猛暑の日本を離れて8月10日から丸一月欧州に滞在、10日間「SADO」を公演しました。人形遣いと人形の関係を新しい視点で捉え、電子音楽、3Dアニメーションに落とし込まれた日本画家木村了子の作品とを融合させたピアニスト向井山朋子の演出はオランダとポーランドの観客に、あるいは伝統人形芝居の舞台を観るよりも遥に強く日本を印象付けたようです。
向かって左から音響の堤田祐司、 テクニカルディレクター 遠藤 豊、向井山朋子、私、オランダGroningenの会場スタッフ3名
次の猿八座公演は11月5日(日)今年開館10周年を迎えたドナルドキーンセンター柏崎と次週12日(日)は村上で「弘知法印御伝記」前半の3段を上演します。