江ノ島電鉄株式会社の社史『江ノ電の100年』、思いがけず早く借りることができました。当初は国会図書館に行くことを考えていたのですが、千葉県立中央図書館のホームページで調べてみたら所蔵していました。
しかも、「インターネット図書予約システム」があり、図書を予約することができます。更に図書の受け取りは県立東部図書館でもできるとのこと。便利になりましたね。
仮パスワードの設定が必要なので、先週旭市内の東部図書館で手続きをしてきました。「予約資料の準備ができた」とのメールがあり、昨日受け取りに行って来ました。これからゆっくり読みたいと思います。
なお、せっかく予約するので、あと2冊いっしょに予約しました。『通天閣 50年のあゆみ』と『大阪新名所新世界・通天閣写真帖(複刻版)』で、どちらも読みたかった本です。
『江ノ電の100年』、ざっと目を通してみました。平和塔建設の経過は詳しく記されています。「当社における開発計画の中核を成すこの展望塔の建設は、五島慶太の〝鶴の一声〟によって決定した。」
五島慶太は、戦時中運輸通信大臣を務めていたため、昭和22年8月に公職追放の指定を受け、東京急行電鉄の会長を辞任していたが、江ノ電が東急系列から分離した後も個人的に大株主であった、とのことです。
「華々しくオープンした平和塔」や「建設途中の平和塔」の写真も掲載されています。
江の島園、3月25日開園の新聞広告には「読賣平和塔 東洋のエッフェル塔」が一番に掲げられています。平和塔の概要によると名称は「読売平和塔」、高さは53.7m(避雷針まで)海面から113.7m」、昇塔料「10円」となっています。なお、少し前に「入園料は大人20円・小人15円であった。」との記述がありますから、江の島園への入園とは別に昇塔料がかかったようです。
反面、2年後の「江の島展望塔(展望灯台)」への名称変更に関する記事は見つけられませんでした。次の2枚の絵はがきは、ほぼ同じ位置から撮影されていると思います。
文字看板を比べてみると、「平和塔」の字体は同じでしょうか。少し異なるようにも見えますが・・・。
「平和塔」の文字はそのまま使ったと考えていたのですが、これだけでは判断できませんね。
『江ノ電六十年記』(1963年)という少し前の社史もあるようです。この本は千葉県立中央図書館には置いてないので、国会図書館に行く必要があります。この古い社史が詳しいのかも知れません。こちらも、調べてみる必要がありますね。
しかも、「インターネット図書予約システム」があり、図書を予約することができます。更に図書の受け取りは県立東部図書館でもできるとのこと。便利になりましたね。
仮パスワードの設定が必要なので、先週旭市内の東部図書館で手続きをしてきました。「予約資料の準備ができた」とのメールがあり、昨日受け取りに行って来ました。これからゆっくり読みたいと思います。
なお、せっかく予約するので、あと2冊いっしょに予約しました。『通天閣 50年のあゆみ』と『大阪新名所新世界・通天閣写真帖(複刻版)』で、どちらも読みたかった本です。
『江ノ電の100年』、ざっと目を通してみました。平和塔建設の経過は詳しく記されています。「当社における開発計画の中核を成すこの展望塔の建設は、五島慶太の〝鶴の一声〟によって決定した。」
五島慶太は、戦時中運輸通信大臣を務めていたため、昭和22年8月に公職追放の指定を受け、東京急行電鉄の会長を辞任していたが、江ノ電が東急系列から分離した後も個人的に大株主であった、とのことです。
「華々しくオープンした平和塔」や「建設途中の平和塔」の写真も掲載されています。
江の島園、3月25日開園の新聞広告には「読賣平和塔 東洋のエッフェル塔」が一番に掲げられています。平和塔の概要によると名称は「読売平和塔」、高さは53.7m(避雷針まで)海面から113.7m」、昇塔料「10円」となっています。なお、少し前に「入園料は大人20円・小人15円であった。」との記述がありますから、江の島園への入園とは別に昇塔料がかかったようです。
反面、2年後の「江の島展望塔(展望灯台)」への名称変更に関する記事は見つけられませんでした。次の2枚の絵はがきは、ほぼ同じ位置から撮影されていると思います。
文字看板を比べてみると、「平和塔」の字体は同じでしょうか。少し異なるようにも見えますが・・・。
「平和塔」の文字はそのまま使ったと考えていたのですが、これだけでは判断できませんね。
『江ノ電六十年記』(1963年)という少し前の社史もあるようです。この本は千葉県立中央図書館には置いてないので、国会図書館に行く必要があります。この古い社史が詳しいのかも知れません。こちらも、調べてみる必要がありますね。