猿八座が稽古場としてお借りしている「心萃房(しんすいぼう)」は新発田市(旧紫雲寺町)東光寺の境内にあります。この辺りには冬の風と砂を防ぐ立派な松林が拡がっています。江戸時代から地元の人々が育ててきた美林を後世に伝える為、毎年イベントが開かれていますが、地元の音楽家とともに、昨年から猿八座も出演させて頂いています。
6月12日(日)、今年は薩摩若太夫さんの語りで近松門左衛門の「嫗(こもち)山姥」廓噺の段。薩摩座による江戸写し絵の上演も予定されています。プログラムの詳細は決まっていませんが、地元の皆さんが販売する美味しいものはいつも開店後すぐに売り切れてしまいます。開始時間は9:30、早めにお出かけ下さい。