前回のいい加減な(←いつもの)予告で申し上げた
「次回のレビューはRingtonsのデカフェの予定。あくまでも予定ですがね(笑)」
という予定は未定な責任逃れ発言を乗り越えて
今回はなんとリントンズで連投、というまさかの展開!
克己という言葉が爽やかに脳裏をかすめる初夏の候…
紅茶好きの皆様いかがお過ごしでしょうか(←たぶん紅茶をお飲みのことと思います)
いや~この私にこんなに気力があるとはね。
さすが立夏を過ぎると陽気の伸びが違うぜ
きっと昨日食った大量の空豆が効を奏したのか(救援物資送ってくれた叔母様ありがとう)
死ぬ気で100粒くらい塩ゆでして皮剥いただけのことはあったね
可食部20粒で100gだから、夫婦で500gの空豆を食ったことになる
お手製の中ぐらいの莢の空豆1本が平均30gで、平均3粒くらい入ってるから
莢にして1kgくらい食ったんだな。通販で空豆はだいたい莢付き1kg1000円が相場みたいだから
うちにはもし買ったら2000円くらいの空豆が届いたことになる。しかも叔母様が育てた無農薬。
貰わなかったらこんな贅沢はできません。一年に1回の超ごちそう。
ちなみに空豆は、亜鉛・マグネシウム・鉄・カリウムが豊富。
ビタミンB群も多く、高タンパクなので、貧血には大変良い食品である。
空豆とベーコンをにんにく塩味で炒めて食ったけど、これがバカ美味い。
旬は5月。疲労回復に空豆を食べよう!(←この空豆ステマに対して鹿児島県は私に報いるべきではないか?)
…はっ。
なぜ私は紅茶ブログで空豆を熱く語っているのだろうか?
これで力尽きるかも知れないってのに…おまえは甘い…甘すぎるっ。
ものを書くってのは、大変なんだ。俺わかってんのか?
豆を語るに豆の栄養を以って語る(←間違ってる。曹植ごめん)。
気を取り直して本題に入ろう
前回の記事を見ていただければお分かりの通り、空豆ではなく《続・R様のご依頼その2》である
ええ、今回は外道はしませんできません!
R様に退路を絶たれ正道に逃げ込んだNirvana・Cafe(←めったに見れないね)
リントンズの売れ筋TBを頂いてからの、デカフェのレビューとなったのだ
なぜ分けたかって言うと、デカフェだからだ。
カテゴリーの混乱を避けるためでもあるが、今回は軟水用のデカフェ。貴重なサンプルとなる。
さて、このリントンズのデカフェ。
公式代理店で扱ってくれないところを見ると、多分ジクロメor酢酸エチルを使った溶剤抽出法だと思われる。
※ジクロメ:ジクロロメタン、またの名を塩化メチレン、メチレンクロライドという。
最近のニュースでご存知の方も急増中♪
もちろん公式にもどちらのHPにもデカフェのメソッドは明記されていない。
誰かデカフェの抽出メソッドを明記するような法律でも作ってくれないかな?
さて、リントンズの紹介は前回やったので、今回はいきなりレビューに入ろう
(空豆でかなり本題から遠ざかってしまった←遭難寸前)
前回と同じく匿名デカフェ紅茶だったんで、こちらも先入観なしでいった。
こちらがTBの全景である
同じくスクエアのTB。さて、ルーチンの魚港チェック!
臭いを嗅いでみる。これが紙の臭いがけっこうあります。
ヨークシャーティまではいかないが、M&Sくらいはある。
絶対外して飲みたくなるレヴェル。
くそっ…超臨海炭酸水素ナトリウム法とか名前付けてやる!
EXTRAはそうでもなかったのに。いつもこのパターンだなぁ、最近。
でもヨークシャーティーのは、普通のTBもデカフェのTBも臭いがキツイ。
最近普通の赤ヨークシャーティーのTBを三宮のサンジルシで売ってるんだな。
それでけっこうコスパがいいから40P買ってみた。美味しいけどやっぱりTBは臭う。
リーフも売ってくれないかな。
さて、中を見ると
けっこう赤い。これはケニアが優勢なデカフェの色ですな。
茶葉の匂いはデカフェ独特の匂い。
むむ…これはなんかヨークシャー・デカフェを彷彿とさせるね。
ではいつもの条件でTB付きで淹れてみる。
出来上がったのがこれ。
●ストレート
おぉ…ケニアっぽいからか、これはブラックだ。
EXTRA FRESHと比べたら、濃い黒に近い。
匂いを嗅いでみる。
TBの匂いとデカフェ特有のなんともいえない匂い。
その後ろから紅茶の香りがしてくる。
いい茶葉使ってるのが分かるだけになんともはや。
一口飲むと、デカフェ特有の味とTBの生臭さが前面に出る。
うう…その後に甘みが来るんだよなぁ。
きっとデカフェ臭さがなければ美味しいんだろうな。
でもこれはTBとデカフェ臭が邪魔過ぎて、何も考えずに飲むというわけにはいかない。
うーん…とりあえずミルク入れてみようか
●ミルクティ
甘さがあるし、濃さは普通。PGより濃く、ヨークシャーよりは軽い。
テトレー、M&Sのデカフェと同じくらい…またはやや軽い濃さ。
だがデカフェぽさがミルクティでも緩和されないのが残念。
この匂いの向こうに、いい香りがあるのはわかるんだが、
このデカフェと紙の匂いが付いて回るので、いい香りはあまり楽しめない。
味も同じく、ケニアの酸味とそれなりふくよかなボディが手放しで…楽しめない(笑)
この風味はヨークシャー・デカフェに似ている。
不思議なことに、冷めてくるとこの独特のデカフェの癖というのはだんだん消えてくる。
冷え切った頃には気にならなくなっている。茶葉の香りもなくなるけど。
もしかしてこのデカフェ臭はジクロメの臭いだったりするのかなぁ。
でも、どう調べても「強くて甘い臭い」としか記述がない。
そして、PGもテトレーもデカフェはジクロメのはず。
だれかジクロメの臭い教えてくれぇ!
さて、TBの紙を外して淹れても、デカフェぽさが邪魔をする。
M&SはTBを外せば美味しく飲めたのに。二重苦だ。
でも、塩を少し入れると、デカフェ臭さがいくぶん落ち着き、飲めるかな…程度にはなる。
●後日の追加レポート。
水の硬度をカルシウムで高くすると、デカフェの癖が割と抜けて
本来の甘さと濃さが引き立ち、かなり美味しく飲めることが判明。
塩にプラス、DHCのカルシウム・マグネシウムのカプセルを分解して耳かき一杯くらい添加。
ドロマイト=白化珊瑚なので、水も美味しくなるような(気が…)(笑)
うわぁぁぁ!せっかく、せっかく軟水用なのにぃぃぃ!
わざわざTBを外し、わざわざ塩とドロマイトをひとつまみ入れて硬水に、だと?…ええい、クソ面倒な!
なぜ英国人はデカフェのリーフティを作らんのだ!
●総評
普通に飲んだ場合、デカフェ臭に高品質茶葉が敗退した残念な展開。
言うなれば…(かなり考えて)荒川アンダーグラウンドのニノさんのようだ。
可愛いのに至近距離では生魚と荒川の臭いが(きっと)するっていう…(でもあの漫画でニノさんだけが好き♪)
EXTRA FRESHで期待した分、がっかりした感は否めない。
一番最初に飲んだデカフェ、ヨークシャーデカフェがこうだった。
その後すぐ飲んだPGデカフェがマジ天使に見えたし。
だけど、ヨークシャーは月日が経つと、このデカフェ風味が少しずつ消えていったんだよね。
なにかが揮発とかしてるのか、開封時は匂いがこもってるのか、なんなんでしょうね?
リントンズ・デカフェも少し放っておこう。臭いが消えてくるかも知れん。
UKのケミカル法デカフェもずいぶん飲んだので、この風味には慣れたと思ったんだけどな。
クソめんどくさい回避方法は編み出しては見たが…
何が悲しゅうて軟水用のデカフェを硬水作ってまで淹れにゃならんのか…
でもこの風味…なぜ劣化するんだろう。揮発なのかな。
本気でジクロメの風味なら、かなり残留してるってことだよな。
この程度のジクロメで癌になることは無いと言われてますけどね。
でもなぁ…日本では法律で食品添加物としてジクロロメタンが使用された食品は
製造することも輸入することも禁止されてるからな
胆管癌…うう…カフェインで目が回ってるほうがマシなのか否か?
本気でジクロメの臭いを確かめたい割と本気で
そうだR様…今度ジクロロメタン送って下さい。草々。
★
さて、このたびふとした行きがけの駄賃的にHälssen&Lyonというドイツの老舗紅茶会社のHPを見てたら、
デカフェの面白い資料が見つかったので載せる。
(最近ニュースで「紅茶の葉っぱで日めくりを作り、使い終わった日めくりを
カップに入れてお湯を注ぐと紅茶になる」という珍品の販促品を作った会社)
デカフェについてメソッドを書いている企業側のUK紅茶サイトはあまりないが
ドイツ人だけのことはあって、この会社は一応全部記載している。
・CO2(二酸化炭素):有機含むすべてのグレードや紅茶に適し優しい高圧法。
・E/A:ここで使用される溶媒は酢酸エチルである。緑と黒茶ファニングスと同様、黒Pekoesとブロークンがご利用いただけます。
・M/C:塩化メチレンを使用するプロセス。強いカップ用紅茶ファニングために特に適しています。
グーグルのステキな翻訳なんで、各自脳内で超訳されたし。
「E/A」はエチルアセテート、「M/C」はメチルクロライド(ジクロロメタン・塩化メチレン)の略
これをみれば分かるとおり、ジクロメがなんでUKで多用されているかって言うと
“強いカップ用ファニングス”に適してるからなのだ、ということがわかる。
原文は「black tea fannings for a strong cup」
つまり“TBに入ったイングリッシュ・ブレックファスト用の細かすぎる紅茶葉”みたいなやつね。
もしこれが禁止されたら、美味しいミルクティ用デカフェは作れない。英国人涙目。
ちなみにドイツでは、デカフェは「ENTKOFFEINIERTE TEES」っていうらしいぜ。
KOFFEINをENT(外に)出したってか(entfernen=取り除く。ドイツ語のEnt-は英語のEx-にあたるんだとさ)。
これでめでたくR様のミッション2は終了した。
魚港での壮絶な撃ち合いはUKシリーズには欠かせない見せ場という事を再認識。
R様はクライマックスのツボを心得ていらっしゃる。
と海辺の白いカフェで銃創を癒すNirvana・Cafeだった…
さて、今回もいい加減な予告をしちゃうぞ♪
このあとついに怒涛の超臨界二酸化炭素抽出法デカフェ紅茶ターンに突入するっ!
なぜかは次回を待て!(←大した理由は無くても引きは大事!)
「次回のレビューはRingtonsのデカフェの予定。あくまでも予定ですがね(笑)」
という予定は未定な責任逃れ発言を乗り越えて
今回はなんとリントンズで連投、というまさかの展開!
克己という言葉が爽やかに脳裏をかすめる初夏の候…
紅茶好きの皆様いかがお過ごしでしょうか(←たぶん紅茶をお飲みのことと思います)
いや~この私にこんなに気力があるとはね。
さすが立夏を過ぎると陽気の伸びが違うぜ
きっと昨日食った大量の空豆が効を奏したのか(救援物資送ってくれた叔母様ありがとう)
死ぬ気で100粒くらい塩ゆでして皮剥いただけのことはあったね
可食部20粒で100gだから、夫婦で500gの空豆を食ったことになる
お手製の中ぐらいの莢の空豆1本が平均30gで、平均3粒くらい入ってるから
莢にして1kgくらい食ったんだな。通販で空豆はだいたい莢付き1kg1000円が相場みたいだから
うちにはもし買ったら2000円くらいの空豆が届いたことになる。しかも叔母様が育てた無農薬。
貰わなかったらこんな贅沢はできません。一年に1回の超ごちそう。
ちなみに空豆は、亜鉛・マグネシウム・鉄・カリウムが豊富。
ビタミンB群も多く、高タンパクなので、貧血には大変良い食品である。
空豆とベーコンをにんにく塩味で炒めて食ったけど、これがバカ美味い。
旬は5月。疲労回復に空豆を食べよう!(←この空豆ステマに対して鹿児島県は私に報いるべきではないか?)
…はっ。
なぜ私は紅茶ブログで空豆を熱く語っているのだろうか?
これで力尽きるかも知れないってのに…おまえは甘い…甘すぎるっ。
ものを書くってのは、大変なんだ。俺わかってんのか?
豆を語るに豆の栄養を以って語る(←間違ってる。曹植ごめん)。
気を取り直して本題に入ろう
前回の記事を見ていただければお分かりの通り、空豆ではなく《続・R様のご依頼その2》である
ええ、今回は外道はしませんできません!
R様に退路を絶たれ正道に逃げ込んだNirvana・Cafe(←めったに見れないね)
リントンズの売れ筋TBを頂いてからの、デカフェのレビューとなったのだ
なぜ分けたかって言うと、デカフェだからだ。
カテゴリーの混乱を避けるためでもあるが、今回は軟水用のデカフェ。貴重なサンプルとなる。
さて、このリントンズのデカフェ。
公式代理店で扱ってくれないところを見ると、多分ジクロメor酢酸エチルを使った溶剤抽出法だと思われる。
※ジクロメ:ジクロロメタン、またの名を塩化メチレン、メチレンクロライドという。
最近のニュースでご存知の方も急増中♪
もちろん公式にもどちらのHPにもデカフェのメソッドは明記されていない。
誰かデカフェの抽出メソッドを明記するような法律でも作ってくれないかな?
さて、リントンズの紹介は前回やったので、今回はいきなりレビューに入ろう
(空豆でかなり本題から遠ざかってしまった←遭難寸前)
前回と同じく匿名デカフェ紅茶だったんで、こちらも先入観なしでいった。
こちらがTBの全景である
同じくスクエアのTB。さて、ルーチンの魚港チェック!
臭いを嗅いでみる。これが紙の臭いがけっこうあります。
ヨークシャーティまではいかないが、M&Sくらいはある。
絶対外して飲みたくなるレヴェル。
くそっ…超臨海炭酸水素ナトリウム法とか名前付けてやる!
EXTRAはそうでもなかったのに。いつもこのパターンだなぁ、最近。
でもヨークシャーティーのは、普通のTBもデカフェのTBも臭いがキツイ。
最近普通の赤ヨークシャーティーのTBを三宮のサンジルシで売ってるんだな。
それでけっこうコスパがいいから40P買ってみた。美味しいけどやっぱりTBは臭う。
リーフも売ってくれないかな。
さて、中を見ると
けっこう赤い。これはケニアが優勢なデカフェの色ですな。
茶葉の匂いはデカフェ独特の匂い。
むむ…これはなんかヨークシャー・デカフェを彷彿とさせるね。
ではいつもの条件でTB付きで淹れてみる。
出来上がったのがこれ。
●ストレート
おぉ…ケニアっぽいからか、これはブラックだ。
EXTRA FRESHと比べたら、濃い黒に近い。
匂いを嗅いでみる。
TBの匂いとデカフェ特有のなんともいえない匂い。
その後ろから紅茶の香りがしてくる。
いい茶葉使ってるのが分かるだけになんともはや。
一口飲むと、デカフェ特有の味とTBの生臭さが前面に出る。
うう…その後に甘みが来るんだよなぁ。
きっとデカフェ臭さがなければ美味しいんだろうな。
でもこれはTBとデカフェ臭が邪魔過ぎて、何も考えずに飲むというわけにはいかない。
うーん…とりあえずミルク入れてみようか
●ミルクティ
甘さがあるし、濃さは普通。PGより濃く、ヨークシャーよりは軽い。
テトレー、M&Sのデカフェと同じくらい…またはやや軽い濃さ。
だがデカフェぽさがミルクティでも緩和されないのが残念。
この匂いの向こうに、いい香りがあるのはわかるんだが、
このデカフェと紙の匂いが付いて回るので、いい香りはあまり楽しめない。
味も同じく、ケニアの酸味とそれなりふくよかなボディが手放しで…楽しめない(笑)
この風味はヨークシャー・デカフェに似ている。
不思議なことに、冷めてくるとこの独特のデカフェの癖というのはだんだん消えてくる。
冷え切った頃には気にならなくなっている。茶葉の香りもなくなるけど。
もしかしてこのデカフェ臭はジクロメの臭いだったりするのかなぁ。
でも、どう調べても「強くて甘い臭い」としか記述がない。
そして、PGもテトレーもデカフェはジクロメのはず。
だれかジクロメの臭い教えてくれぇ!
さて、TBの紙を外して淹れても、デカフェぽさが邪魔をする。
M&SはTBを外せば美味しく飲めたのに。二重苦だ。
でも、塩を少し入れると、デカフェ臭さがいくぶん落ち着き、飲めるかな…程度にはなる。
●後日の追加レポート。
水の硬度をカルシウムで高くすると、デカフェの癖が割と抜けて
本来の甘さと濃さが引き立ち、かなり美味しく飲めることが判明。
塩にプラス、DHCのカルシウム・マグネシウムのカプセルを分解して耳かき一杯くらい添加。
ドロマイト=白化珊瑚なので、水も美味しくなるような(気が…)(笑)
うわぁぁぁ!せっかく、せっかく軟水用なのにぃぃぃ!
わざわざTBを外し、わざわざ塩とドロマイトをひとつまみ入れて硬水に、だと?…ええい、クソ面倒な!
なぜ英国人はデカフェのリーフティを作らんのだ!
●総評
普通に飲んだ場合、デカフェ臭に高品質茶葉が敗退した残念な展開。
言うなれば…(かなり考えて)荒川アンダーグラウンドのニノさんのようだ。
可愛いのに至近距離では生魚と荒川の臭いが(きっと)するっていう…(でもあの漫画でニノさんだけが好き♪)
EXTRA FRESHで期待した分、がっかりした感は否めない。
一番最初に飲んだデカフェ、ヨークシャーデカフェがこうだった。
その後すぐ飲んだPGデカフェがマジ天使に見えたし。
だけど、ヨークシャーは月日が経つと、このデカフェ風味が少しずつ消えていったんだよね。
なにかが揮発とかしてるのか、開封時は匂いがこもってるのか、なんなんでしょうね?
リントンズ・デカフェも少し放っておこう。臭いが消えてくるかも知れん。
UKのケミカル法デカフェもずいぶん飲んだので、この風味には慣れたと思ったんだけどな。
クソめんどくさい回避方法は編み出しては見たが…
何が悲しゅうて軟水用のデカフェを硬水作ってまで淹れにゃならんのか…
でもこの風味…なぜ劣化するんだろう。揮発なのかな。
本気でジクロメの風味なら、かなり残留してるってことだよな。
この程度のジクロメで癌になることは無いと言われてますけどね。
でもなぁ…日本では法律で食品添加物としてジクロロメタンが使用された食品は
製造することも輸入することも禁止されてるからな
胆管癌…うう…カフェインで目が回ってるほうがマシなのか否か?
本気でジクロメの臭いを確かめたい割と本気で
そうだR様…今度ジクロロメタン送って下さい。草々。
★
さて、このたびふとした行きがけの駄賃的にHälssen&Lyonというドイツの老舗紅茶会社のHPを見てたら、
デカフェの面白い資料が見つかったので載せる。
(最近ニュースで「紅茶の葉っぱで日めくりを作り、使い終わった日めくりを
カップに入れてお湯を注ぐと紅茶になる」という珍品の販促品を作った会社)
デカフェについてメソッドを書いている企業側のUK紅茶サイトはあまりないが
ドイツ人だけのことはあって、この会社は一応全部記載している。
・CO2(二酸化炭素):有機含むすべてのグレードや紅茶に適し優しい高圧法。
・E/A:ここで使用される溶媒は酢酸エチルである。緑と黒茶ファニングスと同様、黒Pekoesとブロークンがご利用いただけます。
・M/C:塩化メチレンを使用するプロセス。強いカップ用紅茶ファニングために特に適しています。
グーグルのステキな翻訳なんで、各自脳内で超訳されたし。
「E/A」はエチルアセテート、「M/C」はメチルクロライド(ジクロロメタン・塩化メチレン)の略
これをみれば分かるとおり、ジクロメがなんでUKで多用されているかって言うと
“強いカップ用ファニングス”に適してるからなのだ、ということがわかる。
原文は「black tea fannings for a strong cup」
つまり“TBに入ったイングリッシュ・ブレックファスト用の細かすぎる紅茶葉”みたいなやつね。
もしこれが禁止されたら、美味しいミルクティ用デカフェは作れない。英国人涙目。
ちなみにドイツでは、デカフェは「ENTKOFFEINIERTE TEES」っていうらしいぜ。
KOFFEINをENT(外に)出したってか(entfernen=取り除く。ドイツ語のEnt-は英語のEx-にあたるんだとさ)。
これでめでたくR様のミッション2は終了した。
魚港での壮絶な撃ち合いはUKシリーズには欠かせない見せ場という事を再認識。
R様はクライマックスのツボを心得ていらっしゃる。
と海辺の白いカフェで銃創を癒すNirvana・Cafeだった…
さて、今回もいい加減な予告をしちゃうぞ♪
このあとついに怒涛の超臨界二酸化炭素抽出法デカフェ紅茶ターンに突入するっ!
なぜかは次回を待て!(←大した理由は無くても引きは大事!)