。
事務局からの説明後は質疑が行われ、○○議員から「プラスチック製容器の分別は市町によって温度差がある。早くから分別をしている留萌市は導入当時の流れのままでいるのではと推測した時に、2~3年後に最低でも他町と同様の約60%まで上げれるのか懸念がある。それでは業者委託料(人件費)が跳ね上がってくる。増毛町と小平町の数字は良いですけれど留萌市はこうで、尚かつ量が多い。公平性を保つのにこの辺をどう考えていけばよいのか。"増毛も小平も凄く厳しい。留萌は分別が楽だよ"という話が聞こえてきているのが事実で、この数字を変えないとそういう不満のままずっといくが」(要約)というような質問があった。
それに対しては、「適正なごみ分別の数字が上がっていくには、やはり1年~2年かかっていくのだろうと思う。調査を実施して目標を掲げ、さらにどう対応すればよいのかを考えながらやっていきたい。市町ごとの数字の関係では、ごみの種類によっても変わるので、公平性については難しいことだと思う」(要約)という事務局答弁と、「11月から、特に分別が悪いごみステーションについては午前7時半頃から9時くらいまで職員2人が張り付いて検査をしていただき、分別の悪いものについてはその場で指導しています。市として考えているのは、雑紙に入っているはがき・封筒・薬の袋を調査させていただき、名前が判明したお宅に訪問、プラ製容器のほうも見させていただくという方法で一つずつやっていきたいと思いますし、周知についても継続してやっていこうと思いますのでご理解いただきたい」との留萌市環境保全課長さんの答弁があった。
その他、事業系のごみの分別に関する質疑応答も1件行われた後、「(4)平成25年度留萌南部衛生組合補正予算案(第2号)について」、「(5)その他」へと協議事項が移り、すべてを終了した午後4時25分に議員協議会を閉じた。

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その10)

2014年01月30日 | 社会・政治・経済
もうすっかり昨年の話題になってしまったのだが、【留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その9)】のつづき
「(3)プラ製容器、紙製容器分別調査結果について」は、事務局より"資料3"に基づく説明があった。
これは2013(平成25)年10月23日・24日・31日に実施したプラ製容器の分別調査と、同年11月6日・12日・13日に実施した紙製容器の分別調査の結果についての報告。
衛生組合の職員4人が構成市町別に搬入されたごみ袋10袋前後を抽出して調査を行ったとのことで、資料には「プラ製容器の分別は全体で45.95%の不適正ごみがあり、市町別では留萌市が52.57%、増毛町が37.7%、小平町が38.5%です。特に留萌市の不適正ごみが多く、袋の中のごみが全く分別されていないものもありました。これが、留萌市の不適正ごみが多くなる原因にもなっています」との説明が書かれており、別紙において円グラフで表示されていた。
画像の「3市町全体(画像左上)」、「留萌市(画像右上)」、「増毛町(画像左下)」、「小平町(画像右下)」がそれである。
抽出したサンプルがたまたま酷かったといえばそれまでだが、条件はどの市町も一緒であることから、この留萌市分の調査結果についてはとても酷い状況というしかないだろう。
つづく

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その9)

2013年12月27日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その8)】のつづき
2施設の視察を終えたあと留萌市役所に戻った。
「協議事項(2)一般廃棄物最終処分場建設工事進捗状況について」は、事務局から資料2による説明があったが、それによると、2013年11月30日現在の工事進捗状況は99.9%とのこと。
2014(平成26)年1月早々に官庁検査が行われる予定とのことである。
画像は"平成25年第10回議員協議会(2013年10月4日)"の視察時に撮影したもの。
今回の資料を見てみると、その視察時での工事進捗状況は84.4%(2013年9月30日現在)だったらしい。
つづく

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その6)

2013年12月26日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その5)】のつづき
作業員の手作業によって選別された"プラ製容器"は、青い塗装が施された"プラスチック容器圧縮梱包機"の中を通って圧縮され、そこにセットされた透明なビニール袋に詰め込まれる。
処理能力は、1時間当たり最大1,000kgで、この装置の導入に伴う"資源化施設機械設備建設工事"の工事費は、5,092万5,000円である。
つづく

平成25年第11回留萌南部衛生組合議会議員協議会(その5)

2013年12月26日 | 社会・政治・経済
留萌南部衛生組合議会 平成25年第11回議員協議会(その4)】のつづき
作業員の手作業で選別された"不適物(間違ったごみ)"は穴から落とされ、1階下のスペースに貯まるようになっている。
汚れた容器、硬質プラスチック等、気をつけさえすれば間違えなくて済むごみもあったが、雑誌、紙製容器、空き缶、割り箸、タバコの吸殻等、「明らかにごみを分別する気などさらさらないのではないか」と思えるようなごみが沢山あって驚いた。
何とも酷い状況だった。
つづく