猿八座 Saruhachi-za

佐渡の人形遣いの独り言

公演予定

2011-08-11 23:38:07 | 出演予定

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        鬼灯(ほおずき)が色付きました。桔梗も萩も咲き秋の気配です。

 8月23日は地蔵盆、旧畑野町中小路の磯吉地蔵という小さな地蔵堂に舞台を組み、地元の青年団と「真明座」が夜の7時半から文弥人形を上演します。子供連れの近所の人達がお堂の前の路上に集まり、昔ながらの芝居を偲ばせる雰囲気がいっぱいです。今年は青年団が「ひらがな盛衰記」粟津が原の段、真明座が「出世景清」訴人の段と牢破りの段を上演します。毎年、青年団の若手の人が主役を遣い、数ヶ月の稽古で見事に演じます。

 ロシア・サハリンの州都ユジノサハリンスクで開催される「第一回サハリン国際人形劇祭ービエンナーレー」に「猿八座」が招かれ、9月9日「信太妻」を上演します。9月18日愛知県豊田市での公演が前から決まっていて、今春から薩摩若太夫さんの語りで稽古を始めましたが、サハリン公演が急に決まり、若太夫さんとの「信太妻」は海外が初演となります。若太夫さんは今後も「猿八座」座付きの太夫を務めて下さいますが、薩摩派説経節以外の浄瑠璃を語るときは渡部八太夫と名乗ることになりました。

市制60周年記念農村舞台アートプロジェクト
  説経操り 「信太妻」-葛の葉子別れの段ー

日時 2011年9月18日(日)18:30開演
会場 豊田市有形民俗文化財 中金町岩倉神社農村舞台(石野地区)小雨決行
入場料 1,000円(但し中学生以下は無料)
チケット販売・問合せ 豊田市文化会館 電話0565-31-8804


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