猿八座 Saruhachi-za

佐渡の人形遣いの独り言

台風の当たり年

2018-10-10 21:40:32 | 日記

 9月29日、30日の高柳公演は台風24号を気に掛けながら、無事終了しました。今年は「酒の館」での上演前に黒姫神社で「三番叟」奉納もあり、二日目は中止を覚悟していましたが、お客様の行き帰りにも雨具は殆ど不要でした。

        

 一週間後の10月7日に台風25号が新潟に最接近、佐渡汽船は欠航しました。予告しませんでしたが、今年も愛知県豊田市の琉球カフェ「てぃーだかんかん」で公演。前日に海を渡っていたので、7日の稽古、8日の公演を無事終えました。「てぃーだかんかん」は語り手・古屋和子さんの紹介で、猿八座が5年前から毎年公演していますが、今年は古屋さん(写真向かって左)と琵琶奏者・塩高和之さん(同、左)の語りと琵琶に人形を付けさせていただきました。古屋さんは「猿八座」旗揚げ公演「説経・をぐり」の語り手です。今回は東大寺を炎上させた平重衡(清盛の五男)と、その妻、大納言佐(だいなごんのすけ)を中心に平家物語の一部を上演しました。