健闘むなしく・・

7/12
　参議院選挙の結果は皆さんご承知の通り。そして、熊本県選挙区の本田浩一候補も、接戦と報じられていた割には、大差で敗れてしまった。

　敗因はいろいろある。また、自民党の頑張りもある。結果は結果として受け入れなければならない。しかし、間違いなく、これからの民主党政権の運営は厳しくなる。
　ただでさえ、政権与党としての力量が疑われている中、国民が本当に期待している、社会保障制度の改革、医療・年金・介護、郵政民営化見直し、派遣労働者法案の見直しなど、これからの国会で審議して、通していかなければならない法案も目白押し。
　だが、ねじれ国会ではままならないだろう。せめて野党が、議論のテーブルにのって、しっかりとした国会論議をしてもらえればと思う。

　それにしても、小選挙区制度はこれからもずっとオセロゲームのように、ひっくり返したり、返されたりするような選挙結果になっていくのだろうか。そういう意味では、みんなの党の躍進はすごいことだと思う。ますます、選挙の在り方が見えなくなる。来年は統一地方選挙だが、国政を反映させる結果になるのだろうか？自分は自分と言い聞かせて、コツコツとやるしかないなあ・・・

　たった今、社民党の吉田ただとも候補が比例区４８人中４８位で当選という連絡がありました。大分県庁、県職労委員長だった吉田さん。県庁を辞めて県議になって活躍していた彼には、自分と似たような境遇で頑張っていることに共感を持っている。今回の厳しい選挙よくぞ当選してもらったと思う。心からお祝い申し上げ、ご健闘を期待します。