【時事(爺)放論】岳道茶房

話題いろいろだがね~
気楽に立寄ってちょ~

夜になると「恥ずかしいもの」書いてしまうのはナゼ?

2010年06月26日 | 健康
【知りたくもない!?カラダの不思議】夜になると「恥ずかしいもの」書いてしまうのはナゼ?

 夜書いたメールを翌日見直して、思わず赤面…という経験、誰でも一度はしたことがあるはず。なぜ夜になると、「恥ずかしいもの」を書いてしまうのだろうか。「相手の心の中が怖いくらい見える心理術」(王様文庫)の著者、ゆうメンタルクリニック院長で精神科医の、ゆうきゆう先生に聞いた。

 「これはいわゆる『真夜中のラブレター』と呼ばれる現象ですね。日本人だけでなく、各国に共通して見られる事象のようです」

 そのメカニズムは…。

 「夜中になると、1日の疲れがたまって眠くなります。このとき、無理に頭を働かせようとすると、脳は一種の躁状態になると考えられます。躁状態とは、ハイになること。自分が何でもできるような気がしたり、自分の世界に入り込んで陶酔してしまうのです」

 実は、夜中にネットで高い買い物をしてしまい、翌朝後悔するなどといった行為も、躁状態のせいだとか。

 「躁状態で書いた文章は、概して独りよがりでポエムのようになっているもの。これは、『こんなこと書いたら恥ずかしくないか?』といった通常誰もが持つ不安感が、躁状態だと感じなくなるからなのです」

 恐ろしいのは、その後だ。

 「ひとたび寝て朝起きれば元の状態に戻りますから、昨晩書いた文章を見ると『もう読んでいられない』ということになるのです」

 一方で、夜中のハイな状態で書いた文章には、昼間では出せない「勢い」があるという利点もあるらしい。

 ところで、夜中のメールで失敗しない方法とは?

 「僕の場合、メールでも原稿でも夜10時以降に書いた文章はいったん保存し、翌朝目を通してから送信するように気をつけています」

 ちなみに、グーグルのGmailには「真夜中のラブレター」を防ぐツールがあるそうで、夜中に送信しようとすると、本当に送信したいかの確認や、まともな精神状態か判定するための計算問題を出してくれるのだとか。今は英文のみの対応だが、日本語対応ができることに期待したい!

2010.06.26 ZAKZAK

ぎこちない両首脳のやりとり

2010年06月26日 | ニュース政治
菅首相]外交デビュー オバマ大統領に「抹茶アイス好き」

 【トロント中村篤志】菅直人首相は25日午後(日本時間26日未明)、主要8カ国首脳会議(G8サミット)の昼食会で、財政再建と経済成長の両立を目指す持論を力説し、本格的な外交デビューを果たした。米国のオバマ大統領と隣の席に座り、自ら話しかけるなど積極姿勢が目立つ。安倍政権以降、短命政権が4代続き、首相は日本の存在感回復に腐心している。

 「自分も抹茶アイスが大好きだ」

 G8昼食会の始まる前、菅首相は隣に座る大統領に対し、抹茶アイスクリームの話題を振った。大統領が昨年11月、東京での演説で、幼少時の日本の思い出として抹茶アイスを食べたことに触れていたからだ。大統領は歓迎セレモニーで、菅首相に歩み寄り、「お会いできてうれしい。カナダまで非常に長旅でしたね」と声を掛けた。

 大統領は菅首相に対し、11月に横浜市で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、訪日する方針を重ねて表明。しかし、どこかぎこちない両首脳のやりとりは、米軍普天間飛行場移設問題でぎくしゃくした日米関係の現状を映し出している。

 鳩山由紀夫前首相から政権を引き継ぎ、国内で人心一新を図る菅首相だが、対外的には歴代政権の「負の遺産」から逃れられない。安倍政権以降、3代連続でほぼ1年ごとに首相が交代し、鳩山前首相の在任期間は300日にも満たなかった。昼食会での首脳発言は就任順とされたこともあり、菅首相の出番は最後になったという。

 各国首脳は、日本の政権の行方にも関心を寄せている。カナダのハーパー首相は25日午前(日本時間同日夜)、菅首相との会談で、参院選情勢に興味を示した。菅首相は「56議席を得ることで与党が過半数を確保できる。非常に厳しい戦いだが、全力を尽くす」と説明したが、まず政権の先行きを見極めたいカナダ側の姿勢ものぞいた。

2010年06月26日 毎日新聞

米海軍 第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」

2010年06月26日 | ニュース一般
米海軍:第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」 東京・晴海に寄港

 日米安保条約改定50年を記念し、米海軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」(1万9600トン)と、海上自衛隊の新型ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」(1万3950トン)が26日午前、東京・晴海ふ頭に寄港した。

 午前11時20分過ぎに、ひゅうががレインボーブリッジをくぐって入港。近くの客船ターミナルにいた人たちは大型艦船の入港を驚いた表情で眺めていた。続いて艦上で第7艦隊の音楽隊が演奏する中、ブルーリッジが入港した。【樋岡徹也】

2010年6月26日 毎日新聞

◆W杯 南米5チームすべて決勝T

2010年06月26日 | ニュース一般
南米5チームすべて決勝T…不振の欧州6チーム

 グループリーグを勝ち抜き、26日から始まる決勝トーナメントで激突する16チーム。好調の南米勢は出場5チームすべてがグループリーグを突破した。

 一方、躍進が期待されていた地元アフリカ勢6チームで残ったのは、ガーナだけ。前回10チームが勝ち残った欧州勢は、今大会はイタリア、フランスが敗退する波乱もあり、現行方式になった1986年大会以降最少の6チームにとどまり、不振が際立った。アジア勢2チームの決勝トーナメント進出は2大会ぶり。

2010年6月26日 読売新聞

マアジ 旬でおいしく

2010年06月26日 | ニュース一般
マアジ、旬でおいしく=トロ並みに脂乗る

 梅雨時に旬を迎えるマアジがおいしくなってきた。脂が乗った鮮度の良いものが多く出回るようになり、店頭で人気を集めている。

 マアジは、季節を問わず出回る周年魚だが、6~7月になると「夏の産卵期に備えて身に栄養を蓄え、一段とおいしくなる」と卸会社。産地で厳選された魚は「この時期、脂肪含有量が15パーセント前後あり、秋や冬に取れる魚の2倍以上にもなる」(漁業協同組合JFしまね)と、脂乗りはマグロのトロにも匹敵するほど。

 魚の質は例年通り良いといわれるが、今年は春からの天候不順などが響き、主力産地の九州や山陰での水揚げペースがやや遅れ気味。東京・築地市場(中央区)の6月に入ってからの入荷量は日量平均70トンと昨年より1割ほど少ない。

 ただ、梅雨時は消費が落ち込み、流通段階で在庫を抱えることもあるだけに、「今年は入荷がやや少ない分、漁獲直後の新鮮な魚を絶えず店頭に並べられる」(スーパー関係者)と消費者にとっては好都合。首都圏での小売価格は、刺し身用の150グラム以上の中型魚が1匹200円前後とほぼ昨年並み。

 今後は8月にかけて「日本海での漁獲が好調だった昨年並みに推移する」(水産総合研究センター)と予想されているほか、三重県沖でも漁獲が活発化しているため、市場への入荷は増えそうな気配。旬のアジをさらに安く手に入れることができそうだ。 

6月26日 時事通信

米大統領 11月来日を明言

2010年06月26日 | ニュース政治
米大統領、11月来日を明言=菅首相と言葉交わす

 【トロント時事】菅直人首相は25日昼(日本時間26日未明)、主要国首脳会議(サミット)の歓迎式典とそれに続く昼食会の際、オバマ米大統領と短時間、言葉を交わした。同大統領は、11月に横浜市で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため、日本を訪問することを明言した。

 歓迎式典で、オバマ大統領は「カナダの地まで非常に長旅でしたね。どのくらい飛行機に乗られたのですか」と質問。首相が「12時間です」と答えると、大統領は「11月のAPECで日本に行くときに、そのお返しとしてわたしが長旅をすることになるでしょう」と語った。 

 大統領はこの後の昼食会で、席が首相と隣り合わせとなり、昨年11月に訪日したことに触れ「非常に楽しい滞在だった」と振り返った。首相と大統領は、27日にトロント市内で会談する方向で調整している。

2010/06/26 時事通信

◆W杯 16強出そろう

2010年06月26日 | ニュース一般
スペイン、チリが決勝Tへ 南アW杯、16強出そろう

 【プレトリア共同】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第15日は25日、プレトリアなどで1次リーグH組の最終戦を行い、スペインが1位、チリが2位で決勝トーナメント進出を決め、16強が出そろった。スペインは1回戦でG組2位のポルトガルと、チリはG組1位のブラジルと対戦する。

 2008年の欧州選手権覇者スペインはチリに2―1で勝ち、2勝1敗で並んだが、得失点差で上回った。スイスとホンジュラスは0―0で引き分けた。

 第16日の26日から決勝トーナメント1回戦が始まり、A組1位のウルグアイとB組2位の韓国、C組1位の米国とD組2位のガーナが顔を合わせる。

2010/06/26 共同通信

第1回 最小の労力で最大の成果を

2010年06月26日 | 情報一般
本田直之のレバレッジ仕事術入門
第1回 最小の労力で最大の成果を

■自己投資によって「てこの力」を働かせる

 Aさんは、一生懸命に働いているのに、なかなか成果が上がらない。そのうえ、いつも仕事に追われ、ストレスフルな毎日を送っている。

 Bさんは、仕事をたくさん抱えているのに、時間的にも精神的にも余裕をもって取り組んでいる。そして大きな成果を上げ、収入も高い。

 この二人の違いは、どこから来るのでしょうか。

 それは「少ない労力と時間で大きな成果を獲得する」(Doing More With Less)方法をとっているか、いないかの違いなのです。ビジネスで成功している人は、意識するとしないとに関わらず、たいていこの方法を身につけています。

 一の労力・時間を費やして一の成果を上げるのと、一の労力・時間を費やして十の成果を上げるのでは、後者のほうが望ましいのは明らかです。

 それを実現するには、仕事に対する「考え方」を変えなければいけません。その考え方のポイントは「レバレッジ思考」です。

 レバレッジ(leverage)とは「てこ」の働きのこと。「てこ」の原理を使うと、少しの力を加えただけで、重いものを軽々と持ち上げることができます。

 レバレッジ思考は、自己投資をすることによって「てこ」の力を働かせ、少ない労力と時間で大きな成果を獲得しよう、とする考え方です。

 自己投資によって築かれるのはパーソナルキャピタル(自己資産)。具体的には「労力資産」「時間資産」「知識資産」「人脈資産」などです。

 こうしたパーソナルキャピタルを増やしていくことによって、それにレバレッジ(てこの原理)がかかり、いうなれば不労所得的に成果が上がる。一の労力と時間を費やして、十もしくはそれ以上の成果を獲得する。それがレバレッジ思考に基づいた仕事術なのです。


■レバレッジ仕事術は「ラクして成功する近道」ではない

 さて、ここで誤解しないでいただきたいことがあります。

 少ない労力と時間で大きな成果を獲得する────こう聞くと、「手を抜き、ラクをして成功するための近道」だと思う人がいるかもしれません。

 それは全くの勘違いです。

 今まで4時間かかっていた仕事が効率よく1時間でできるようになった。ならば残りの3時間はぐうたらしていればいればよいのでしょうか。

 そうではありません。1時間で4時間分の仕事ができるようになったのなら、4時間仕事をすれば4倍の成果が上がる。そう考えてほしいのです。

 時間の余裕をつくることが目的ではなく、成果が上がるから時間に余裕がでるようになる。その時間を自己投資に回すことによって、さらに時間が生まれ、成果が増大する。こうしたスパイラルを実現することが望ましいのです。

 自己投資はスポーツにたとえるとトレーニングのようなもの。だから手を抜いたり、ラクをしては、そもそも意味がありません。日々の地道な練習の積み重ねがスキルを生み、それを実戦で使うことによってさらにレベルアップをはかる。それと同じように、学習による自己投資でパーソナルキャピタルが増えれば増えるほど、レバレッジがかかって、資産が成果を生んでくれます。それに再投資をすることで、パーソナルキャピタルが加速度的に増え、さらにプラスのスパイラルができあがるのです。

 ただし、パーソナルキャピタルを増やすには、一定量の仕事経験が必要になります。机の上の勉強だけでは、身についた資産になりません。だから新入社員のうちは、とりあえず与えられた仕事を一生懸命こなすことに精を出すべきです。アスリートだって新人のうちは、コーチに言われたことを忠実に実行することを強いられます。それもまたトレーニングのひとつです。

 もちろん、レバレッジ仕事術によって生みだされた時間の余裕を、プライベートライフの充実にあてるのも、その人の自由です。人生すべて効率では息が詰まります。遊びの時間は効率など無視して、思いっきり楽しんでください。

■ゴールを見定めて足りない自己資産を増やす

 人によって増やすべきパーソナルキャピタルは違います。自分に必要なパーソナルキャピタルとは何か。それを決めるにはゴールを見定めることです。

 自分はどんな暮らしをしたいのか。どんな仕事を成し遂げたいのか。その目標を実現するため、現状の自分に欠けていることは何か。それを一つひとつ埋めていく作業が、パーソナルキャピタルの構築だといえるでしょう。

 最初のうちは漠然とした目標でかまいません。30歳で起業して……などとあまり時期を区切って厳密に考えないことです。ちなみに私の場合は「1年の半分をハワイで暮らしたい」というざっくりしたライフデザインがありました。そのためには独立しなければダメだ。そのためにはこれとこれのパーソナルキャピタルを増やさなければならない……というふうに考えていったのです。

 よく、20代の若者で「やりたいことが見つからない」という人の話を聞きます。それならば逆に「やりたくないこと」をリストアップしてみればよいのです。私の場合は「電車に乗りたくない」「スーツを着たくない」……などでした。だからおのずと「会社員」は人生の選択肢から外れます。

 「自分のやりたくないことを」をリストアップしていけば、そこから逆に「自分のやりたいことが」が見えてくるはずです。そうやってゴールを見定めていったらどうでしょうか。やりたくないことを嫌々やっていても、なかなか成果は上がりません。好きなことだけを仕事にするのは難しいですが、やりたいことに少しでも近づけたほうが、間違いなく充実した日々を送れます。

2010年5月25日 日経BP
本田 直之(ほんだ・なおゆき)
レバレッジコンサルティング代表取締役社長兼CEO
シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米国Global Vision Technology社取締役、アスロニア取締役、アロハテーブル取締役、メディカル&スタイル顧問を兼務。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活するデュアルライフをおくっている。著書に、『レバレッジ・リーディング』『レバレッジ・シンキング』『レバレッジ時間術』などがあり、累計では150万部を突破している。近著は『たった3つのクセを直せば人生がうまくいく』や『ゆるい生き方~ストレスフリーな人生を手に入れる60の習慣』。

選挙戦 どうなる「小沢戦略」

2010年06月26日 | ニュース政治
対決の構図様変わり、民主2人区独占戦略は…

 政権交代後、初の大型国政選挙となる今回の参院選は、選挙区選、比例選共に従来の対決の構図とは異なる様相を見せている。

 ◆戦略トーンダウン◆

 「今回の参院選への挑戦。約3か月前に公認が決定しました。地盤、看板、知り合いもない 一見 ( いちげん ) さん。皆様のお力添えがなければこの日は迎えられなかった」

 京都選挙区に立候補した民主党の新人女性候補の第一声を聞く20人ほどの聴衆の中には、小沢一郎前幹事長の秘書の姿があった。

 今回の選挙戦の対決構図は、京都選挙区のような改選定数2の「2人区」の大半に、民主党が2人の公認候補を擁立したことに特徴がある。

 この方針は、小沢氏が主導し、労働組合などの支持基盤を持つ現職と無党派層にアピールする新人を組み合わせて競わせることで、比例票の上積みを目指したものだ。小沢氏が幹事長時代に2人区に擁立を決めた候補10人のうち7人は女性で、選挙資金の配分にも差をつけるなど小沢戦略に基づく資源配分をしてきた。

 しかし、選挙目前になって与党の選挙責任者である小沢氏が辞任したことで、選挙戦略は変化を余儀なくされている。小沢氏の辞任後、民主党の執行部は、選挙資金の公平な配分を求めていた静岡県連の要請に応じるなど、選挙戦に対する党本部の関与にはメリハリが急速に薄れていった。

 京都での民主党の1人目の現職候補の出陣式には、地元選出の民主党国会議員、京都府知事、京都市長が勢ぞろいした。府連の力の入れ方に露骨な差があり、小沢氏が戦略的に配置した「2人目」の候補は独自の戦いを強いられている。

 ◆公募で30歳擁立◆

 全国29の1人区は、沖縄を除く28選挙区で民主党と自民党の公認・推薦候補が対決する構図となった。両党とも、1人区の勝敗が選挙結果全体を左右するとみている。

 「本当に素晴らしい候補者を得ることができた。想像を超える逸材だ」

 徳島選挙区の自民党候補の24日の出陣式で、同党県連会長の後藤田正純衆院議員は、候補者を絶賛した。

 元銀行員の30歳の候補者は、県連が公募で選んだ。徳島県に限らず自民党は今回、県連単位で公募を行うなどして積極的に若手候補者の発掘に努めた。

 前回07年の落選者に高齢の現職が多く、旧態依然とした体質が有権者の反発を招いたとの反省を踏まえたもので、今回は1人区の候補29人のうち16人を新人が占めた。平均年齢は前回より7歳低い48・3歳で民主党の50・0歳より若く、これまでの「若い民主の新人候補が自民の現職に挑む」という構図が今回は逆になった格好だ。

 ただ、新人を増やしたことは、旧来の自民党支持者の離反を招くリスクも伴っている。実際、徳島では候補者調整が難航し、自民党の公認を得られなかった現職が離党して新党改革から出馬した。同党の舛添代表は24日に徳島に入り、この候補の出陣式で徳島選挙区の候補者調整を念頭に自民党を批判した。

 ◆3人区、5人区◆

 大都市部の3人区、5人区は、「第3極」を目指す政党も絡んだ混戦となっており、都市部に多い無党派層の取り込みが、勝敗のカギを握りそうだ。

 3人区の千葉選挙区には民主、自民両党がそれぞれ2人を立て、計9人が立候補。みんなの党の新人は24日、東京のベッドタウンの船橋市での第一声で、「安易な増税の前にやることがある」と買い物客らに訴えた。地元選出で民主党の野田財務相を念頭に、消費税率引き上げを争点に掲げたもので、民主、自民の2大政党に不満を持つ層に焦点を当てた選挙戦を展開する。(政治部 中島健太郎)

2010年6月25日 読売新聞

株主総会 報酬開示だけじゃない

2010年06月26日 | 社説
株主総会 報酬開示だけじゃない

 三月期決算企業の株主総会がピークを迎えた。今年から上場企業は年間一億円以上の報酬を受け取る役員名を開示するなど情報公開の範囲が広がった。成長戦略を含め説明責任をしっかり果たせ。

 日産自動車のカルロス・ゴーン社長八億九千万円、ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長は自社株購入権を除き四億一千万円。一方、リコール(無料の回収・修理)問題を陳謝したトヨタ自動車の豊田章男社長は一億円未満-。こんな報酬実態が初めて明らかになった。

 役員報酬の開示はこの三月、金融庁が内閣府令を改正して急きょ決めた。一億円以上の報酬を受け取る役員名と報酬額、決め方を有価証券報告書に記載することを義務付けた。これまでは役員全員の報酬総額だけの開示だったから企業側から「プライバシーの侵害だ」と反発する声もあった。

 だが、報酬開示は米国の金融会社のように経営が破綻(はたん)しても巨額な報酬を受け取るケースを防ぐことが狙いだ。英国やドイツ、フランスなどでも実施されているから日本の導入は遅すぎた。

 すでに開催された大手企業の総会では「役員はもらいすぎ」との厳しい意見が出ている。株主の不満には株価や配当の低さ、勤労者の所得水準などもある。経営者には今後も自制が求められよう。

 また今年の総会から合併や提携、役員選任など個々の議案の賛否結果も、臨時報告書に記載することが義務付けられた。これまでのように「賛成多数で承認された」では済まなくなった。

 役員選任で反対票が多く出た役員は、株主の厳しい視線と圧力を背に受けながら業務を執行することになる。役員報酬の開示と議案の賛否結果の公表は、経営者全員に覚悟を求めるものだ。

 数年前に導入した敵対的買収への企業防衛策を継続するかの議論や、導入が間近に迫る新たな国際会計基準への対応なども総会で諮るべきテーマだ。

 企業の将来像をどう描きどのように推進するのか。また事業再構築や不祥事があればその対処策など、経営者はすべての課題にはっきりと説明しなければならない。社外取締役の設置義務化などについても姿勢を示すべきだ。

 株主総会で求められる企業情報の開示は一部の利害関係者のために行うのではない。法令順守とともに社会的責任を果たす一環だ。経営者は責務の重さをかみしめて仕事に全力投球してほしい。

2010年6月26日 中日新聞 社説

6/25有明妙

2010年06月26日 | コラム
6/25有明妙

 民主党政権になって初めての国政選挙、第22回参院選が公示された。各党の政策集を見ている。それぞれ取り組むべき重要課題を盛り込んだ有権者への約束である。

 まずは表紙。党首の一番いい顔が並んでいる。〝党の顔〟と言おうか〝選挙の顔〟である。顔写真がないのは自民党と社民党ぐらい。タイトルもそれぞれだ。みんなの党はマニフェストではなく「アジェンダ2010」。アジェンダとは「協議事項」とか「覚え書き」と直訳されるが、ここでは「党の政策課題」と言うことか。

 自民党はシンプルに政策集「J・ファイル2010」。マニフェストの文字は小さな活字となっている。政権交代を果たした鳩山前政権が、結果として掲げたマニフェストの約束を十分果たせず迷走の果てに退陣したことを意識したようなデザイン。ともあれ各党いずれも工夫を凝らし有権者にアピールする表紙である。

 さて中身はどうか。民主党は財政再建政策として11年度国債発行額を10年度を上回らないよう全力を挙げ、消費税を含む税制の抜本改革の協議を超党派で開始する。対して自民党はずばり消費税率を当面10%に。公明党も消費税にふれ「税制の抜本改革を実行に移せる環境を整備する」。共産、社民党は「消費増税反対」

 注目の新党、躍進なるか。脱官僚で〝小さな政府〟を目指すみんなの党は「国家公務員10万人削減、給与2割カット」「国会議員は衆院300、参院100の計400に削減」「子ども手当の抜本見直し」など具体的だ。たちあがれ日本も国会議員定数削減や消費税について数値目標を掲げている。

 有権者の心を動かすのは果たして各党のどんな約束か。しっかり狙いを定めて大事な1票の行使を-。

◆W杯 ポルトガルが16強 ブラジルは首位通過

2010年06月26日 | ニュース一般
W杯、ポルトガルが16強 ブラジルは首位通過

 【ダーバン(南アフリカ)共同】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第15日は25日、ダーバンなどで1次リーグ最後の4試合を行い、G組は突破を決めていたブラジルがポルトガルと0―0で引き分け、ブラジルの首位が決定した。ポルトガルが2位で決勝トーナメントに進出。コートジボワールは北朝鮮を3―0で下し、北朝鮮は3連敗で大会を終えた。

 4チームともベスト16進出の可能性を残すH組は、2008年欧州選手権覇者スペインがチリと、スイスはホンジュラスとの顔合わせ。

2010/06/26 共同通信

菅首相G8出席 日本の国益実現優先せよ

2010年06月26日 | 社説
菅首相G8出席 日本の国益実現優先せよ

 菅直人首相が主要国(G8)首脳会議と20カ国・地域(G20)首脳会合に出席するためカナダ入りした。両サミットの合間に、米中韓露など6カ国首脳とも集中的に2国間会談を行う。

 首相就任後初の国際舞台デビューである。G8では、北朝鮮の韓国哨戒艦撃沈事件やイランの核開発に加え、欧州による対中武器禁輸問題も焦点となる。日米間では前政権下で失われた同盟の信頼回復も欠かせない。日本が果たすべき国際貢献も踏まえて世界に通用する政策や考え方を明示し、国益を実現する外交を展開してもらいたい。

 G8政治協議では北朝鮮、イランの核問題と哨戒艦事件が議題の筆頭に上っている。しかし、哨戒艦事件に対する国連安保理協議は中露の消極的対応のため暗礁に乗り上げたままだ。

 菅首相は国会の所信表明で「哨戒艦事件は許し難い」とし、韓国政府の全面支持を明言してきた。韓国はG8メンバーでないため、李明博大統領の分も含めて日本が強く説得する必要がある。北の軍事行動は核、ミサイルとともに、日本を含むアジアと世界にとって重大な脅威であることをしっかりと訴えなければならない。

 中国の台頭にどう対応するかも重要だ。中国海軍の挑発的行動の拡大や透明性を欠いた軍備近代化が日米、東南アジアの懸念を高めているが、そうした危機感は必ずしも欧州などに届いていない。

 欧州連合(EU)内では、天安門事件以来の対中武器禁輸措置の早期解除を求める声もある。しかし、中国は北、イランの核問題やミャンマー情勢などにも深くかかわり、責任ある行動が求められている。解除は時期尚早だ。

 米欧が経済的利害に目を奪われがちな中で、2国間会談も活用しつつ、日本の立場をはっきりと伝えることが求められる。

 G8ではアフガニスタン復興やアフリカ支援も討議される見通しだ。菅首相と民主党は、参院選の選挙公約の中で、アフガンを含めた「自衛隊や文民の平和構築活動のあり方」を検討し、海上輸送の安全のための海賊対処も継続することを約束している。

 こうした国際貢献の面でも、具体的な日本の活動を提示するのによい機会だ。国際社会に要求するだけでなく、積極的に責務を果たす上で、首相の掲げる「責任ある外交」を実行に移してほしい。

2010.6.26 産経新聞 主張

6/26産経抄

2010年06月26日 | コラム
6/26産経抄

 エヘン、とすこし胸を張って言えば、日本の決勝トーナメント進出は予想していた。周囲にも公言していた。とはいえサッカーに詳しいわけでもない。最近のサッカー界の「意外性」を感じ「苦戦」を予想する大方の見方に逆らってみただけである。

 今大会は特に「番狂わせ」が目立つ。前回優勝のイタリアやフランスというランキング1ケタの強豪が1次リーグで敗退、イングランドやスペインも苦戦を強いられた。イタリアなど、自国のメディアに「こんな醜いイタリア代表はなかった」と酷評されたという。

 日本はといえば、E組4チームの中でランキングは最下位、前評判は低かった。カメルーンに勝った後でも「番狂わせ」という意地悪な表現をした海外メディアもあった。だが戦いぶりを見れば、そんな見方が岡田武史監督や選手たちに失礼であることがわかる。

 恐らく日本を見下しているであろう相手に、まず守りを固め「こんなはずでは」と焦りを誘う。その心のスキをついて攻撃するという作戦のようだった。選手たちも評判の低さをバネに団結心を高めた。一試合一試合強くなっているという指摘もあるらしい。

 この姿から時代もスケールも全く違うが、日露戦争のときの日本を思い出す。当時、日本がロシアに勝てるなど、世界の誰も予想しなかった。しかし、日本のトップたちは冷静に相手を分析し、短期決戦なら勝てると判断、停戦の仕方まで考え開戦に踏み切ったのだ。

 国民も厳しい戦いであることを承知で協力を惜しまなかった。今、参院選の最中でもあり、サッカーにばかり関心をあおると叱(しか)られそうだ。だが彼らが日本人の美徳のようなものを思い出させてくれるとすれば、その功績や大というものである。

「琴光喜はクビ」座長が見解

2010年06月26日 | ニュース一般
大相撲 「琴光喜関はクビ」調査委座長が見解…野球賭博

 大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の外部有識者による特別調査委員会の伊藤滋座長(早大特命教授)は25日、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)に対し、28日に緊急理事会と評議員会を開くよう要望し、了承された。この日、東京・両国国技館で開いた調査委の会見で伊藤座長は、野球賭博への関与を認めた大関・琴光喜関(34)=佐渡ケ嶽部屋=の処分について「当然やるよ。一番にクビだよ」との個人的見解を示した。

 ◇28日に緊急理事会

 調査委は協会が設けた第三者機関。独自で事情聴取を行うなど賭博問題について調査し、理事会に結果を報告する。処分を決める権限はない。しかし、伊藤座長は協会の外部理事として理事会に出席する立場にあり、琴光喜関に「除名」「解雇」など重い処分が検討される可能性が高い。

 当初、調査委から中間報告を受け、名古屋場所(7月11日初日、愛知県体育館)の開催の可否などを決める臨時理事会が7月4日に設定されていたが、協議する場が前倒しされる格好となった。28日は名古屋場所の新番付発表日で、通常は力士や親方は名古屋入りしている。全親方らが出席する評議員会が東京で開かれるのは極めて異例。4日の理事会も予定通り行われる。

 協会は文部科学省からは「現状のままでは(場所)開催は難しい」などと指摘されていた。NHKは中継の中止を検討していることを明らかにしている。

 また、調査委は、野球賭博への関与を認め協会に上申書を出した29人の中に琴光喜関が含まれていなかったことを明らかにした。さらに、野球以外の賭け事の関与を認めた親方の上申書の中に弟子1人が野球賭博にかかわっていた記述があることが分かり、申告した協会員は野球賭博31人、その他36人の計67人となった。【大矢伸一】

 ◇処分「報道の情報で十分」

 日本相撲協会の特別調査委による記者会見の主なやりとりは次の通り。

--緊急理事会と評議員会の開催要請理由は。

 伊藤座長 問題が非常に重大で新聞やテレビに連日取り上げられる中、緊急性を要すると判断した。

--28日に力士らへの処分を決めるか。

 伊藤座長 処分は7月4日と考えているが、場合によって(28日に)どうなるか分からない。

--28日に琴光喜関の処分について話し合うか。

 伊藤座長 当然やるよ。一番にクビだよ。

--調査するまでもないということか。

 伊藤座長 そう思っている。あれだけ新聞とテレビに書かれている。その情報で十分じゃないですか。

 ◇評議員会◇

 株式会社の株主総会に当たる。現役を引退して年寄名跡を持つ105人の親方と、北の湖と貴乃花の一代年寄や、立行司(木村庄之助と式守伊之助)。それに「現役評議員」として日本国籍を持つ横綱・大関ら番付上位者が加わる。現在の現役評議員は魁皇と琴光喜の2大関。理事会には協会員の解雇、番付降下、出場停止などの処分権限があるが、「除名」は本人の弁明のほか、理事会決議に加え評議員の4分の3以上の特別決議が必要。これまで除名された例はない。