二銭銅貨

星の数: ☆良い ☆☆すごく良い ☆☆☆激しく良い ☆☆☆☆超激しく良い ☆☆☆☆☆ありえない

16国立劇場1月/小春穏沖津白浪/歌舞伎

2016-01-30 | 歌舞伎・文楽
16国立劇場1月/小春穏沖津白浪/歌舞伎

小春穏沖津白浪 小狐礼三
(こはるなぎおきつしらなみ こぎつねれいざ)


上野清水観音堂の場
矢倉沢一つ家の場
足柄越山中の場
同 花の山の場
吉原三浦屋格子先の場
二階花月部屋の場
隅田堤の場
赤坂田圃道の場
赤坂山王稲荷鳥居前の場
高輪ヶ原海辺の場


菊五郎、時蔵、菊之助

黙阿弥の晩年の作品。2002年の最初の再演版の再演。

悪役の亀蔵は今回は真面目な悪人ぶり、亀寿、亀三郎はきりっとした芝居。右近は若い太夫、綺麗で女型が板についた感じ。梅枝との若いカップル役。橘太郎が中間早助と花街のばあさん役の2役。両方面白くて大うけ。菊之助は女型と立ち役と2通りの出方をする。立ち役の貫禄は若々しく、女型は美しい。 菊五郎と時蔵はしぶい。

回り舞台の上にたくさんの赤い鳥居がぎっしりと続く所を飛び回って剣劇を見せる「赤坂山王稲荷鳥居前」がクライマックス。かなりの長時間で、その場は全部剣劇。

16.1.10 国立劇場

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 流れる/幸田文 | トップ | ルル/MET15-16舞台撮影 »

コメントを投稿

歌舞伎・文楽」カテゴリの最新記事