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ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

高階良子『眠れる荊棘の・・・』新発売

2019年07月20日 | 高階良子
7月16日、高階良子先生の『眠れる荊棘の・・・』コミックスが発売になりました。帯付きのコミックスです。


ボニータコミックス 2019年7月25日 初版発行



コミックスの判型は新書判ではなく、B6判になりました。少年・少女誌のコミックスは新書版が多く、ビッグコミックスなど青年誌はB6判です。

これまで、高階良子先生のコミックスはほとんどが新書判だったと思うのですが、この作品だけの変更でしょうか。それとも秋田書店で何らかの変更があったのでしょうか。今後の刊行を見守りたいですね。

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「この「眠れる荊棘の・・・」を制作中/急激に視力が落ちまして/描きあげて即・手術となりました。/視界がすばらしくクリアになったのはいいけど/見たくないモノまで見えてしまいます。/(顔のシミ・・・とか・・・・)」

収録は第1話から第3話で、1巻で完結です。

掲載誌は『ミステリーボニータ』2018年10月号、2019年2月号、5月号でした。

コミックス収録は雑誌掲載時と同じですが、コミックスでは最後の1ページが追加されています。

帯の裏面に「高階良子先生の/最新作は/ミステリーボニータ11月号/(2019年10月5日 土 発売!)/に掲載予定 !!」と、次回作の告知がされています。

ホームページ『高階良子の部屋』更新しました。

今回、併せて2016年『プリンセスGOLD』12月号別冊ふろく「特選 秋の夜長のミステリー」の情報のアップしました。「カナリア殺人事件」収録です。


また、『大人の少女マンガ手帖 オカルト・怪奇ロマン』の情報も加えました。


『高階良子の部屋』



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高階良子先生の『とべない鳥』掲載誌について

2019年06月30日 | 高階良子
高階良子先生の作品「とべない鳥」については、ファンページ『高階良子の部屋』の「作品リスト」で昭和48年(1973年)の『希望の友』2月号掲載としてきました。

作品詳細目録では「2月号、3月号?」としているので、疑問はあるものの、掲載誌の確認ができないままだったことがわかります。

今回、『希望の友』3月号を入手することができ、「とべない鳥」は3月号に掲載されていることを確認しましたので、作品リストを訂正しました。


昭和48年3月1日発行 潮出版社


「高階良子先生おとくいのロマンチックミステリーには どんな事件が・・・・・・ さあ読んでね-っ」

昭和48年というと、高階良子先生はデビュー8年目になります。『なかよし』で「黒とかげ」を発表したのが昭和46年ですから、スランプを抜け出し、素晴らしい作品を次々に発表していった時代にあたります。

貸本時代から『少女フレンド』そして『なかよし』と、先生の作品発表の舞台は移っていきますが、『希望の友』の作品は『少女フレンド』時代、『なかよし』時代と微妙に重なっています。

『希望の友』に掲載された作品です。作品数は多くはありませんが、8年間にわたって作品掲載が続いています。

「バラのそよ風」 45年6月号
「シュートNO.1」 45年7月号~12月号
「誰かさんと誰かさん」46年8月増刊号
「扉のむこうに」 47年5月号、6月号
「とべない鳥」 48年3月号
「銀色の谷」 52年9月号~12月号
「花かげろう」53年4月号

昭和54年には『ピアノソナタ殺人事件』で新境地を開くと同時に、秋田書店の『プリンセス』『ボニータ』系の雑誌に作品掲載が始まっています。

『希望の友』への作品掲載は、先生の「迷い」の時期とも重なっているのかも知れません。

これらの作品は「シュートNO.1」を除いてコミックス化されています。

「とべない鳥」は若木書房の『ティーン・コミックス・デラックス』で初めてコミックス化されました。  

   銀色の谷

『ティーン・コミックス・デラックス』 昭和54年7月25日第1刷発行
収録作品「銀色の谷/花かげろう/とべない鳥/バラのそよ風」

秋田書店の『ボニータ・コミックス』に再録されています。

   銀色の谷

『ボニータ・コミックス』 昭和58年11月20日初版発行
収録作品「銀色の谷/とべない鳥/雨あがりの朝/青い雨の追憶」

ぶんか社『ホラーMコミック文庫』で文庫化もされています。

   タランチュラのくちづけ

『ホラーMコミック文庫』 平成21年8月20日初版第1刷発行
収録作品「タランチュラのくちづけ/マーヤの長い夜/黒バラは死のにおい/とべない鳥」

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』

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『妖しの森の幻夜館』第3巻新発売

2018年09月08日 | 高階良子
8月17日、高階良子先生の『妖しの森の幻夜館』第3巻が発売になりました。


ボニータコミックス 平成30年8月25日 初版発行

ミステリーの女王が描く問題作 ついにフィナーレ !!!
〝幻夜の森〟をめぐる物語、堂々完結 !! 

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「「幻想夜話」/から始まって/「よろず幻夜館」/「妖しの森の幻夜館」と/つないできた、この物語も/これで終わりです。/最後まで読んでくれて/ありがとう!」

収録は第11話から第16話で、『ミステリーボニータ』平成30年(2018年)2月号から7月号まで連載されました。第1巻、2巻と比べると、1話多く収録されており、増ページになっています。

コミックス収録は雑誌掲載時とほぼ同じです。第13話「大崩壊 その2」は雑誌掲載時は扉がカラーページでした。また、第15話のタイトルが「永遠の森 その1」から「永遠の森」に変更されています。第16話は雑誌掲載時は「最終話」となっていました。

更に、コミックスではラスト3ページが加筆されています。雑誌で読んでいた人もぜひコミックスを購入していただきたいですね。

今後の整理を考えて、雑誌は紙の本では買わないようにしています。『ミステリーボニータ』もデジタル版を購入しています。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』


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『妖しの森の幻夜館』第2巻新発売

2018年03月23日 | 高階良子
3月16日、高階良子先生の『妖しの森の幻夜館』第2巻が発売になりました。


ボニータコミックス 平成30年3月25日 初版発行

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「この「妖しの森・・・」/結構どっぷりハマって/描いているけど/読者の方も一緒に楽しんで/いてくれるのかな?・・・・・・と/振り返って不安になっている/今日この頃です。」

収録は第6話から第10話で、『ミステリーボニータ』平成29年(2017年)9月号から平成30年(2018年)1月号まで連載されました。

コミックス収録は雑誌掲載時とほぼ同じです。第1巻と同じく、コミックスでは最後の1ページが追加されています。また、第6話のタイトルが「呪縛 その1」から「呪縛」に変更されています。

第8話「呪縛 その3」は巻中カラーの扉ページでした。『ミステリーボニータ』も最近はデジタル版を購入しています。デジタル版でもちゃんとカラーになっていました。

高階良子先生の図書カード、新たに2枚を入手することができました。



これまでに入手した図書カード3枚です。




他にもまだありますので、引き続き探していきたいです。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』




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高階良子『妖しの森の幻夜館』

2017年11月23日 | 高階良子
11月16日、高階良子先生の『妖しの森の幻夜館』第1巻が発売になりました。


第4巻まで発売された『よろず幻夜館』の後編になります。

コミックスカバー折り返しの言葉は、

「タイトルから/気づかれては/いるでしょうが、/この「妖しの森の幻夜館」は/「よろず幻夜館」から続いて/おり、話はあれから/二年が過ぎたところから/始まっております。」

収録は「冥い溜り」その1からその5までで、『ミステリーボニータ』平成29年(2017年)4月号から8月号まで連載されました。

コミックス収録は雑誌掲載時と同じですが、コミックスでは最後の1ページが追加されています。

『ミステリーボニータ』では引き続き「「呪縛 その1」以降が連載されています。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』

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