【知りたくもない!?カラダの不思議】のどが渇くと炭酸飲料を飲みたくなるのは
暑い日や、運動をした後など、のどが渇いた時に無性に炭酸飲料を飲みたくなることがある。普段はそれほど炭酸飲料が好きでなくとも、のどがカラカラになるとやってくる、炭酸飲料の不思議な誘惑。これはいったい何なのか。理学博士・健康医科学博士・栄養士で、『あなたの年収を3倍にする料理のパワー』(総合法令出版)の著者・臼井由妃さんに聞いた。
「のどが渇いているときには、いろいろな条件がありますが、確かにスッキリとする炭酸飲料を飲みたくなることが多いですよね。これは、のどの動きと関係があるんですよ」
のどの渇きについて、炭酸飲料と水とを飲んで比べた場合、のどがどう動くかという変化を実際に調べたデータがあるのだそうだ。
「のどに測定する機械をつけ、筋肉の動きを比べると、炭酸飲料を飲んだときのほうが、『水を飲んだときよりも『ゴクゴク』というのどの動きが規則的な波型になるという結果が出ています。水を飲んだときよりも、のどを通るときのいわゆる『のどごし』が良いということがわかっているんですよ」
対して、水を飲んだ場合には、ゴクゴクというのどの動きの波型は不規則になるのだという。
では、この「のどの動き」が、のどの渇きとどうかかわっているのかというと…。
「のどが渇いて、カラカラに水分がなくなっているときには、のどの筋肉の動きの波型が乱れた状態になっています。そのとき、水が入ってくると、乱れた波型の動きがさらに不規則になり、スッキリしません。一方で、炭酸飲料は、そんな乱れた動きを規則的に変えてくれ、感触が良いんですよ」
さらに、炭酸飲料に含まれた甘味料による「丸みのある甘さ」が、のどの筋肉の動きの波型に影響するということも推測されるという指摘だ。
のどがカラカラに渇いたときのコーラ、サイダーなどの「一口目」は本当に美味しいもの。それは、のどの動きの乱れが欲しているものなのかも。
2010.06.12 ZAKZAK
暑い日や、運動をした後など、のどが渇いた時に無性に炭酸飲料を飲みたくなることがある。普段はそれほど炭酸飲料が好きでなくとも、のどがカラカラになるとやってくる、炭酸飲料の不思議な誘惑。これはいったい何なのか。理学博士・健康医科学博士・栄養士で、『あなたの年収を3倍にする料理のパワー』(総合法令出版)の著者・臼井由妃さんに聞いた。
「のどが渇いているときには、いろいろな条件がありますが、確かにスッキリとする炭酸飲料を飲みたくなることが多いですよね。これは、のどの動きと関係があるんですよ」
のどの渇きについて、炭酸飲料と水とを飲んで比べた場合、のどがどう動くかという変化を実際に調べたデータがあるのだそうだ。
「のどに測定する機械をつけ、筋肉の動きを比べると、炭酸飲料を飲んだときのほうが、『水を飲んだときよりも『ゴクゴク』というのどの動きが規則的な波型になるという結果が出ています。水を飲んだときよりも、のどを通るときのいわゆる『のどごし』が良いということがわかっているんですよ」
対して、水を飲んだ場合には、ゴクゴクというのどの動きの波型は不規則になるのだという。
では、この「のどの動き」が、のどの渇きとどうかかわっているのかというと…。
「のどが渇いて、カラカラに水分がなくなっているときには、のどの筋肉の動きの波型が乱れた状態になっています。そのとき、水が入ってくると、乱れた波型の動きがさらに不規則になり、スッキリしません。一方で、炭酸飲料は、そんな乱れた動きを規則的に変えてくれ、感触が良いんですよ」
さらに、炭酸飲料に含まれた甘味料による「丸みのある甘さ」が、のどの筋肉の動きの波型に影響するということも推測されるという指摘だ。
のどがカラカラに渇いたときのコーラ、サイダーなどの「一口目」は本当に美味しいもの。それは、のどの動きの乱れが欲しているものなのかも。
2010.06.12 ZAKZAK