11月4日(土)、Chu☆Oh!Dollyのライブ終了後、神保町に向かいました。途中、総武線快速からスカイツリーが見えます。
会場は古書店ワンダー2階の「ブックカフェ二十世紀」です。
衝撃その1
1976年のみなもと太郎先生「われら夫婦」の映像
こんな映像があったんですね。驚きました。みなもと太郎先生、29歳、若いです。写真を撮ったときは「1977年」と書かれていましたが、帰るときには「1976年」に訂正されていました。
1976年(昭和51年)というと、『マンガ少年』で「お楽しみはこれもなのじゃ」が連載され始めたころですね。
衝撃その2
奥様、後藤静香先生の原画展示&『ぐるーぷ』表紙の原画
後藤静香先生、これまで意識したことはありませんでした。みなもと太郎先生の奥様であることも知りませんでした。
改めて『GROUP』を見てみました。掲載はとびらイラストが中心です。昭和53年(1978年)9月発行創刊号のイラスト。
2号、3号、4号と初期の『GROUP』のとびらイラストを手がけています。7号のイラストです。
そして原画が展示されていた10号のカラーイラスト。
同じころの『なかま』35号の表紙イラストです。昭和54年(1979年)12月15日発行です。この号では作品批評もしています。
『GROUP』13号掲載の作品「恋心」。オールカラー8ページです。この作品からも多くの原画が展示されていました。単行本も発行されていたんですね。入手したかった。
ところで、『GROUP』には「作者紹介」が掲載されているのですが、13号も含めて見つけることはできませんでした。
唯一確認できたのが、『GROUPグラフィティ』の、みなもと太郎著作「狂得附(グループ)大辞典」でした。
「後藤静香 『GROUP』初の巻頭カラーイラストを、何とヌードで飾ってしまう人。」
『GROUPグラフィティ』の原画も展示されていました。
初期の『GROUP』のカバーイラストはみなもと太郎先生が描いていました。
『GROUPグラフィティ』の巻頭カラーは、『GROUP』カバーイラスト集が掲載されています。みなもと太郎先生、作画グループ総会での100人が選んだ第1位は、共にこの「ネコ」でした。
11号の表紙でした。
そういえば、後に「FUTENEKO-TARO」という作品もありましたね。
衝撃その3
「ホモホモ7」「二人は恋人」「風雲児たち」、幼年誌から成人誌まで幅広い原画展
みなもと太郎先生の原画展はこれまでも開催されていますが、撮影可ということも素晴らしかったです。
会場ではグッズも販売されていました。
「下じき・ノート・ハンカチ3点セット」売り切れだったのは残念でしたが、ピンバッジ2種類を購入。『二人は恋人』と『ハムレット』です。
『マンガの歴史 1』も購入することができました。
たくさんあった複製画は迷いに迷って6枚を購入しました。