2013年12月24日(火)午後1時30分より"留萌南部衛生組合議会 平成25年第3回臨時会"が開催されたことから、これに出席した。
この臨時会に提出されたのは、「議案第13号 平成25年度留萌南部衛生組合補正予算(第2号)」という案件で、歳入歳出それぞれに1,524万7,000円を追加し予算の総額をそれぞれ8億319万8,000円に増額しようという議案である。
これは、前年度繰越金2,204万1,000円が確定したことにより2,168万8,000円の市町負担金が減額になることと、家庭ごみ処理手数料が多く見込めることになったので1,489万4,000円を増額した歳入の部(補正前の額7億8,795万1,000円+2,204万1,000円-2,168万8,000円+1,489万4,000円=8億319万8,000円)と、議会費35万3,000円、ごみ処理場管理費1,489万4,000円を増額した歳出の部(補正前の額7億8,795万1,000円+35万3,000円+1,489万4,000円=8億319万8,000円)であるのだが、詳細は8日前(12月16日)に開催された"
平成25年第11回議員協議会"において説明があった通り、不足するごみ袋の制作費、粗大ごみ処理券の増刷、資源化施設維持管理運営業務(プラ容器選別2人、梱包1人/6ヶ月分)の追加等だったので、ここでの詳細な説明は省略された。
ただ、議員協議会と違い、組合議会には組合長が出席していることから、増え続ける資源化施設維持管理運営業務の費用追加に関連して、○○議員から「この衛生組合は最大限資源化に頑張っていると誇示したいのは分かるが、住民には過度のごみ分別は負担である。増毛も小平もだと思うが、業者さんがごみを持っていかなかった場合、それをどう処理すればよいのか混乱している。どうしてもできないという人もいるかと思う。処理しきれないものが出た場合、行政がやるのか組合としてやるのかマニュアル化の必要があるのでは。各市町の分別精度の温度差が収集業者の係わり方によって未来永劫続くようであれば、公平性を保ちながら分担金として負担しているのが保たれなくなるのではないか」(要約)との質問があり、それに対して組合議長からは「いろいろ議論があれば今後も健闘していかなければならないと思うが、22種類の分別については住民に理解していただけるよう引き続いて説明をしていくのでよろしくお願いしたい」(要約)との答弁があった。
住民負担が大きく、かなり無理があるのではないかと思われる22種類のごみ分別について、今のところ見直す方向にはいかないようである。
この他に1件の質疑応答が行われたが、議案第13号は原案の通り可決され、第3回臨時会は午後1時50分頃に閉会した。