二銭銅貨

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17国立劇場9月/生写朝顔話/文楽

2017-10-07 | 歌舞伎・文楽
17国立劇場9月/生写朝顔話/文楽

(第1部)
生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)
 宇治川蛍狩りの段
 明石浦船別れの段
 浜松小屋の段
 嶋田宿笑い薬の段
 宿屋の段
 大井川の段

朝顔の序盤を一輔、中盤を蓑助、最後を清十郎と、3人3様の人形を見ることができた。素朴でおとなしい一輔、活発で元気良く強い蓑助、きりっと引き締まって情熱的な清十郎。それぞれ朝顔の一面を切り取った演出で面白かった。足の付いている浅香は和生。しっかりして安定した人形遣い。お鍋の紋臣がきりきり良く動いて気持ち良かった。萩の祐仙は勘十郎で、コミカルなところを大きく見せた芝居をしていた。玉男の阿曾次郎はほとんど動かない、忍の一字の芝居。

朝顔の情熱の深さがこの芝居の見どころ。

17.09.18 国立劇場


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