西のつぶやき

日々考える事

衆議院選挙終了

2012-12-18 09:07:17 | Weblog
12/18

 厳しい選挙結果だった。連合として、民主・社民の候補者を応援してきたが、すべて落選となった。県内は自民・維新・公明の選挙区・比例区の議員だけになってしまった。
 あとは参議院議員の松野さんだけ。

 小選挙区制、2大政党制の政治は結果的には振れ幅が大きくなり、今回のような結果になってしまう。第3局の政党もなかなか支持されにくい選挙区制度だ。日本の政治風土には合わないと思う。死に票も多くなるので、中選挙区制に戻すことも今一度考慮していいのではと思う。

 さて、今回の選挙結果については、様々なことが新聞・テレビ・関係者等から指摘をされているので、あえて申し上げるまでもない。ようは、これからの日本の政治をよくしてほしい。課題山積している日本の現状を少しでも良い方向に持って行ってもらいたい。

 そして、その政治を司る政治家は、謙虚で、利権に走ってはならないと、自分自身も含めて私は強く訴えたい。これは、議員報酬を下げろとか議員特権をなくせということではない。政治活動は自分でやってみても思うが、いろんな出費が多い。議員の身分保障をきちんとして、それだけ働けるような環境は必要だ。そうでなければ、お金を持っている人しか政治ができなくなり、結果的に世襲制になってしまう。

 一般市民や障害を持った方でも、志を持った人が、政治をきちんとできる環境を作ってやることも、選挙制度の改革の一つだろう。政党助成金や政治献金制度の問題も残っている。

 そのうえで、清廉潔白な議員が政治をしていくことで、日本の政治はよくなっていくのではないかと思う。自民党は生まれ変わったと言っているが、200兆円の公共事業投資で、国民が潤えばいいが、大企業や利権屋政治家が富むことだけは絶対に許せない。

 ばらまき批判が多い福祉政策だが、国民の中には福祉制度の恩恵を受けなければ、生きていけない人や自立困難な人がたくさんいることを、政治家はしっかり頭に置いておくべきだ。
 人は赤ちゃんとして生まれ、年をとったり、病気になって死んでいく。その世代の人たちは自立はできない。みんなで支えあってやらなければいけない。チルドレンファースト、医療・介護・年金の政策課題をしっかり取り組んでもらいたい。