今年で連続5年目となる豊田市の琉球カフェ「てぃーだかんかん」での公演、今回は”キツネとタヌキの化かし合い”ではありませんが5年前に上演した「信太妻」と4年前に上演の「狢」の２題です。ムジナは「アナグマの異称」と辞書にありますが「混同してタヌキを指す」ともあり、佐渡でムジナと呼ばれるのはタヌキのようです。因みに佐渡にはキツネはいません。季節に相応しい「信太妻」－子別れの場－と、落語のネタにもなっている「狢」をお楽しみください。
8月27日、福島市旧廣瀬座での「山椒太夫」公演は盛況のうちに無事終了しました。満席のお客様と福島市の皆様に厚く御礼申し上げます。気温は30℃で晴天でしたが、冷房が無い劇場内は外より涼しく、木造建築の素晴らしさを実感しました。開閉して外光の取り入れ、遮断が出来る無双窓や花道も使うことが出来、音響も良く(マイク不使用）この劇場に惚れ込んでしまいました。
「国入り」の場で使った花道
砂丘館公演のチラシが出来ました。予約申し込み受付は9月6日(水)から、一回の定員は30名と少ないのでお早めにご予約下さい。
主催：砂丘館 会場：砂丘館 座敷・居間・茶の間 定員：各回 30 名
料金：一般 2,000 円 中学生・高校生 1,000 円 小学生以下無料（保護者同伴にて幼児入場可）
申込み受付開始日 9 月 6 日（水） 電話・ファックス 025-222-2676 E-mail sakyukan@bz03.plala.or.jp
E-mail、ファックスでお申込みの場合は、連絡先（電話番号）、人数を併記して下さい
今年3月に一部を初演した「鬼界が島」に、「鳥羽作道」と「鬼界が島」の前の場を加え、二段目を全て上演します。豪勇の猛将ながら理を通す能登の守教経(のりつね)が俊寛の赦免状を書く場は、滅多に上演されない場です。
8月27日(日)の福島市旧廣瀬座「山椒太夫」の公演が間近になりましたが、9月、10月の公演予定をお知らせします。
中越沖地震発生から10年が過ぎ、大きな被害があった柏崎では復興を記念して初演された「弘知法印御伝記」の一部を再演します。ドナルド・キーン先生と鳥越文藏先生との対談、今年6月のロンドン公演の映像も紹介します。
翌週、10月1日(日)は村上の「人形浄瑠璃を楽しむ会」の主催で「源氏烏帽子折」を上演します。そのまた翌週8日(日)は新潟・砂丘館で公演、詳細は追ってお知らせします。お楽しみに。
猿八での第4回越敷神社共同舞台は盛況裡に終了しました。岩崎敬さん演出の光の中、300年前の面(おもて)をつけた清水寛二さんと私の人形が坂野正崇さん奏でるサックスと今年新たに加わった岩佐鶴丈さんの琵琶語りで舞いました。
蝉時雨が止んだ暗闇に｢光｣と音が溶け込みます
間近になりましたが、長岡の新潟県立歴史博物館で8月6日(日)、佐渡・真明座が「山椒太夫」を上演します。瞽女歌とともにお楽しみください。
瞽女唄と文弥節で愉しむ 山椒太夫の世界
第一部 11時～12時10分 瞽女唄 会場:常設展示室ロビー 常設展観覧料(一般510円、高大生200円、中学生以下無料)が必要です。
第二部 13時30分～15時30分 文弥人形 会場:講堂
第一部、第二部共に申し込みが必要です。
◆申し込み方法
電話、はがき、ファックスまたはメールで下記までお申し込みください。
第１部、第２部はそれぞれ申込み別となります。
お名前、住所、電話番号、１部２部の別（または両方）を明記してください。
◆申し込み先
新潟県立歴史博物館 経営企画課
〒940-2035 長岡市関原町１丁目字権現堂2247番２
TEL：0258-47-6135 FAX：0258-47-6136 E-mail:koryu@nbz.or.jp
