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ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

、『高階良子新選集』第6集新発売

2017年05月21日 | 高階良子
『高階良子新選集』第6集が発売になりました。この巻が新選集の最終巻となるようです。これで終わってしまうと思うと残念です。

『選集』ではなく『全集』といえるまで、続けていただきたかったと思いますが、これは無理なんでしょうね。『選集』全23集、『デビュー50周年記念セレクション』全7巻、そして『新選集』全6集、本当にありがとうございました。


ボニータ・コミックス・アルファ 平成29年5月25日 初版発行

「悪魔たちの巣」は全5集で最終でしたが、今回はその続編として「妖かしの密林」が収録されました。

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「今回「精霊の森 波乱編」に大幅加筆の作業中/昔失くしてしまったとばかり思っていた/原稿「花かげろう」その他いくつかがとんでもない所からひょっこり出てきて/急遽差し替えたもので/あとがきの他はほんの少々の描き足しとなりました。」

「とんでもない所」ってどこなんでしょう。

収録作品は「妖かしの密林」、「精霊の森[野獣編]」、「精霊の森[波乱編]」、「はるかなる霧の谷」、「花かげろう」の5編です。

「妖かしの密林」の初出は、宙(おおぞら)出版刊行の『アップルミステリー』平成10年(1998年)1月号、2月号でした。「悪魔たちの巣」の最終回は『ミステリーボニータ』平成7年(1995年)7月号でしたから、かなり間が空いていますね。

コミックスへの収録は、宙(おおぞら)出版刊行の『終わりのない夜』でした。


ミッシ-コミックスDX 平成10年3月10日 初版第1刷発行

平成17年(2005年)に朝日ソノラマで文庫化されています。


ソノラマコミック文庫 平成17年9月30日 第1刷発行

「精霊の森[野獣編]」は昭和57年(1982年)4月、『別冊ビバプリンセス』春季号に掲載されました。「精霊の森[波乱編]」は、新選集によると同年『プリンセスゴールド』に掲載されたとのことです。

「はるかなる霧の谷」は、昭和58年(1983年)1月、『別冊ビバプリンセス』冬季号に掲載されました

コミックスへの収録は、3作とも『精霊の森』に収録されています。


プリンセス・コミックス 昭和58年4月1日 初版発行

平成22年発行の秋田文庫『ナーギの塔』に再録されています。


秋田文庫 平成22年7月20日 初版発行

「花かげろう」は、昭和53年(1978年)、潮出版社『希望の友』の4月号に掲載されました。「銀色の谷」に続く『希望の友』への掲載で、同誌への掲載はこれが最後になったと思います。

『希望の友』への最初の掲載は、昭和45年(1970年)6月号の「バラのそよ風」でしたから、かなり長期間にわたって、掲載が続いていました。「シュートNO.1」のように単行本未収録の作品もありますから、新選集に入れていただきたかったですね。

「花かげろう」のコミックス収録は、若木書房の『銀色の谷』でした。


ティーン・コミックス・デラックス 昭和54年7月25日 第1刷発行

再録は今回が初めてだと思います。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「カナダ旅行記 その3」で、3ページです。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』


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『高階良子新選集5』、『よろず幻夜館4』新発売

2017年03月23日 | 高階良子
3月16日の木曜日、『高階良子新選集』第5巻と『よろず幻夜館』第4巻が発売になりました。『よろず幻夜館』は最終巻です。


秋田書店ボニータ・コミックス 平成29年3月25日 初版発行

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「この「よろず幻夜館」/美弥子の血縁者の事情編/としては/この巻で最終となりますが/幻夜の森の物語は/タイトルを新たに/また続きますのでよろしく。」

収録は「第10話 森番小屋にて」、「第11話 森番小屋にて その2」、「第12話 森番小屋にて その3」、「第13話 幸せの宝箱」、「第14話 幸せの宝箱 その2」、「第15話 幸せの宝箱 その3」の6話です。雑誌掲載は毎号連載ということで、平成28年9月号から平成29年2月号まででした。

なお、『ミステリーボニータ』4月号から、「よろず幻夜館」に続く「妖しの森の幻夜館」が連載スタートしています。

『高階良子新選集』第5巻も「悪魔たちの巣」の最終巻でした。


ボニータ・コミックス・アルファ 平成29年3月25日 初版発行

収録作品は「第11話 悪魔の軌跡」と「第12話 緑の閃光」です。コミックスカバー折り返しの言葉は、

「この「悪魔たちの巣」この巻で/一応最終話となっていますが、/次の新選集6巻の続編に続きます。/この作品を描いた当初 ページには/結構余裕があったようで、/今回描き足すところがあまりないので/代わりにあとがきのページを/多くとってます。」

初出は平成5年『ミステリーボニータ』No.36と平成7年3月号、5月号、7月号でした。

オリジナルコミックへの収録は、「第11話 悪魔の軌跡」が平成6年1月発行の『悪魔たちの巣』第5巻、「第12話 緑の閃光」が平成7年10月発行の第6巻でした。なお、「緑の閃光」はオリジナルコミックスでは「最終話」となっていました。


ボニータ・コミックス 平成6年1月10日 初版発行


ボニータ・コミックス 平成7年10月15日 初版発行

平成7年7月号の『ミステリーボニータ』では「最終回 最終話/緑の閃光3」となっていました。最後のページには「ご愛読ありがとうございました。9月号(8/8発売)より、『マンドラゴラ』が再開。ご期待ください。」と記されています。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「カナダ旅行記 その2」で、5ページです。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』

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『ミステリーボニータ』4月号発売

2017年03月12日 | 高階良子
『ミステリーボニータ』4月号が発売になりました。



「よろず幻夜館」に続く「妖しの森の幻夜館」、新連載スタートです。

第1話「冥い溜り その1」掲載です。巻頭カラー36ページ、次号に続きます。表紙も高階良子先生です。

3月16日(木)には『高階良子新選集5』が発売です。収録作品は「悪魔たちの巣 5」です。未収録は第11話「悪魔の軌跡」と最終話なので、たぶんこれが最終巻になると思います。

気が早いですが、新選集の第7巻以降はどうなるのでしょうか。選集未収録の作品から「マンドラゴラ」が中心になるのではと、考えています。

『よろず幻夜館』の第4巻、完結編も同時発売です。

今号のプレゼントには高階良子先生のクオカードが載っています。これまでに応募したことはありません。応募したから当たるというわけでもないのですが、応募しなければ当選することもないわけで・・・。どうしようかな。

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、『高階良子新選集』第4巻発売

2017年02月20日 | 高階良子
1月16日、『高階良子新選集』第4巻が発売になりました。1月後半に千葉市に行く用事があったので、今回も三省堂書店で購入しました。ブログへの掲載が遅れてしまいました。


ボニータ・コミックス・アルファ 平成29年1月25日 初版発行

収録作品は「悪魔たちの巣 4」と「竜神氏の遺産」「竜の翡翠」の3作品です。コミックスカバー折り返しの言葉は、

「今回の描き足しは/「緑の地獄」と「竜神氏の・・・」に多くあります。/古い作品は絵が変わってしまっているせいもあり/基本手は入れない方針なのですが/この竜神氏・・・あまりもページ数に無理があり/ざっと見ただけでも息が詰まりそうだったので・・・。/それにしても古い作品を読み返すのって/ホンット苦痛!/全部書き直したくなる・・・。」

「悪魔たちの巣」の収録は、第八話「ラスト・バタリオン2」、第九話「遠雷」、第十話「緑の地獄」の3作品です。

初出は『新選集』第4巻によると、平成3年『ミステリーボニータ』No.23、平成2年『ミステリーボニータ』No.18、平成2年『ミステリーボニータ』No.15でした。

これを見ただけでも、初出通りの話数ではないことがわかります。雑誌掲載時は「ラスト・バタリオン2」が第九話、「遠雷」が第六話、「緑の地獄」が第三話でした。

オリジナルコミックスへの収録は『悪魔たちの巣』第4巻で、掲載順も同じです。


ボニータ・コミックス 平成4年1月5日 初版発行

オリジナルコミックスのカバー折り返しの言葉も参考になると思います。

 「この『悪魔たちの巣』4巻では、真木子さんがまだ幼い敏郎を連れて、ドクターのもとから逃げ去った後の空白部分を描いてみました。『悪魔たちのパラダイス』1巻と照らし合わせて読んでいただければ幸いです。
 またここで、パラダイス島の海に消え、死んだと思われたドクターが、なぜ南米のジャングルのかなた、悪魔たちの巣に存在したか、その理由(わけ)もわかっていただけると思います。」

カバー裏表紙には「・・・名作『遠雷』を含む『悪魔たちの巣』外伝集。」と記されています。

「竜神氏の遺産」の初出は、『プリンセス』昭和55年1月号で、オリジナルコミックスへの収録はプリンセス・コミックス『パンドラの秘密』でした。


プリンセス・コミックス 昭和55年9月20日 初版発行

「竜の翡翠」の初出は『別冊ビバプリンセス』昭和59年冬季号、オリジナルコミックスへの収録はプリンセス・コミックス『むらさき神話』でした。


プリンセス・コミックス 昭和59年8月5日 初版発行

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「カナダ旅行記 その1」、2ページです。

『ミステリーボニータ』2月号が発売になっています。


「よろず幻夜館」第15話「幸せの玉手箱 その3」、最終回36ページ掲載です。

『よろず幻夜館』最終第4巻は3月16日発売。そして、4月号から新連載がスタートとのことです。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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『高階良子新選集』第3巻新発売

2016年11月19日 | 高階良子
11月16日の水曜日、『高階良子新選集』第3巻が発売になりました。この日はちょうど千葉市に行ったので、三省堂書店で購入することができました。


ボニータ・コミックス・アルファ 平成28年11月25日 初版発行

収録作品は「悪魔たちの巣 3」と「白い銀河鉄道」「地獄のマリア」の3作品です。コミックスカバー折り返しの言葉は、

「今回の描き足しは/「悪魔たちの・・・」に集中させました。/極端に古いものには基本、/手はつけません。/というか、読み返すのが苦痛というのが/正直な気持ち。」

「悪魔たちの巣」の収録は、第六話「ラスト・バタリオン」、第七話「獣道は終わらない」の2作品です。

初出は『新選集』第3巻によると、平成3年『ミステリーボニータ』No.21、「ボニータ」4/15増刊号、平成4年『ミステリーボニータ』No.27、「ボニータ」3/20増刊号でした。

これは、『ミステリーボニータ』No.21が、『ボニータ』の4/15増刊号ということだと思います。最初見た時には2誌に掲載されたのかと思い、リストが間違っていたと焦りました。

と言うのも、今回収録されなかった「ラスト・バタリオン2」が『ミステリーボニータ』No.23(『ボニータ』7月20日増刊号)に掲載されているからです。今回の『新選集』には当然2話がまとめて収録されているものと考えていました。

なぜ「ラスト・バタリオン2」が収録されなかったのか。もちろん明確な理由はわかりませんが、おそらく「回想」の部分があるため、物語の進行上組み替えた方が良いと判断されたのではないでしょうか。

「悪魔たちの巣」は、今回の『新選集』で再編成されていると考えられます。今後物語がどう展開(再編)していくのか、楽しみです。

オリジナルコミックスへの収録は『悪魔たちの巣』第3巻、第5巻でした。


ボニータ・コミックス 平成3年6月25日 初版発行


ボニータ・コミックス 平成6年1月10日 初版発行

『新選集』第2巻のブログで「オリジナルコミックスには話数は付されておりませんでした。」と記したのですが、「獣道は終わらない」は第10話となっています。第5巻から話数が入りました。

「白い銀河鉄道」の初出は、『なかよし』昭和53年9月号増刊で、オリジナルコミックスへの収録は『白い蝶の伝説』でした。


ボニータ・コミックス 昭和57年10月10日 初版発行

「地獄のマリア」の初出は『別冊ビバプリンセス』昭和61年冬季号、オリジナルコミックスへの収録は『蜜の森』でした。


プリンセス・コミックス 昭和61年4月1日 初版発行

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「ちょっと不思議な危機一髪 その3」、4ページです。

『ミステリーボニータ』12月号が発売になっています。


「よろず幻夜館」第13話「幸せの宝箱」30ページ掲載です。最終回まであと3話! 次号に続きます。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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