フィデリオ/日生劇場2013
作曲:ベートーヴェン、演出:三浦安浩
指揮:飯守泰次郎、演奏:新日本フィル
出演:レオノーレ:小川里美、フロレスタン:成田勝美
ロッコ:山下浩司、ピツァロ:ジョン・ハオ
マルツェリーネ:安井陽子、ヤキーノ:小貫岩夫
フェルナンド(大臣):木村俊光
全体的にややギクシャクした感じに思えて、滑らかな感じが無かった。イタリア的なものからするとドイツ的な感じ、また途中にセリフが入るので、それらが原因かも知れないし、別の要因もあったかも知れない。このオペラに慣れていない故なのか、あるいはこれがこのオペラの特徴なのかも知れない。
演奏は後半に迫力があって、普通の交響楽のコンサートのようでもあって良かった。演出は、時期を現代に読み替えたもので、反政府軍かあるいはテロリスト集団に捕えられた市民の開放というような感じになっていた。かなり硬い感じの演出。音楽には合っているように思えた。
小川里美は綺麗なソプラノで強い声。成田勝美は声が苦しそうで不安定だった。何か調子が悪かったのかも知れないが、牢獄の場面ではリアリティがあった。親方役の山下浩司は堂々として迫力があっった。安井陽子は軽快でハキハキとした若い女子。小貫岩夫はメリハリのある軽快愉快な役柄。両者共に歌も芝居も良かった。
合唱には迫力があり、また良く揃って、これがこの公演の一番だった。C.ヴェレッジシンガーズ。
13.11.23 日生劇場
作曲:ベートーヴェン、演出:三浦安浩
指揮:飯守泰次郎、演奏:新日本フィル
出演:レオノーレ:小川里美、フロレスタン:成田勝美
ロッコ:山下浩司、ピツァロ:ジョン・ハオ
マルツェリーネ:安井陽子、ヤキーノ:小貫岩夫
フェルナンド(大臣):木村俊光
全体的にややギクシャクした感じに思えて、滑らかな感じが無かった。イタリア的なものからするとドイツ的な感じ、また途中にセリフが入るので、それらが原因かも知れないし、別の要因もあったかも知れない。このオペラに慣れていない故なのか、あるいはこれがこのオペラの特徴なのかも知れない。
演奏は後半に迫力があって、普通の交響楽のコンサートのようでもあって良かった。演出は、時期を現代に読み替えたもので、反政府軍かあるいはテロリスト集団に捕えられた市民の開放というような感じになっていた。かなり硬い感じの演出。音楽には合っているように思えた。
小川里美は綺麗なソプラノで強い声。成田勝美は声が苦しそうで不安定だった。何か調子が悪かったのかも知れないが、牢獄の場面ではリアリティがあった。親方役の山下浩司は堂々として迫力があっった。安井陽子は軽快でハキハキとした若い女子。小貫岩夫はメリハリのある軽快愉快な役柄。両者共に歌も芝居も良かった。
合唱には迫力があり、また良く揃って、これがこの公演の一番だった。C.ヴェレッジシンガーズ。
13.11.23 日生劇場