猿八座 Saruhachi-za

佐渡の人形遣いの独り言

4月新発田公演

2019-01-27 18:09:55 | 公演

 7年前に初演した「阿弥陀胸割」を5年ぶりに再演します。会場は昨年に続いて2回目となる新発田市の三光寺本堂です。三光寺は阿弥陀様をご本尊とする浄土宗のお寺、内陣には浄瑠璃中に、この物語を中国から日本に伝えたとその名が出てくる、善導和尚像もあります。1613年の上演記録があり、400年ぶりに復活上演された古浄瑠璃をお楽しみ下さいさい。

                                                                          


2019年初舞台

2019-01-27 17:17:27 | 公演

 1月12日、ドナルド・キーンセンター柏崎の常設舞台での「三番叟」が初舞台となりました。猿八座の人形を学ぶため、ブルガリアのプロヴディフ州立人形劇場のダニエラ・テネヴァさんが11日から19日まで体験入座しましたが、1週間で三番叟を遣えるようになりました。4年間専門学校で学び、劇場では週に6日公演があるそうで、人形の構造は違っても舞台での表現は万国共通の基本がある様です。今年はブルガリアと日本の国交樹立80周年を記念して、日本の神話を題材にした新作の人形劇が初演されるそうです。

        

        

                  左:ダニエラさん       撮影:(2葉とも)藤田 雅善 氏