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ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『ミステリーボニータ』12月号発売

2013年11月09日 | 高階良子
『ミステリーボニータ』12月号が発売になりました。


新シリーズの「幻想夜話-菌糸のささやき-」掲載です。巻頭カラー90ページで、雑誌表紙も高階良子先生です。

「キノコを巡るミステリアス・ファンタジー!」で、待望の読み切りシリーズ スタート !!とのことです。どういった形でのシリーズものになるのでしょうか。シリーズの次回作は来年の3月号に掲載です。

別冊ふろくは『アドニスの憂鬱な日々』より「コミカル クライマックス コレクション」です。第17話(Detective17)の「人はそれを運命と呼ぶ」と第18話(Detective18)の「六っつめとの遭遇」が収録されています。


「人はそれを運命と呼ぶ」は、雑誌掲載時(『ミステリーボニータ』平成12年1月号)、コミックス収録時(『アドニスの憂鬱な日々』第5巻)、今回の付録収録とも50ページです。

「六っつめとの遭遇」は、雑誌掲載時(『ミステリーボニータ』平成12年3月号)、コミックス収録時(『アドニスの憂鬱な日々』第5巻)、今回の付録収録とも42ページでした。

来年3月号のふろくもアドニスを収録、これが最終巻で業平たちの物語はフィナーレ、とのことです。残るのは最終話だけなので、他に1編の作品が収録されるのでしょうか、楽しみです。

また、秋田書店の「これから発売予定の作品」によると、『高階良子選集』の第19集は「バラ色の悲劇」で、12月16日(月)の発売予定です。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』


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高階良子『デスハウス-死の家-』新発売

2013年10月28日 | 高階良子
高階良子先生のコミックス『デスハウス-死の家-』が発売になりました。10月16日、『高階良子選集18』と同日発売だったのですが、近所の書店になかったため、入手が遅くなってしまいました。


秋田書店ボニータCOMICS 平成25年10月30日 初版発行

コミックスカバー折り返しの言葉は「え・え・? もうコミックス化?このあいだ描き上げたばかりなのに 早-!って なんとなく今回は大あわて!」

確かに『ミステリーボニータ』8月号、9月号に掲載されたばかりなので、記憶にも新しいですね。

「はるかなるレムリアより」の初出確認のため昭和50年の『なかよし』を探してみたのですが、所定の場所には1月号と3月号しかありませんでした。どこに入れたかわからないので、調べるのは難しくなりました。

新連載の1月号を見ると、「幻想冒険ロマン」とあり「少女まんが界の常識をうちやぶりユニークな発想,雄大なスケールでおおくりする自信の新連載!」と記されています。この号のカラーのとびらページがコミックスの表紙に使われています。

1月号では特に減らされたページもなく、広告部分も新たに描き足されています。3月号も同様です。2月号のページ数が違いすぎているので、もしかしたら私のホームページが間違っている可能性もあります。今度国会図書館に行った時にでも確かめてみます。

それにしても、必要な本が見つからないようでは仕方がありません。本を処分しないとどうしようもないのはわかっているのですが、売ってもいくらにもならないでしょうし、せっかく集めた本を処分する決心がつきません。

古い貸家に入れてあるので、床も抜けそうだし(一部抜けているところもあり、本箱が傾いている)、台風の時は屋根が飛ばされるのが心配です。何とかしなくてはと思ってはいるのですが・・・。

ホームページ更新しました。『高階良子選集18』や新作「白雪姫」の情報も加えて無かったので、併せてデータを載せました。

『高階良子の部屋』

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『高階良子選集』第18集新発売

2013年10月16日 | 高階良子
10月16日(水)、高階良子先生の『高階良子選集』第18集 [ドリーム・ドーム]が発売になりました。収録は表題作のほか「はるかなるレムリアより」1作です。


ボニータ・コミックスα 平成25年10月30日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「ドリーム・ドームは80ページの読みきりでしたが/ページにゆとりが無くて、大ゴマを取りたくても/あまり取れなかった作品。/そこで今回は心おきなく、大ゴマを取ることが出来ました。」

「ドリーム・ドーム」の初出は『ミステリーボニータ』平成元年2月号で、オリジナルのコミックス収録は『悪魔たちのパラダイス 2』でした。


ボニータ・コミックス 平成元年5月5日初版発行

前出の先生の言葉にもあるように、オリジナル作品が80ページなのに対して、選集では90ページ、10ページの描き足しがありました。

「はるかなるレムリアより」は、『なかよし』に昭和50年1月号から5月号まで連載された、先生の代表作の一つです。コミックス収録は昭和50年8月でした。


『はるかなるレムリアより』 講談社コミックスなかよし 昭和50年8月1日 第1刷発行 

講談社漫画文庫『はるかなるレムリアより 高階良子傑作選2』で文庫化されています。


平成11年6月11日 第1刷発行

この文庫版の「カバー折り返しのことば」が興味深いので紹介します。

「これは当時としては、とても変わった話だったようで、読者からすぐには受け入れられなかったようです。連載1回目の人気アンケートは最低-。でも3回目あたりからすごい反響で、後にも先にもあれほどすごい量のファンレターをいただいたことはありません。でも、最初の不人気が災いして、連載5回で打ち切りになったという、悲しくもドラマチックな一作です。」

恒例の「あとがきのかわりの雑談」の前に「なにはともあれ/とりあえず/あとがき・・・!」1ページが掲載されています。今回「はるかなるレムリアより」にも加筆がありました!(「カバー折り返しのことば」が随分あっさりしていると思っていたらこういうことでしたか。)

選集版のページ数は198ページ、オリジナルコミックス及び文庫版は189ページなので、9ページの加筆がされています。

なお、『なかよし』の掲載ページの合計は209ページになると思います。雑誌は持っているので、後で照合してみます。当然毎号のとびらページ(タイトルページ)はコミックス収録時に省かれていますので、その他の部分を確認してみます。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「私の失敗談その2」歯医者編2ページです。

本日ボニータコミックス『デスハウス-死の家-』が同時発売になっています。しかし、近所の書店には「品切れ」ということで、置いてありませんでした。こちらは後日入手後にブログに載せたいと思います。

ホームページ『高階良子の部屋』の更新も、これに併せて行います。

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高階良子『白雪姫』

2013年10月08日 | 高階良子
『月刊まんがグリム童話』の11月号に高階良子先生の新作が掲載されました。グリム童話から「白雪姫~王子様の事情~」です。


巻中カラーのとびら1ページを含めて61ページ

mixiのコミュ「++高階良子漫画++トピック」の新刊情報で教えていただきました。まったく知らなかったので、ありがたかったです。

最近「ホラーMコミック文庫」の発行がなかったので、2年ぶりのぶんか社からの作品です。

雑誌自体は「発禁ギリギリ童話」とかなりあおっていますが、高階先生の作品は品のあるものでした。

この作品を中心として、次の「ホラーMコミック文庫」が刊行されるのでしょうか。ウェブサイト「高階良子全コミック表紙集」さんで教えていただいた未掲載作品「北風のバラード」も併せて収録されるかも知れませんね。

しかし、いきなり文庫収録ではつまらないです。単行本の発行は難しいでしょうから、雑誌の別冊で刊行するというのはどうでしょうか。『高階良子傑作集』の3巻になりますね。


『高階良子傑作集 赤い恐怖』 2009.9.1


『高階良子傑作集 赤い恐怖 Vol.2』 2010.1.29

そして、どうせなら秋田書店さんでは再録しないだろうと思われる作品を収録していただきたいです。中心は貸本時代の作品になります。

まず、デビュー作の「リリ」。これはぜひ収録していただきたいです。更に、貸本時代の作品から先生に選んでいただいたらどうでしょうか。『ひまわりブック』や『チャーム漫画劇場』の作品も読んでみたいですね。


『透き通った世界』 チャーム漫画劇場 No.3

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『高階良子選集』第17集新発売

2013年08月18日 | 高階良子
8月16日(金)、高階良子先生の『高階良子選集』第17集 [赤い迷路]が 発売になりました。収録は表題作のほか「防空壕」「いじわるキューピット」です。


ボニータ・コミックスα 平成25年8月30日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「今回描き足し10ページのはずだったのが、私の勘違いで100ページだと思ってた「防空壕」が 実は80ページ・・・!/しかし・・・心の準備もなく、/30ページの描き足しはすこぶるきつい・・・・・・!/そこで急遽、/永久封印するはずだったデビュー当時の作品17ページを/1本入れることにしました。/ヒィーーッ(恥ずか悲鳴)」

「赤い迷路」は、『なかよしデラックス』の昭和58年2月号から5月号まで連載された作品で、オリジナルのコミックス収録はコミックスなかよし『赤い迷路』でした。


『赤い迷路』 コミックスなかよし 昭和58年10月6日第1刷発行

選集収録にあたっての描き足しは、オリジナルコミックスが181ページ、選集が182ページということで、最後の1ページのみでした。「いじわるキューピット」収録のために描き足し枠がなくなってしまったのかと思いました。

平成11年に「幻想ロマンセレクション」の第1集に収録されています。


『赤い迷路・課外授業殺人事件』 KCデラックス(ポケット) 平成11年9月13日第1刷発行

付録に付いていたポストカードです。


この文庫版には、とても興味深いあとがきが付いています。先生の作品には「赤い~」とつくものが何作かある、とのこと。「赤い靴」「赤い沼」「赤い影」などですね。この他「緋色」や「血の~」という作品も多いです。

また、先生はガンマニアで、子供のころ、近くに警察の射撃訓練場があり、訓練が終わるまでずっと眺めていた思い出があり、大人になってからは一時モデルガンに熱中したとのことです。

「赤い迷路」は『ミステリーボニータ』平成17年12月号の特別ふろくにも収録されています。



「防空壕」は、『ミステリーボニータ』の平成6年3月号に掲載された作品で、ボニータ・コミックス『雪降る夜の訪問者』に収録されています。


『雪降る夜の訪問者』 ボニータ・コミックス 平成6年10月20日初版発行

オリジナルコミックスの作品が80ページなのに対して選集では90ページ。「防空壕」に10ページの描き足しがありました。

「防空壕」は、ぶんか社の『赤い沼』に収録され文庫化されています。


『赤い沼』 ぶんか社ホラーMコミック文庫 平成22年7月20日初版第1刷発行 

「いじわるキューピット」は、『少女フレンド増刊』の昭和42年11月7日号に掲載された作品です。高階良子先生が若木書房の貸本から少女雑誌に進出した最初の作品が、『別冊少女フレンド』昭和42年4月号に掲載された「夕焼け雲はしっている」でした。

「いじわるキューピット」は雑誌掲載4作目にあたると思います。本当にごく初期の作品で、しかも単行本は現在では入手困難なので、これはとてもありがたい収録ですね。


『三郎とあくしゅ』 若木書房 名作漫画総集ブック8 昭和43年後半の発行と推定

「恥ずか悲鳴」など上げないで開き直っていただき、昔の作品も収録していただきたいですね。次はデビュー作の「リリ」をぜひ。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「私の失敗談その1」2ページで、自動販売機で買ったカップラーメンに関する話です。

ホームページも更新しました。

『高階良子の部屋』

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