ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『高階良子選集』第20集新発売

2014年02月17日 | 高階良子
2月14日(金)、高階良子先生の『高階良子選集』第20集 [緋色の悪夢]が発売になりました。収録は表題作のほか「海神の島」「藍色伝説」の計3作です。


ボニータ・コミックスα 平成26年2月28日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「今回表題作になっている「緋色の悪夢」は/本誌付録に収録された時/大幅に描き足しているので、/今回は特に手を入れていません。/描き足しワクは、/「海神の島」と「藍色伝説」に振り分けました。」

「緋色の悪夢」の初出は、平成13年(2001年)の『ミステリーボニータ』1月号で、巻中カラー1ページを含めページ数は70ページでした。

オリジナルのコミックス収録はボニータ・コミックス『サーカス殺人事件』でした。コミックス収録時に「緋色の悪夢殺人事件」と改題され、73ページに加筆されています。


ボニータ・コミックスα 平成15年6月20日初版発行

続いて、『ミステリーボニータ』平成22年(2010年)6月号の別冊付録『高階良子 殺人事件スペシャル』に収録されました。


前記の「本誌付録に収録された時/大幅に描き足しているので」というのはこれを指しています。この別冊付録では80ページになっており、冒頭の部分など更に7ページ分が描き足されました。

この付録収録時もタイトルは「緋色の悪夢殺人事件」でしたが、今回の選集収録で雑誌掲載時と同じになったわけですね。

同時収録の「海神の島」「藍色伝説」はともに『レッツ・ボニータ』掲載の作品です。

「海神の島」は昭和60年(1985年)8月発行の No.5に、「藍色伝説」は昭和61年(1986年)発行の No.7に収録されています。

コミックス収録は2作とも表題作として収録されています。


ボニータ・コミックス 昭和61年6月1日初版発行

「海神の島」は100ページでしたが、今回の選集収録では102ページとなり、2ページの描き足しがされています。

選集の帯に「ミステリアスな海にようこそ・・・!」と記されているように、「海神の島」「藍色伝説」とも海の話です。そして「藍色伝説」のとびらページには「海神の島サイドストーリー」と書かれていました。

コミックスカバー折り返しの先生の言葉も「『藍色伝説』これは『海神の島』のサイド・ストーリーです。『海神の島』をお読みでない方、ぜひそちらも合わせてお読みください。より、楽しんでいただけることと思います。」となっていました。今回の選集で両作品が合わせて収録されたのはうれしいですね。


ボニータ・コミックス 昭和62年5月15日初版発行

コミックス収録時の「藍色伝説」は102ページでした。今回の選集収録では106ページとなり、4ページの描き足しがされています。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「私の失敗談その4 再び歯医者編」、3ページです。

ホームページも更新しました。

『高階良子の部屋』


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