猿八座 Saruhachi-za

佐渡の人形遣いの独り言

平家琵琶と猿八座の公演

2016-01-12 18:15:38 | 公演

 昨年「平家と源氏」でご一緒させていただいた平家琵琶の鈴木孝庸師と、今年も新潟大学の栗原隆先生のお世話で猿八座が競演させていただきます。先ず、平家物語の「先帝御入水」と「能登殿最後」を鈴木孝庸師が琵琶弾き語りで演奏、その後、猿八座が小泉八雲原作の「耳なし芳一」(「怪談」の一話)を上演しますが、劇中、芳一がこの二段を平家の亡霊の前で語る場面があります。鈴木先生はご自身で前田流平家琵琶を演奏なさいますが、平曲の研究家で2013年まで新潟大学の教授を務められました。平家琵琶と人形浄瑠璃の競演をお楽しみ下さい。