猿八座 Saruhachi-za

佐渡の人形遣いの独り言

今年最後の公演

2021-12-28 17:13:36 | 日記

 12月24日、25日は南魚沼市の池田記念美術館で地元のこども園、学童保育の子供達と関係者の方々がお客様でした。25日は雨が雪になり、夜には寒波が来襲、関越道の最寄りの入り口は私達の通過後閉鎖されました。この美術館には小泉八雲文学資料室があるので『怪談』の一話「貉」と「信太妻」を上演しましたが、子供たちは熱心に観てくれました。八海山麓の豊かな自然の中で育った皆さんの伸び伸びした素直な感性を感じました。高橋館長様に来年夏には「耳なし芳一」を、冬には未完成ですが「雪女」をご覧いただければと厚かましくお願いしてきました。

 コロナ感染は続いていますが、猿八座は9月から5公演を無事に終え新年を迎えます。皆様、健康で幸多い年をお迎え下さい。   

  

 人形解説も熱心に聞いてくれた子供達。今井伸治さん(私の右後ろ)は「信太妻」の乳母役で今回、初舞台を務めました。

  

        会場の窓から望む八海山、まだ滑れなかった山麓スキー場も営業を始めたようです。